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日本の医療はカオス

2018年03月28日(水)

毎日、たくさんの患者さんを診ていて思うことが沢山ある。
フリーアクセスX無知=カオスとなり社会保障費は膨大に。
診療報酬改定の度に悪い方向に向かっているように感じる。
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連日連夜、こんな患者さんのお相手をしている。

・認知症・多剤投与・項介護認定なし・家族遠方の人
・独居の認知症はいいとしてお金が無いので在宅拒否
・多重受診と瀕回119番の頭の中が不安だらけの人
・90代の老衰の親を、大病院に入院させたい子供達
・本人が強く在宅療養を望んでもホスピス信仰の子供
・やたら睡眠薬や向精神薬を要求する生活保護の人
・朝から重症なのに、夜の診察終了後に受診する人
・保護費を全部パチンコに使い、私に借金をねだる人・・・・

まさに、カオスの中での医療である。


交通システムに喩え得るならば、私たちの周りの道路には
信号や標識や交通ルールがあるので、公道を自由に走れる。

規則を守らない人や暴走族は警察に捕まり、矯正される。
だから公道を走る自由と言っても規則内での自由である。

しかし医療の自由(フリーアクセス)は規則の無い自由である。
もし車であれば、あちこちで渋滞や事故が起こるようなものだ。

いくら医療制度や介護制度を、いじってみても、
肝心の市民にもっと知ってもらわないと無意味。

今の制度には、信号や標識のような交通ルールが無い。
多くの市民は、それぞれのイメージで自由自在に受診。

こんなんでいいのかな。
国はつぶれないのかな。

そう思いながら(嘆きながら)、診療している。
診療自体はたの楽しいことも多いが疑問も多い。


そんな中、スマホを見ると。
「小中学校の授業に医学を」帯津良一が主張する理由 Yahoo!ニュース →こちら

ホント、帯津先生が言われるとおり。
鍵は教育しかない、と私も強く思う。

国や官僚には、もっとしっかりして欲しい。
国の発展につながる信号や標識を真剣に考える時だと思うのだが。

しかしテレビを観ると、まさに「嘘に嘘を重ねる人」が出世するのが日本社会。
真面目でまともな神経の人は運が悪ければ板挟みになり自殺するしかない日本。

生きているうちに、なにか大きな転機が来るのだろう。
歴史なんてこんなもんだろうしあと何十年も生きない。

だからどうでもいいか、という無力感に襲われる。

エライ哲学者が死ぬ時にこう言ったという。

「人生を生きてみて、人生にはなんの意味も無いことが分かった」と。

今夜は、夜間の往診の後、医師会の地域包括ケア委員会に出席。
求められたのでいろいろ意見を述べたが誰かの役に立つのかな?


カラオケで「なぜ生きて行くのかを・・・」と歌ったら、81点だった。

「ならば」と「何も言えなくて冬」を歌ってみたら、82点に上がった。

頑張っても、下手は下手。
でも頑張る、医療も歌も。

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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

連日連夜のこんな患者さん・・・に笑ってしまった。
たいへんですよね~~~。
私、医療介護業界に(業界人として)足を突っ込まなくて済んで、ほんとに幸せです。
私が死ぬまで、節約すればおカネは何とかなるから、
ゼッタイに医療介護業界に職業として関わりたくない。
利用者としてもゼッタイにお世話にならずに済むように日々精進して年を取ります。
が、問題が、ある。
それはご近所。
軽度認知症らしきご老体ばかりなのです。
「要介護認定受ければ要支援くらいはつくから、デイサービスに行ったり、定期的にヘルパーさんに来てもらった方がいいよ」と忠告はするのですが・・・
子供さんがいても寄り付かない。
ヘタに関わるとどんどん依存してくる図々しい老人たち。
私に関係ないでしょ!とビシャっと切ると悪口を言いふらす。
近所はムズカシイよ~~~
桑原くわばら南無阿弥陀仏、寄るな触るな近寄るな~~~

Posted by 匿名 at 2018年03月28日 04:52 | 返信

私、今年65歳ですが、カラオケ、やったことがないのです。若いころギターをやっていたのでフォークソングの弾き語りはやっていたのですが、カラオケ、ゲーセン、パチンコという店舗に入ったことが無い。
最近、近所に、カラオケもランチもある一応はスポーツジムができました。
10人くらいの風呂もあるので風呂には行ってますが、カラオケもやってみようかな、と思っています。

Posted by 匿名 at 2018年03月29日 02:49 | 返信

近所の高齢者の件ですが、昔々は「隣組」に代表されるように、近所同士仲良く一体となってお国のために協力し合って助けあう、意識が強かったわけです。
こういった古い考え方から抜けきれない高齢者は、近所の女性に買い物を頼んだり医者に連れて行ってもらったりすることを「当然」と考える傾向が強いです。また「介護保険を使ってヘルパーさんに来てもらう」といった発想自体を拒否する。「カネがかかるからイヤだ」も理由のひとつ。彼らにとって身の回りの世話をしてもらうのは「タダが当然」なのです。
このような老人に、助け合い精神で関わってしまって、万一事故に巻き込まれたら、責任はどうなるのか。
たとえば「ちょっとそこまで乗せて行って」と頼まれて断れなくて近所の老人をスーパーまで車に乗せてあげた。でも降りる時、老人が転んで骨折した。骨折した原因は老人本人にあるのだけれど、よくあるハナシのように老人がウソを言って「この人が急に車を動かした」なんて作話されると、どうなる???
誰も見ていないし証拠も証人もいないわけです。その老人が呆けているといってもいつも常に呆けているわけではないし、ウソかホントか、第三者にはわからない。

ヘルパーとか介護師といった仕事で老人と関わる場合にも、こういった、老人にウソをつかれる危険性は多々あるけれど、万一、この例の場合のように「骨折」原因がヘルパーにあると認められてしまっても「業務上過失」です。普通はこういった場合に備えて事業所が保険に入っているからヘルパーさんの負担にはならない。

ところが、ご近所の女性は業務ではないから、治療費を要求され看護まで要求され日々お見舞いに行って謝り続けても、誇大妄想の老人は近所に言いふらす。タイヘンなことになる。

「助け合い」というのはものすごく危険を孕んでいます。
一般人が、やさしい気持ちから助けてあげるよりも「もし何かあった時、責任を持てませんのでできません」と断って、「助けることを職業としているプロ」を斡旋すべきだと思います。

Posted by 匿名 at 2018年03月30日 02:50 | 返信

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