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認知症なんでもTV第二弾
2018年06月16日(土)
多くの認知症当事者や御家族の方に、観て欲しい。
この番組は、今後も続いていく。
認知症なんでもTV #02-1
「長尾和宏先生との対談その1」を公開いたしました。
https://youtu.be/o7_6EV9CuNk
ちなみに、過去分も。
「認知症なんでもTV #01-1」
https://youtu.be/0ULSQkzQJYI
今後「一般社団法人 抗認知症薬の適量処方を実現する会」は
YOU TUBEを使って、情報発信していくのでよろしくお願いします。
ところで・・・
アルツハイマー病治療薬・
フランスで医療保険から外れる
変わる認知症治療の潮流とは →こちら
6月1日、フランス厚生省(社会問題・健康省)はプレスリリース(※1)を発表。「現在、アルツハイマー病の治療のために使われている薬(※2)を、8月1日より医療保険のカバーから外す」としました。
今回、対象となった薬は、アルツハイマー病で認知症になった人の症状の進行を抑制するものとして、日本でも広く使われています。もちろん医療保険でカバーされ、必要な人は1割~3割程度を自己負担すれば手に入れることができます。
もし医療保険から外れると、手に入れるには全額が自己負担となり、本人が支払うお金が高額になります。
アルツハイマー病による認知症になった人にとって、薬が使えるかどうかというのは深刻な問題です。なぜ今回、フランスでは「医療保険から外す」という結論に至ったのか。その背景を探りました。
アルツハイマー病治療薬のメリットの証拠は不十分?
フランスには2005年に設立されたHAS(高等保健機構)という公的な組織があり、医療保険でカバーする薬や医療技術などの臨床効果を評価しています。
いちど医療保険でカバーが認められた薬でも、その後、実際に使ってみると思ったような効果が出なかったような場合には、カバーを外すべきだと勧告することもあります。
2016年10月、HASはアルツハイマー病治療薬の臨床的な有用性に関する検討結果を公表(※3)しました。
世界中でこれまでに発表された研究を調べた結果、薬を使うことで施設への入所を遅らせたり、病気が重症化するのを抑制できたりなどの「良い影響」を示す証拠は十分ではないと指摘。
その一方で、消化器系や循環器系などへの有害事象は無視できないとして、これらの薬を「医療保険でカバーするのは適切ではない」と勧告しました。
そして、冒頭の厚生省による決定につながったわけです。
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この記事へのコメント
フランス厚生省(社会問題.健康省)が、抗認知症薬を保険から外すとしたのは、賢明な処置だと思います。今や、世界中の製薬会社が、「認知症」の薬の製造販売から撤退しています。
日本でも「アリセプト」は、アルツハイマー型認知症のごく初期にしか効力がないと患者さんの家族が言っていました。私の母のように、ロクに検査もせずに「アルツハイマー」と診断されて「アリセプトを飲むように」と言われて、アリセプト3mmgを、ハサミで割って9年間服用していて、「一歩も歩けない、口も効けない、右手でお箸でご飯を掴んで口に運べない」と言うパーキンソン症候群にしてしまったのは、家族である私だったのです。
今後増々の抗認知症の増量規定撤廃の徹底を望みます。
Posted by にゃんにゃん at 2018年06月18日 06:47 | 返信
長尾先生、なんだか青髭みたいにお顔の下半分が浅黒いですね。
河野和彦先生みたいに、コールマン髭でも生やすのですか?
Posted by にゃんにゃん at 2018年06月19日 01:59 | 返信
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