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「納棺体験」は何度やっても身が引き締まる

2018年06月13日(水)

7月7日夜の部の「還暦ライブ」まで、1ケ月を切った。
忙しい診療の合間を縫って、いろんな準備に入っている。
なかでも「納棺体験」は、何度やっても身が引き締まる。

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昨日は、友引だった。
予想通り、葬儀は少なかった。

近くにある「ベルコ尼崎駅前店」に電話をして
会場が空いている時間に、納棺体験をさせて頂いた。

いやー、何度入っても納棺体験は慣れない。
正直、あまりいい気持ちではない。

しかしいつか100%この棺に入るのだ。
棺に入れないと遺体の火葬許可が出ない。

そう思うと、なにか悲しくなると共に、身と心が引き締まる。
でも本当に死んだら、棺の中に居ることが分からないのだが。

そう、死は所詮他人事。
だから考えても仕方がない、と多くの知識人は言う。

しかし凡人の私は「そうは言っても、なにか考えておきたい」派だ。
いくら考えても関係無いのであるが、それでも考えたい性分である。

隣の美女はこの葬儀場で働く人で「何度も納棺体験している」と。
しかし、店長さんはなぜか「一度も入ったことが無い」とのこと。

まあ、葬儀屋さんにそんな質問をする医者も珍しいはず。
しかし私の「死の探求」は、死ぬまでまだまだ続くのだ。

というわけで、7月7日夜の部は「生前葬&還暦ライブ」である。→こちら
一生に一度きりの大仕事だと思いながら、着々と準備をしている。

すでに多くの申し込みを頂いている。
申し訳ないが夕も夜も有料の会です。

夜の部は、香典代わりに参加費を振り込んで頂き、チケットと交換。
リッツの豪華デイナーとフリードリンク付きなのでどうかご了承を。

もちろん、来れば来るほど、大赤字が膨らむことになっています。
しかしお世話になったみなさまへのせめてものお返し、のつもり。



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この記事へのコメント

棺に入らないと火葬許可が出ないって…知りませんでした

Posted by 宮ちゃん at 2018年06月13日 10:16 | 返信

40年前に上映された「男はつらいよ」のワンシーンです。
寅さんが自分の野辺送りについて、こんな思いを話します。

「江戸川に3艘の屋形船を浮かべて、先頭には俺の棺桶、2番目には身内、3番目には町内会の連中を乗せる。
花火を打ち上げて、パッと明るく送ってくれ」

これを聞いた家族は情けないと激怒します。
でも40年経った今では、宇宙葬やイベント化した葬儀など、昔では考えられなかった派手なものも出てきました。まさに寅さんの時代がやってきたと言えるでしょう。

Posted by すみれ at 2019年01月20日 12:47 | 返信

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