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第7回「やよい会」で歌った

2018年11月17日(土)

今日は、第7回やよい会に参加して挨拶して、歌を歌った。
「やよい会」とは、当院で在宅看取りをした方の家族会だ。
旅立たれた本人も空の上から私たちを見守ってくれている。
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死んだら、終わり、
ではない!

死んでからが、ご縁の始まりなのさ。
なにかのご縁でつながっている私達。

そんな想いから始まった「やよい会」も第7回だ。
当初は3月にやっていたが、今は11月になった。

ケアマネさんや看護師さんたちが運営してくれている。
約60人のみなさんとの2時間という僅かな時間共有。

1年前にお看取りさせていただいた方もいれば
7年ぶりにお会いしたしたご家族もいて感無量。

冒頭のご挨拶に続いて、ひとつの歌をアカペラで歌った。

「千の風にのって」

歌詞を覚えきれない還暦には、アカペラのほうが歌いやすい。
音痴でも歌詞を忘れて中断しても100%、最期まで歌える。

心を込めて歌った。
歌いながらいろんな人のお顔が頭の中に浮かんできた。

その瞬間、その人がそこにいる気がしながら、歌った。
下手だけど、その時のベストを尽くすのが人生だよね。

明石の清水メデイカルクリニックのスタッフも参加してくれた。
みんなで泣いて、みんなで笑う会が、今日の「やよい会」です。








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この記事へのコメント

看取って下さった先生やスタッフと、後の交流があるなんて、ナント幸せなことか。
ある趣、お寺さんが本業のところを全て請け負っていらっしゃるようです。
お坊さんの話に依れば、昔々はお坊さんが、仏の道を歩き始めようとしている現世の人
(この世での命を終えようとしている人)の旅立ちに際して、「枕経」: 読んで字の如し
枕元でお経を読んで下さって、それを聞きながら人は息を引き取ったそうです。
(お経は縁起が悪いものでは無いということです。)
仏教にしてみれば、死は死ではなく、仏の道を歩み始める旅立ちの時です。
生きている間は「修行」なのですから。
そして七日・七日・ごとに歩を進めている仏様にあい対して、お経があるそうですから。
残された者が、死を思う時(考える時)に、死ぬ瞬間ではなくて故人の生前を思い忍ぶことが
何より大事であると、お坊さんは説法なさるでしょう。
節目、節目に手を合わせながら、故人を思い忍ぶこと。これが供養だそうです。
看取りという瞬間を立ち合い、そして、その後を供養して忍ぶ会があるという..
それは正に、和尚さん//"和" 寺 さん の如しです。

Posted by もも at 2018年11月19日 07:43 | 返信

尊厳死を実践しておられる長尾先生を冷やかしているのではありません。
元来、日本では死を医師に委ねるものでは無かった気がします。
昔々は家で死ぬのが当たり前であったのに、どこか死を忌み嫌うもの
不条理なもの、というような精神が根付いてしまったのかな、と思います。
死ぬ時と対峙するのが怖くて、人の命と向き合っておられる、医師という
職業に委ねることに変化していった、その結末が「管だらけ」。
他人事であれば(客観的に見ることができれば)、どう考えても(自然であれば)
死を迎えた(迎えつつある)タイミングであるのに、それを直視できない
受け入れられないがために延命処置への同意になるのかな、と思いました。
尊厳死、とは遥か昔・太古の時代からの教え(仏教)を学ぶと理解し易いのかも
知れません。
以前、尊厳死協会の講演にお坊さんが登壇なさったことがありました。
現代風なお坊さんでした。

Posted by もも at 2018年11月19日 10:40 | 返信

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