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介護福祉士に認知症の病態生理を講義
2019年01月30日(水)
今年最初の「国立(こくりゅう)認知症大学」の講義を、先週した。
今や、介護福祉士のほうが医師よりも薬に関して詳しく知っている。
お金にまみれた認知症医療界は一掃しないとお金依存症は治らない。
今や、介護福祉士のほうが医師よりも薬に関して詳しく知っている。
お金にまみれた認知症医療界は一掃しないとお金依存症は治らない。
この学校の定員60名で、毎回満員御礼。
毎回、熱心な学生さんが聴講してくれる。
先週は、認知症の病態生理に関する
基礎医学的な講義を2時間弱、した。
こんな地域での地道な活動で認知症ケアが変わってきた。
自宅や施設などの現場で顔を合わせた時に変化を感じる。
次回は、最終講義のあと、卒業式、懇親会だ。→こちら
2回目の卒業式で約百名の修了者が出る予定。
この私塾は、地域限定。
来年度も続ける予定だ。
PS)
昨日は、2人の医師が研修に来ていた。
午後は、数時間、彼らの教育に捧げた。
夜の診察に、なんと千葉県から来院された方がいた。
朝6時に家を出て出て18時に当院に着いたという。
19時終了までにその患者さんを満足させないと。
焦りながら、大慌てで診療した。
タクシーに同乗させて、新大阪駅まで、送ってあげた。
19時半~21時半まで尊厳死協会関西支部の理事会。
先日のリビングウイル裁判の経過を理事の皆様に報告した。
2月2日までに国が控訴しなければ2月5日に勝訴が確定。
たぶん、記者会見をするだろう。
しかし、たぶん、これまた大手新聞は報じないだろう。
この国のマスコミは、事実と異なることばかり報じる。
そんな国の行方を案じてならない。
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この記事へのコメント
[この国のマスコミは、事実と異なることばかり報じる。]
そのとおりです。
そして、TVや新聞の「事実と異なる報道」だけを、情報源としている人たちが、まだ国民の大半を占めています。
パソコンできます、ネット検索できます、といっても
膨大な情報を読み解く読解能力も根気もない人たちが多い。
そのような人たちは自分のアタマで考える習慣がないのです。NHKがやっていた、TVで特集していた、A新聞に載っていた、自治会回覧板に書いてあった、だから「正しい」のダロウ・・ね?・・と、情報に流され右往左往する。何が真実なのか迷っている。
そこへ、「難しい国家試験を突破した頭がいい[はず]の医者」がトドメを刺すのだ。「ネット情報は嘘ばかりだからね、信じちゃダメよ(ワタシの言うことだけ信じなさい)」
かくして善良な市民は、アホ医者・人殺し医者に盲従してしまうのです。
TVのコメンテイター席で、中途半端な批評・批判を述べている売れないタレントたちの責任も重大ですよ。
おばさんたちは、お茶の間TVのタレントさんをオトモダチみたいに引き合いに出しています。
オトモダチタレントの意見に影響を受けています。
TVのコメンテイターさん、長尾塾へ通って薬害被害の現実を知って、TVで語ってください。市民の命を救ってください。そうするともっと仕事が増えますよ。(^。^)
Posted by 匿名 at 2019年01月30日 04:51 | 返信
「介護福祉士のほうが医師よりも薬に関して詳しく知っている」
実はそれが悲しくもあり、皮肉な現実なのです。
アリセプトによって興奮していることに気付くというようなことは
序の口で、ドグマチールのDO処方で食べられなくなっている、
リスパダールの連用で頸部後屈や体幹傾斜を生じている・・・、
こんなことに気付きながらも、ヒエラルキー(職制上の身分階層)の
末端に居るものは非力です。
看護師に伝えても理解を得られないですし、医師への忖度から現場からの
報告は何も伝わっていかないです。
先日、大病院に入院加療中の施設入所者の経過報告(診療情報)をたまたま
見かけました。
そこに記されていたのは、投薬による経過報告。そしてそこに、
診断名:「アルツハイマー型認知症、せん妄」
実際は、前頭側頭型認知症です。施設に入所間もなく、私は話しかけて、
握手して、それと鑑別しました。
その後、お世話するうちに、間違いないと確信しました。
幸いなことに、「アルツハイマー型認知症じゃないよね」と言ってくる
同僚も現れました。
その施設入所者は、陽性症状で手がかかるとの報告から、イクセロン
(9mg)、続いてメマリー(10mg)と処方され、急速に食べられなくなり、
入院となりました。
こんな症例を挙げたらキリがないのが現実なのです。
それでも、何も知らないままに、「介護現場は介護力でなんとかする」と
頑なになっている介護職員はたくさん居ます。
「介護職なんだから、薬のことを言うな」という人もいます。
医療・介護包括だの、他職種連携だのと言っても、実際はお粗末なもの
なのです。
こんなおかしな医療・介護保険制度、低い認知症リテラシーを創ったのは
一体誰なのだろう・・・
それはもう、ここで改めて記すまでもない。
Posted by YOSHIKI at 2019年02月01日 12:28 | 返信
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