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「薬害・認知症」は改善どころか悪化の一途

2019年01月27日(日)

午後は品川で「認知症セミナー」を主催者としてMCをしていた。→こちら
白土先生と中坂先生の本当に素晴らしい講演に心から感動した。
介護者や市民から、沢山の「薬害認知症」の声がわき上がった。
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抗認知症薬による認知機能やADL低下。
抗パーキンソン薬によるパーキンソン。

なぜそんな薬害が増える一方なのか。


それは医師の頭の中が
・薬の種類を増やす
・効かないからと量も増やす。しかないから。

それは見事に薬に洗脳されているから。
エビデンスという名の宗教に入れあげているから。

全国から沢山の人が集まって様々な情報交換をした。

・レビーへのアリセプト10mg投与
・30種類もの多剤投与
・高齢者を認知症にさせる何十もの薬


涙ながらに「薬害認知症」を訴える家族もいた。
いまだに「増量規定撤廃」を知らない医師や役人。

新オレンジプランでに書かれたとおりに専門医療機関に
行けば、そこで多剤投与の洗礼を受けて一気に悪化する。

「薬をやめたら認知症が治った」という話のオンパレードだった。

読売新聞が精神科医の話を書いている。→こちら
でも「何をいまさら」という感じかな。

メデイアのミスリードの責任も、大きい。
権威主義というか現場の意見は報じない。

この国の医療は一体どうなっているのだろうか。
でも医療界やメデイアは私たちの活動など無視。


唯一の救いは、たくたくさんの医師が来てくれたこと。
こうした善良な医師が集まれば、少しは変わるだろう。


「一般社団法人 抗認知症薬の適量処方を実現する会」
の使命は終わるどころか、益々増える一方だと感じた。

情報提供はこちらまで。→こちら

やるぞ!
頑張ろう!

それにしても薬害がひどすぎる。
やるべきことが、たくさんある。

新オレンジプランは根底から変えないと国が潰れる。
誰か政治力を発揮して施策を根底から変えて欲しい。

新たに知ったことも、たくさんあった。
この会はまだまだ使命があると感じた。

今日のイベントをテレビでそのまま放映すればいい。
たったそれだけで何十万人の命が救われるのになあ。


会場は満席だった。
​チケットは1ケ月前に完売した。


懇親会で一杯飲んだとことで、看取りのメールが入った。
いつもそうだが、ヘビーな仕事が終わると同時に往診だ。

長く苦しい、でも楽しい一週間、であった。
よく頑張って無事故だったと自分を褒める。


さあ、今から看取り往診だ。




PS)
慌てて新幹線に飛び乗ったら、喫煙OK車両だった。
どおりで席が空いているはず。


ほぼ全員がプカプカ吸って、車内は煙っている。
ああ、死にそう・・。ついていないなあ。











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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

土曜日は、ベガホールで20代のお嬢さん達による管弦楽と男性のギターと、女性ボーカルによるアルゼンチンタンゴのピアソラ作曲のモダンジャズタンゴに酔いしれました。
日曜日は朝4時に起きて、猫に餌をやったら、眠たいのに起こすなと「ウーウー」と怒られました。
粉雪の吹き付ける中を、恐る恐る、車で出かけて、7時にはJRに飛び乗って、8時10分くらいの新幹線が動いていてやっと安心しました。名古屋には5分遅刻して、品川には予定通り10時半くらいについて早すぎたので時間つぶしに苦労しました。
白戸綾香先生と、中坂義邦先生と長尾先生のトリオによる「高齢者の認知症&パーキンソン病で真っ先にやめた方が良い薬」の講演会は、実に明解で面白い講演会でした。
ピアソラの、リベルタンゴを聞いているような興奮を覚えました。
メディカルビュー社刊の「神経内科外来シリーズ2パーキンソン病外来では鑑別診断:薬剤性パーキンソニズム福岡大学医学部いsン系内科学教室藤岡伸助、坪井義夫先生がお書きになっていらっしゃいます。表1にピぺリジン系ドネペジル、アリセプトや、カルシュウム拮抗剤アムロジン、ニフェジピンアダラートも記載されています。ただ外来のポイントでは薬剤性パーキンソニズムの多くは、現薬剤投与から3週間以内に発症すると記載されています。
私の母の場合は、足の歩行障害は、はじめに正常圧水頭症かと思っていましたので、徐々に歩行障害が悪化して全く歩けなくなるまで数年以上経っていました。その頃には右手で、お箸を使ってご飯を掴むこともできない状態でした。大動脈解離で身罷りましたが、その前に嗄声で声が出にくい状態でした。それらは皆数年たっていました。ただアリセプトを飲みだしてからすぐに不機嫌な状態で、例えばテレビの音量を真夜中に大音量で聞いていて、私が注意して音量を小さくしても、またすぐ大音量にしたりしてヘンだなあと思いました。食べる食品にも、偏った好みがあって困っていました。そうした不機嫌な状態はアリセプト服用後すぐ出ました。当時は嫌だなあと思いましたが、母が亡くなってからアリセプトの副作用で経ないかと、抗認知症研究会で聞いて「そう言えば副作用だったのだ」と気が付いて母に申し訳なく思いました。
昨日1月27日の抗認知所薬の適量処方を実現する会のご講義は、大変面白かったので、是非広めていきたいと思いました。
フロアからの、患者さんや、患者さんの家族や、介護福祉士やお医者さんの多数のかたから抗認知症薬の副作用についての現状や、これからは漢方薬、食材や、運動療法で改善していく方法など提案され活発な意見が多く出されました。

