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天野篤先生の「佳く生きる」

2018年08月06日(月)

天皇陛下の手術をされた天野先生がまた本を書かれた。
「佳く生きる」という本が届き、読ませていただいた。
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人生の全てを医療にかけている医師の言葉は重い。
私のような凡医には大きな励みになる言葉ばかり。

天野先生は私の一歳上。
私もまだ頑張らないと。

「佳く生き」ないと。
と、言い聞かせた日。


あとがきに「往生際が悪い医者でありたい」
と書いてあったので、思わずギョッとした。

もしかしたら、私に宛てた言葉?
いつも「往生際が悪い」と書いているから?

そう言えば、この春にお会いした時に私の顔を見て
「終末期医療はねえ。。。」と、言葉を濁された。

キュアとケア、とよく言われるが、「僕は生涯キュアを追求したい」
という天野先生のいわば”挑戦状”を読みながら複雑な気持ちになった。

私もその気持ちは分かる。
だから早期発見・早期治療もたくさん行っている。

しかし医学の力で救えない命もある。
いや、どんな命であっても最期は100%医学で救えない。

そこに寄りそうことも医学である、と思うので頑張っている。
しかし必死で手術する医師からすれば、終末期医療なんてトンデモなのか。

そういえば、病院が主催する講演会に呼ばれて講演すると
講演後に必ず、誰かに「嫌味」を言われる。

「そんなに平穏死が好きなの?」
「患者は本当は病院死を望んでいるんだよ」
「君は頭おかしいね」・・・

だったら呼ばないで、なんて言いそうになるがそこは還暦。
ぐっと我慢して、「そうですね」と微笑み返しをしている。

おそらく石飛幸三先生も中村仁一先生も同じ経験をしているのでは。
終末期医療の話をしたら、思わぬとことから思わぬ矢が飛んでくる。



PS)
今日は数件の訪問診療のあと、両親の墓参り。


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この記事へのコメント

病院、クリニック、在宅診療…
それぞれ役割があって
うまく協働していけば いいと思うのに なぜかうまくいかなくて 日々 苦しいです

今日は 18時回ってから地域包括支援センターからの相談でした
末期ガンの方で今年2月に余命3〜6ヶ月と言われたそうです
10日前から寝たきりになって 本日 地域包括支援センターに相談に来られて 市役所へ申請に行かれたようです
訪問看護は 療養上のお世話でも 医師の指示書が必要になります
この医師の指示書がない限り 訪問には行けません
大きな病院と外来だけのクリニックに受診されており 大きな病院への定期受診は まだ先なので ご家族は先生に訪問看護を使いたいと意思表示しないと指示書は出ません
往診には来てくれない先生から指示書を出していただいた方良いのかと考えるが 医療用の麻薬など対応は厳しい
できることなら 始めから 24時間対応してくださる在宅専門医がいいに決まっているのに なかなか繋げることができないもどかしさを感じます

この想いを どう伝えれば もっとうまくいくのか…
誰か教えてください!…と叫びたいです
特に 末期ガンの方は 認定結果が出る前に 終わりを迎えるってこともよくある話です

Posted by 宮ちゃん at 2018年08月06日 11:26 | 返信

お墓参り、ご一緒にいらっしゃる先生と瓜二つ、だけど美人でとても愛くるしいお顔の女性は、絶対、先生のお嬢様ですよね。 いつも老体に鞭打って働いているいらっしゃる先生の心のオアシスに間違いありません。なんだか、とっても嬉しくなりました。先生、人生捨てたもんじゃないですね。生きていればいいことあるって教えてくれてるような本当にいい素敵な写真です。感動しました。ありがとうございます。

Posted by 遠い声 at 2018年08月07日 01:11 | 返信

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