国に代わって、長尾が立つ
という意味での「国立」だ。

長尾がやらないと誰がやる。
そんな試みも３年目に突入。

過去最高の７０名の受講生が来た。
しかし１００名までOKの第二会場を造って備えた。

今夜のお題は「認知症に良い薬、悪い薬」。
横浜の中坂先生に頂いたスライドを基にした独演会。

今日は（今日もか）、超多忙で、死にそうだったけど、
自分の持っているエネルギーを１２０％、発散させた。

過激すぎて、内容はここに書けない。
書いたら殺されるだろう本当の話だ。


質疑応答も、楽しかった。
私自身もとても勉強になる。

そのあとのぶら下がり質問は、やはり「胃労」問題。
全国どこに行ってもされる質問は「胃ろう」なのだ。

それにしても、この国の認知症医療は腐っている。
医療の恥が、認知症医療だと思っている。

終了後、一人寂しくラーメン屋でスマホを見ていた。
面白い記事を発見した。


「念のための認知症薬で夫の性格が激変」→こちら

何をいまさら、
今頃何を言う。

今まで反対の報道ばっか、してきたのに。
今更、どうしたの？

って感じの記事。


やはり、毎日新聞だった。

３年前だったか、サンデー毎日の記者は、私を取材した。
しかし記事は、私はカットして、某専門医による真反対の内容。

厚労省内で２回行った記者会見も取材して、無視。
抗認知症薬の増量規定撤廃のニュースも無視した。

私のインタビューと反対の記事を載せた毎日新聞。
ことごとく裏切られて、無視してきた新聞が今頃。

私は、その記者にも、その時、こう言った。
「あなたは、ジャーナリストではない」と。

要は、権威に弱い。権威に媚びるだけ。
自分の頭で考えず、肩書でしか見ない。

NHKも他の大手メデイアもほぼ同じだ。
長尾というだけで、色眼鏡で見られる。


しかしそんな経緯があるので、国立認知症大学が生まれたのだ。
国やメデイアは本当のことを言わないので、私が言うしかない。

だから力が入る。
介護の専門家に医療の間違いを治して欲しい。


次回の講義は、７月９日（火）。→こちら
終了後、懇親会をやる予定だ。


来てくれた７０名に感謝します。
さらに魅力的な講義に、するぞ！



PS)

中坂先生の講演会が５月１９日に横浜で開催。→こちら
中坂先生はパーキンソン病の専門医でもある。

多くの人に聞いて欲しいな。