Posted by にゃんにゃん仮面 at 2019年01月28日 04:38 | 返信

長文になりますが、良い機会なので書かせて頂きました。

『それは医師の頭の中が
・薬の種類を増やす
・効かないからと量も増やす。しかないから。』


壱.発達障害の多剤大量処方について

杉山登志郎先生が「発達障害の薬物療法」の冒頭10頁に書いていらっしゃいます。

『・・・多剤・大量療法はなぜ起きるのかと考えてみれば、答えは明らかである。
通常の服薬量で無効だからである。
それで薬の足し算が起きてしまう。数においても量においても。

ではなぜ無効なのか。
それは診断が誤っていて、薬理効果外の使用をしているからである。

つまり本来行うべきは、薬の足し算ではなく引き算である。
そして背後には誤診という深刻な問題がある。

 その誤診とは、2つの問題に集約出来る。

ひとつは発達障害の見落とし、
もうひとつは、トラウマの見落としである。』


弐.認知症や神経難病は、脳細胞・シナプスが加速度的に減ってゆく病態であり、
例え「適量」が初診時にあったとしても、
「減量規定」がなければ、必ず過量になって当然です。

河野先生の
A .初期興奮=処方量過剰→減量又は中止
B.後期興奮=「減量が不十分」→中止又は減量
ということではないでしょうか?

増量規定は、そもそも、副作用が出る量を
少量から処方して飲ませて行く方法であり、
副作用=過量という発想が欠落しています。


参.もうひとつの深刻な問題は、
同じ系、パーキンソン病もそうですが、
例えばRAA系に対して何種類もの薬を同時使用することです。
レニンを阻害する薬とそれ以後のアンギオテンシンやアルドステロンを阻害する薬を
同時に出すというような理屈に合わない事に対する感覚が麻痺しています。


四.殆どの薬は代謝阻害剤です。

H2やPPIのような単細胞時代から利用していた塩酸の分泌を止める事とか,
自律神経遮断剤を使うとあらゆる細胞・組織に影響が及びます。

多系統の深刻な副作用がある薬剤は
恐らく全ての系統の細胞レベルで必須の塩酸分泌や
ミトコンドリア機能などを阻害していると考えると理解出来ます。

*自律神経遮断剤は、手軽に使う薬では有りません。
αブロッカーとβブロッカーの同時処方も良く見ますが、
例えば、降圧剤として両者を同時処方すると、
血液量が減ったり、身体を動かした時の代償機能を奪っていますので
容易に血圧が大きく下がります。

*レビー小体病をMIBG心筋シンチで診断しておきながら、
自律神経遮断剤が処方されていることも普通にあります。
酷い起立性低血圧を起こします。


五.そもそも「大規模統計によるエビデンスがある」という事は、

「大規模でないと分からない。」ということであり、
つまり、効き目が現場では実感出来ないレベルの薬に対する「お墨付き」であり、
「皆で渡れば怖く無い。」という意味しか感じません。

2型糖尿病に対する糖質制限のように、
現場で実感出来る明らかな差があれば、二重盲検は不可能です。
差があり過ぎて、倫理委員会の承認は得られないでしょう。

現在の状況は、糖尿病専門医と糖質依存者 vs 糖質制限派医師と糖質依存から脱却した人という全く違うふたつの集団に分かれています。
次々に糖質制限は危険だと言う発表が未だにある訳です。

Posted by おおむらさき at 2019年01月28日 06:49 | 返信

抗認知症薬、向精神薬だけでないと思うのです。
問題は、ひとたび医者にかかったら「医者の指示通りにしなければナラナイ」という社会通念。
「医者の指示通りにしない人間は異端者」といった「社会通念」がまかり通っている。

クスリや何らかの症状について、対応の仕方を会話の中で言及すると、
「あなた、医者でもないのになぜそんなこと知ってるの?」というリアクション。素人は黙ってろ!!!
特に「そのクスリは飲まない方がいいんじゃない?」とか「その医者は理解してないと思うよ」とか、
クスリや医者に否定的なことを発言すると、たちまち猛反撃を食らう。

「お医者様の言うことは絶対正しい・間違いはナイ」こういう迷信が、悲劇の根本的な原因なのだ。
「自分の頭脳で考えようとしない日本人の欠点」が、現在のクスリ地獄を作り出している。
患者は医者に盲従し、医者は製薬企業に服従している。そう、医者は盲従ではなく服従なのだ。わかっている医者もいるのだが、金のために企業に服従して、毒薬をたっぷりと処方するのだ。

Posted by 匿名 at 2019年01月28日 04:39 | 返信

医者には自浄作用がナイのだから、
患者は医者を信用してはいけない。
ではどうすればよいのか。
この、ではどうすればよいのか、を「一般社団法人 抗認知症薬の適量処方を実現する会」が、提示していただけませんか?
医者を啓蒙しても無駄なのです。
ならば患者・患者予備軍を啓蒙するしかない。
長尾先生が尊厳死を話しまくっているように「一般社団法人 抗認知症薬の適量処方を実現する会」の主張をあちこちで講演してください。長尾先生以外に、そこまでやろうとする医者は、いるか、な? 長尾先生が一人で背負っているのが現状ですよね。山東昭子氏がやってほしい。お飾りではなく。

市民会館や小さな町の公民館とか自治会館で「一般社団法人 抗認知症薬の適量処方を実現する会」講演をブチあげると、その近隣の多剤大量処方アホ医者と正面切って対立することになる。
しかし、それが本来必要なことではないですか?

Posted by 匿名 at 2019年01月28日 11:14 | 返信

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