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認知症薬とは認知症を悪化させる薬!?

2019年02月18日(月)

日本では認知症専門の医療機関に行くと抗認知症薬が処方される。
しかしフランスでは、それら4種類の薬が実質発売中止になった。
一方、最近、「薬で悪くなる人のほうが多い」という論文が出た。
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米国セントルイスワシントン大学が、「軽度認知障害、軽度アルツハイマーで
コリンエステラーゼ阻害薬を使用した群の方が認知機能が低下」というデータを発表。

この研究に関しては、鹿児島認知症ブログが詳しいので是非ご覧頂きたい。→こちら


現在認知症薬の売上は約1,530億円でメマリー分の売上(467億円)を除いても約1,063億円。
しかも臨床試験においてエビデンスのない85歳以上の方に47%が使用されているという。

正直言って、日本の認知症政策は、根本的におかしい点が多すぎる。
早く修正すべきである。

そんな話を、政府の重鎮に直でさせていた頂いたが、
どこまで理解して、信じてもらえるのか・・・

医療界も永田町もお金まみれだから、同じ構造かも。
3月4日は、国会内で議員さんたちに講演もするが。



正しい情報を伝えるために
1000回以上の講演をして
抗認知症薬を考える会を立ち上げて
数えきれないほどメデイアにも出て
本も数冊書いてきたが、いかんせん、町医者では信用してもらえない。


少なくともこのブログを読んで頂いている皆様には
ご理解頂いていると思うので、気をつけてください。


PS)

今、国会は、統計問題で議論紛糾。

恣意的に改ざんしたのかどうか、というが
実は、抗認知症薬の開発治験データも全く同様。

意図的改ざん = 脱落例は削除

政府に忖度 = 製薬会社に忖度

責任者不在も同じ。

国も医療界もまったくの相似形。











 

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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

最近、脳血流の低下が、脳の変性・障害を起こすことが明らかになっています。
食事をとると、消化管の働きを高めるため副交感神経の働きが亢進します。この時血圧低下と脳血流低下が起こります。血圧の低下が10mmhg程度だと問題ありませんが、20mmhg以上低下すると眠気が生じるようです。食後眠気を生じる方は、アルツハイマーになりやすいと言う事が判ってきたようです。
慢性の脳の血流不全→酸化ストレスのにより、「タウタンパクの蓄積」・「白質病変」・「ミエリンの障害」などに加え「βアミロイドの蓄積」も起こると言う事です。これらが認知症の原因であることは、明らかにされています。
脳血流低下に大きく影響しているのが、副交感神経の過剰な働きなのです(交感神経の障害でも同じことです)。
アリセプトを代表とするコリンエステラーゼ阻害薬は、副交感神経刺激薬でもあります。特にアリセプトは、強力な副交感神経刺激薬です。飲んで良い薬ではありません。
確かにアリセプトは、MCI~アルツハイマーの初期では、短期記憶障害を改善してくれる薬剤です。3mgで開始して数日以内で短記憶は回復します。5mgへ増量する意義は少ないと思われます。でも短期記憶の改善効果は、半年~1年でなくなります。飲んでもらう意義は、大きくはありません。
認知症の治療において、抗認知症薬の有用性は高くないと私は考えており、現在は使用を控える薬剤となっております。ポリファーマシーの解消の時に、まず最初に辞める薬の一つです。
私の認知症の治療戦略は、まずポリファーマシーの解消が第一位になります。これだけでもい認知機能が改善するケースは少なくありません。脳の機能の改善・維持の目的で、抗酸化療法と脳血流改善を第二に行います。具体的には、抗酸化療法として「純フェルラ酸(ガーデンアンゼリカは有害と考えて居ます)」とグルタチオンの多量静注です。脳の血流改善については、過度の降圧を避ける(降圧剤で140以下にしない)ことと、プレタールやプラビックスの内服です。ある理由でプレタールを主体にしています。抑制系の薬剤は、セロトニン過剰の症状に対して少量の「ニューレプチル」を、前頭葉症状に少量の「クロルプロマジン」を使用しています。抗認知症薬は、アセチルコリン不測で起こる軽度意識障害(レビーの嗜眠)や抑うつ症状がある場合、やむを得ず使用していますが・・・。

Posted by 小関 洋 at 2019年02月19日 05:17 | 返信

「。。。コリンエステラーゼ阻害薬を使用した群の方が認知機能が低下」という本題よりも、この鹿児島のコウノメソッド若頭はすごい洞察力!!! ついつい引き込まれて読み漁ってしまった。
以下、マトを得ていてわかりやすい真実の記事、ぜひご一読を。
抜粋開始ーーーーーーーーーーーーーー
「認知症は進行を抑えることが最も大事」≒「進行抑制真理教」?
https://www.ninchi-shou.com/entry/anti-dementia-drug-religeon
「認知症が進行したら大変だ」 「ちょっとでも遅らせることが出来たら・・・」
という皆の想いがいつの間にか、"認知症は進行を抑えることが最も大事"となってしまった感がある。
中略・・・・・
その心の隙間に、毎日のようにテレビで耳にする言葉がスッと入り込んでくる。「ひょっとしたらその物忘れ、認知症かも?早めにお医者さんを受診しましょう!」
そして、不安に駆られた人達は病院を受診する。その病院の医者が信じる宗教は「進行抑制真理教」。
進行抑制真理教は
「認知症は、進行を遅らせることが一番大事だよ・・・進行すると大変だよ・・・悲惨なものだよ・・・」
と、迷う人々にそっと囁く。
(また、)
。。。。。。思考停止した医療者に「進行抑制真理教」はそっと囁く。
「進行を1年間遅らせるエビデンスがちゃんとある薬を使っていたんだから、進行したことはあなたのせいじゃないよ。病気のせいだよ。あなたは悪くないんだよ・・・」
その囁きを聞いた医療者は、後ろめたい気持ちが少し晴れたような気がする。そして、患者家族にそっと囁く。
「この薬を飲んでいるから、これぐらいで認知症が落ち着いているんだよ?飲んでいなければ、もっと進行していただろうし、止めたら必ず進行するよ?」
この宗教は、医療者にとっては最低限自己救済のメリットはあるのかもしれない。
多くの宗教は、"他者救済の押しつけ"という厄介な一側面を持つ。進行抑制真理教はどうだろうか?抗認知症薬の押しつけになってはいないだろうか?

【抗認知症薬による薬害の背景に、「子が親に対して持つ後ろめたさ」があるとしたら。】
https://www.ninchi-shou.com/entry/guiltyfeeling-dementia
(この記事末尾の記述を先に読むとわかりやすいです)
「自分の外来を訪れる方達の多くが、経緯不明のままに抗認知症薬が過量投与されている現状がある。何故このようなことになっているのか、本人に聞いても 「?」 だし、家族に聞いても要領を得ないことが多い。」
「事情があり親の面倒を見てあげられないことからくる親への後ろめたさから「なんとしてでも薬を飲んでもらわねば!!」という想いが強まった結果、飲まずに済んでいたはずの抗認知症薬を親が飲む羽目になった」
このような不幸な構図が、抗認知症薬過量投与(不適切投与)の背景にあるような気がしてならない。
中略・・・・・
「せっかく(病院に)連れてきたのに、目の前の医者は病気ではないと言う。薬も出しては貰えなさそうだ。これだと何も変わらない。電話も毎日鳴るだろう。何か薬を出してくれる医者のところに連れて行ってみようか・・・」
このような葛藤が少なからずあるように思える。
中略。。。
これが確証バイアスにまで高められると、処方してくれる医者に出会うまでDrショッピングが続く。そして、いつか処方が始まる。その後に起きるであろうことは以下。これがフィクションかどうかは、ご想像にお任せする。
規定通りに抗認知症薬が増量→様子がおかしくなるが、同居していない息子さんは気づけない→次回受診時に「認知症が進行した」とのことで更に薬が増量→更に様子がおかしくなるが息子さんは気づけない→そのうち、「これ以上は医療対応は困難なので、介護で頑張って下さい」と病院で言われる→息子さんが戻ってきて同居できるわけではない→施設に入所→息子さん「認知症が進んだのであれば、しょうがない。こうするしかなかったんだ・・・」

子が親に対して持つ後ろめたさが抗認知症薬の過量投与や不適切投与に繋がり、そのことに子も親も、医者も気づいていないとしたら、こんなに残念なこともない。
抜粋ここまでーーーーーーーーーーー

長尾先生のいつもの諦め言葉「いかんせん、町医者では信用してもらえない」は、町医者だから、ではなく、たぶんみんな、自分の後ろめたさから逃れたいから現実を正視しようとしないのだ。
降って湧いたような認知症ブーム、しかしそれは薬を売りたい資本主義とマスコミが大騒ぎして作り出したものなのだが、お人好しの日本人医者も日本国民も、どう対応すればよいのか、わからないのだ。
「認知症進行抑制真理教」は、医者の間にも広まっていると思う。薬を出すことによって医者は、医者として無力である自分の後ろめたさを慰撫しているのだ。自己満足の極み。
ただでさえ医療信仰お医者様崇拝お薬大好きの日本人は、「少なくとも現在最先端のお薬を飲んでいる」ことで自分を納得させようとする。
マスコミは介護の悲劇や逆に介護の成功者ヅラした有名人を取り上げて「こうあるべき介護」を特集し、早めに受診、早めに進行抑制・・・

日本人は団体行動が大好きでTVがトマトジュースがいい、ココアがいい、と報道すると翌日からそれらの商品が品切れになる国である。日本人って、アホなのかもしれない。


Posted by 匿名 at 2019年02月19日 06:45 | 返信

う~ん...見えてきたっ!! って感じがします。漠然と???が連発していた頃とは違って、おかしな
部分が如実に証明されるようになってきました。やはり、時は語る、真実は物語るのです。
昔、若い頃には、自分や周囲との生活が忙しくて楽しくて、政治問題などはこ難しくて、
別な問題..他人事..のような距離感がありましたけれど、今では、それではイケない!! 他人任せでは
いけないのだっ!! と切に思います。端的に言えば、『信じてはいけないのです。』
正義とか聖職とかは死語に近いのでしょう。それでも今の若い方々は、割と自分の世界観を持った
冷静さがありますから、「正しいものとは何か」を嗅ぎ分ける力を備えておられるかも知れません。
注意すべきは「医療」に自分を丸投げしてしまうのは、愚かな行為です。
学んで知る、そして自分で考え判断する。主体性を大事にしなければなりません。

Posted by もも at 2019年02月19日 08:43 | 返信

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