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介護職のみなさん、一緒に看取りケアを勉強しましょう!

2017年12月10日(日)

毎日毎日、介護職からの電話に懸命に対応している。
緊急電話の8割は、介護施設のスタッフからである。
しかし限界に近いので、教育をさらにやろうと思う。

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多くの介護スタッフは、真夜中にパニック発作に襲われる。

・血圧が100
・酸素飽和度が90以下
・37.5度の発熱・・・

たったそれだけの変化でも不安になり、夜中の3時でも平気で電話が鳴る。
医者に報告することが仕事だと思っているし、それでパニックが解消する。

介護施設での看取りに関しては、悲惨な時がある。
スタッフがなにも知らないのだ。

看取りの経験ゼロ、知識ゼロというスタッフが1人で当直をしている現実。

大手介護株式会社は本部命令で看取りはしないで、救急車で外部に投げる。
怖い、面倒、訴訟、警察沙汰になるのではというのが看取り拒否の理由だ。

しかし寝ている間に亡くなった人は、そのまま看取りになるしかない。
しかし知識も経験もゼロのスタッフは、慌て取りみだして大変な事に。

誤った知識を刷りこまれている人もいる。
ちゃんとした教育を、受けていないのだ。

国はそんな介護施設での看取りを推進してるが、そんな現状は知らない。
だから国に変わって立ち、国立かいご学院を開設しているが肝腎な人は来てくれない。

介護現場への投資を怠ったツケは、現場の医療スタッフに大きな負担がかかる。

ショウタキにもカンタキにも訪問診療が入れない。
グループホームには、必要な訪問看護が入れない。

医療保険と介護保険の制度の違い、医療の法律、看取りの法律、看取りの後、
グリーフケア、など教えることは山ほどあるが、その機会はあまりに少ない。


今日も看取りが2人あった。
今週は毎日お看取りがある。

今日は深夜まで往診など仕事に埋没している。
クリニックを行ったり来たりで深夜まで仕事。

自分の放送があったようだが、観れていない。
酷い内容だったようでお叱りのメールを頂く。



しかし現場の人間なので、時間が許す限り、現場を渡り歩く。
特に土日祝や深夜は、ファーストコールなので大忙しである。

眠れない(眠らせてもらえない)日々だが、年々悪くなるばかり。
介護施設のスタッフの入れ替わりが激しいから、初心者ばかりだ。

こんな現場の声が行政に届いて欲しいが、底辺医者では無力である。
せめて自分のできる範囲で頑張るしかない。

だから・・・
介護職員のみなさん、来年も、一緒に看取りケアを勉強しましょう!

「国立かいご学院」はさらに強化する。
ガンガンやるので、来てくださいね!

いや、まだ今年の講座があったよ。
12月12日は遠隔看取りの講座。→こちら


「医療と介護の連携」というが制度の不備が邪魔をしている。
少し変えれば解決するのだが、底辺にはそれができない無念。



PS)

今年もあと3週間となった。

クリスマスも年末年始も私たちには関係ないが、
皆様はインフルに気をつけて楽しんでください。

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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

介護職員の方は大変ですね
ひとりぼっちの闇夜は誰でも魔の時間です
太陽に照らされていない時間がこんなにも自分を不安にさせてしまうなんて…
明け方のカラス「カァ」の一声に我にかえる日々です


一人で皆さんに何事もない朝を迎えてもらうまで
とても気が張り詰めてらっしゃる事でしょう
何かあれば自分の責任になってしまうでしょうし…
そんな時に先生の声とアドバイスを聞けばきっと元気が出るのだと
思います


介護職員の方も入れ替わりが激しいでしょうから
いくら一生懸命教えてもまた1から伝えるなんて
頻繁な事で途方にくれることもあるかと思います


でもこんな事では身がもちませんよ
なんとかならないでしょうか…
一人で出来ることは限られています


先生の志を受け継ぐ若手のジュニアもいっぱい、いらっしゃるでしょうし
このブログを読んでらっしゃる力ある方もいらっしゃると思いますが
スルーなんでしょうか…


今は他人事でもいずれは必ず向き合わなければならないことですのにね
あらためて間際になって慌てふためくのでしょうか…


一人では何も出来ませんが、みんなで力を合わせて
いのちのバトンをいい形でつないで行ける事を切に願います


Posted by フクロウノモリ at 2017年12月11日 01:12 | 返信

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