- << 尼崎にも在宅療養ハンドブックが出来た
- HOME
- 日本の医療はカオス >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
ドネペジル少量投与のエビデンス
2018年03月27日(火)
「4種類の抗認知症薬の増量規定」を私たちの活動で撤廃させて1年半が経つ。
みんなが幸せになるかと思いきや、今でも主要メデイアは適量処方を報じない。
厚労省で記者会見を2回行ったが朝日新聞は「少量投与のエビデンスが無いと。
みんなが幸せになるかと思いきや、今でも主要メデイアは適量処方を報じない。
厚労省で記者会見を2回行ったが朝日新聞は「少量投与のエビデンスが無いと。
抗認知症薬の増量規定を撤廃させて
適量処方が出来るようにしたのだが・・・
果たして、認知症の人の福音になったのか?
待っていたのは、認知症界の重鎮からの罰則や
メデイアを含む様々な輩からのバッシングだけ。
如何に製薬企業と医学界の癒着が強いかは想像できるだろう。
そしてお金さえあれば「エビデンスもどき」の改竄も可能だ。
「少量投与のエビデンスを出せ」と迫る、認知症界のお御所たち。
製薬会社が造った「エビデンス」で、洗脳セミナーでアルバイト。
1998年当時のドネペジルの第Ⅱ相臨床試験の論文を見なおした。
ドネペジル発売の前年であるが、1mg、2mgの治験もしていた。
そして1mgも2mgも効く人がいることがちゃんと書いてある。
副作用があるという結果は、少しだが効く人がいることでもある。
しかしドネペジルは1999年の発売後、増量規定により
15年間、売り上げを伸ばして莫大な利益を手にしてきた。
現在も「増量規定撤廃」を知らない医師がたくさんいる。
介護認定審査をしていると「パニック処方」が沢山ある。
パニック処方とは、最高量の抗認知症薬+向精神病薬のこと。
熱湯と冷水を同時に飲ませる医療が、最高の専門医療という。
適量処方を実現させたら、「エビデンスが無い活動をしてけしからん」
として私を処罰をした医師が認知症医療界のリーダーであるのが現実。
森友事件では政治家と官僚の忖度は当たり前であることが明らかになったが
私たちの活動は、医療界と製薬会社の忖度やズブズブの癒着を明らかにした。
森友事件での国家的損失は、8億円+1年間の国会空転費用だ。
抗認知症薬事件での損失は一昨日述べたように1兆円を超える。
ついでに言うなら、以前から指摘しているように、警察と検察による
身内の犯罪のもみ消しなど日常であることは容易に想像できるだろう。
まあ、世の中、そんなもんだよ。
そんな声も聞こえてくるのだが・・・
真剣に向き合えば、自殺した官僚のように命を取られる。
週刊誌には3人も自殺したのに当事者たちは知らぬ顔だ。
日本は、まさに忖度国家なので、悪だくみ仲間が牛耳る。
だから医者の言い分など信じないほうがいい場合が多い。
以下、ドネペジルのの少量投与の”エビデンス” 第Ⅱ相試験をよく読めばそこに書いてあった。
- << 尼崎にも在宅療養ハンドブックが出来た
- HOME
- 日本の医療はカオス >>
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
この記事へのコメント
日本は戦争に敗けても、ちっとも反省していない奇妙な国なんですね。
「子供を産まなくて良かった」なんて言っちゃいけない事を考えてしまいます。
でも同時に、自分自身の老後も、あんまり幸福な最後を迎えるとは想像できません。
母の友達も高齢女性は「老後が心配なの」と言っていましたけど、その通りキリスト教関係者の知り合いによってショートステイに10日も行かされて、帰り着いた自宅マンションで心不全を起こし、収容された救急病院で転倒して股関節骨折を起こし、死んだ主人の姪に全財産を盗られ、キリスト教関係の特養で「私のマンションに帰りたい」と言いながら、死んでしまいました。
何故老人に何の権利も無いのか、なんであんな死に方をするように法律が成立しているのか、戦前の日本とちっとも変わらない国だと思います。安倍首相のお爺さんの岸信介や中曽根康博も戦争中は、大本営の仲間なんです。
Posted by にゃんにゃん at 2018年03月29日 05:09 | 返信
平川亘先生の本をサッと斜め読みしかしていませんけれど、「脳梗塞性認知症」と「アルツハイマー」との境目は、はっきりしていないという記述があります。
だとすれば、私の母が「多発性脳梗塞」であったのかごく初期の脳梗塞であったのかは不明ですけど、将来のアルツハイマーになる前に1mmgのアリセプトを飲んだのはアルツハイマー防止の薬としては効果があったということかもしれません。しかし脳梗塞であればエパデールとメバロチンと鍼灸、特に灸等を第一選択にしたのにと思います。晩年「口が効けない。右手でお箸をもって食べ物を掴んで食べられない。一歩も歩けない」と言う症状は、アリセプトの副作用なのか、脳梗塞自体の末期症状なのかも不明です。8年目に、2軒目の脳神経外科でMRI写真を撮って貰った時はチャンと脳室が写っていましたけど、9年前に初めて受診した脳神経外科では脳室の潰れたまるでコンビーフの缶詰めを開けた牛肉の塊みたいな、脳梗塞の末期のようなCT画像でした。そのはじめの脳神経外科の検査も診断も何もかもデタラメなのではないかと思います。市内のお医者さんも自分の患者は、その脳神経外科には診せずに、西宮の協立病院の脳神経外科に回すそうです。その脳神経外科は、自分も脳梗塞で倒れたのに、今でも毎晩居酒屋で大酒を飲んで、患者さんに当たり散らしているそうです。気違いが白衣を着てお医者さんのフリをしているのです。気違いに刃物です。
Posted by にゃんにゃん at 2018年04月11日 03:27 | 返信
私は、母の脳梗塞に良いと思って、「釣藤散」も購入して飲そうとしたのですけれど、母が「散薬で飲みにくいに、飲まなければいけない薬が多すぎる」と文句を言ったので、飲ますことを諦めました。
当時の私は、お医者さんの薬の他に、市場の中の薬局でいろいろサプリメントも購入して、あれはまさに「多剤投与」の見本みたいでした。
Posted by にゃんにゃん at 2018年04月13日 05:25 | 返信
私は、母の脳梗塞に良いと思って、「釣藤散」も購入して飲そうとしたのですけれど、母が「散薬で飲みにくいに、飲まなければいけない薬が多すぎる」と文句を言ったので、飲ますことを諦めました。
当時の私は、お医者さんの薬の他に、市場の中の薬局でいろいろサプリメントも購入して、あれはまさに「多剤投与」の見本みたいでした。
Posted by にゃんにゃん at 2018年04月13日 05:26 | 返信
わたしの親父は少量投与(1.5)で効果が出ているエビデンスの1人です。
副作用もありません。
先生方の苦労のおかげでわたしたち家族は救われています、ありがとう!がんばってください!
Posted by とおりすがり at 2019年11月15日 12:57 | 返信
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: