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在宅医療に必要な費用
2018年01月23日(火)
医者や看護師が家に来からお金かかるやろな・・・
多くの人がそんなイメージではないだろうか。
太田秀樹先生の解説を参考にしてほしい。
多くの人がそんなイメージではないだろうか。
太田秀樹先生の解説を参考にしてほしい。
「最期まで自宅」はお金がかかる? 在宅医療に必要な費用は
AERA - Yahoo!ニュース → こちら
「最期まで自宅」をかなえるには、在宅医療が必要になりますが、その費用も気にかかります。どのようなところに医療費がかかっているのでしょう。好評発売中の週刊朝日ムック「さいごまで自宅で診てくれるいいお医者さん」では、全国在宅療養支援診療所連絡会事務局長の太田秀樹医師に取材しました。
* * *
在宅医療のベースとなるのは、医師と看護師の定期的な訪問による診療や看護です。この費用は必ずかかることになりますが、高齢者の場合、訪問看護の費用は介護保険の扱いとなり、がんの末期など特に指定された病気では医療保険(健康保険)に組み込まれます。ただし、患者への請求は医療保険分も介護保険分も一括しておこなわれます。
事前に医師や看護師だけでなく、ケアマネジャーともよく相談して、どれくらいの頻度で来てもらうのかを決めます。病状が安定していれば訪問診療は1カ月に1回、訪問看護は1カ月に2回(隔週1回)程度で対応できるとされています。
積極的に治療が必要な病気や、医療処置が必要な場合には、病態に応じて訪問診療や、訪問看護の回数は増えます。
たとえば、がんの終末期の場合、痛みやつらい症状が出ると、それを抑える治療のために、訪問診療が毎日のようにおこなわれることもあります。
このほか、自宅と有料老人ホームやグループホームなどの施設で在宅医療を受ける場合には費用が変わり、自宅では在宅時医学総合管理料、施設では施設入居時等医学総合管理料がかかります。
以上の基本的な費用だけで、1カ月に4回の訪問診療と8回の訪問看護の場合、1割負担で1万数千円となります(70歳以上の自己負担割合は、所得などにより2割や3割の場合もあります)。
■1カ月の自己負担額には上限が決められている
この基本的な費用に、使った分の薬代(薬剤料)などが加わります。また、重症化すると在宅でさまざまな医療機器を使うことがありますが、その使い方の指導や管理に対して在宅療養指導管理料が加算されることになります。
在宅療養指導管理料に含まれるのは、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などに対する在宅酸素療法や、口から栄養が取れなくなった患者への高カロリー輸液や経管栄養法などです。このうち、経管栄養法のための「経腸栄養輸液セット」など、医療機器そのものに特定保険医療材料料がかかるものがあります。
そして、がんの末期に、総合的な在宅医療計画を立てたうえで、一定以上の頻度で訪問診療や訪問看護を受けると、ターミナルケアである在宅末期医療総合診療料が加わることがあります。
以上は在宅医療としての費用であり、実際には多くのケースで介護にかかわる費用も発生します。こうなると費用負担が不安になります。しかし、高額療養費制度により、1カ月当たりの自己負担額には上限が決められており、それ以上は支払わなくてすんだり、払い戻されたりすることになっています。
(取材・文/近藤昭彦)
※高額療養費制度とは?
1カ月に支払う医療費が高額になった場合、自己負担額を、決められた上限額までにとどめるしくみです。70歳以上の多くの人の上限は1万4000円となっています(2017年10月現在)。
監修/太田秀樹医師(全国在宅療養支援診療所連絡会事務局長、医療法人アスムス理事長)
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費用を含めた在宅医選びに関する私の講演会が4つある。
1月27日の東京公演は既に満員御礼になったが、
以下の3つはまだ予約可能なので、よろしければ。
2月25日(日) 大阪 朝日カルチャー 在宅医選び →こちら
3月24日(土) 新宿 朝日カルチャー 在宅医選び →こちら
3月31日(土) 芦屋 朝日カルチャー 独居の在宅 →こちら
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