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在宅介護は就労と両立できる
2019年06月22日(土)
産業医で出務すると、親の在宅介護に関する相談を受ける
あまり知られていないが、就労と在宅介護に悩む人が多い。
そこで産業医の立場から、介護と就労という問題を考えた。
あまり知られていないが、就労と在宅介護に悩む人が多い。
そこで産業医の立場から、介護と就労という問題を考えた。
正規職員として就労しながら、要介護5の
親の介護を何年も続けているいる人がいる。
日本産業カウンセラー雑誌に
在宅医療の基礎知識を書いた。→こちら
介護と就労に悩む人は参考ににして欲しい。
また、地域ケアリングという雑誌に
「市民向けの地域包括ケア」を書いた。→こちら
できるだけ分かり易く書いたつもり。
上記2つは、市民向けに書いたもの。
ついでに・・・
集中5月号の二木先生の論評を読んでいたら
途中で私のことが書いてあって、ビックリ。→こちら
そう、病院が在宅医療に参画する時代なのだ。
PS)
一昨日は、心房細動と遺伝子の勉強会だった。
国立循環器病センターの先生に教えて頂いた。
・心房細動は早期発見が重要
・年齢、高血圧、糖尿病がリスクファクター(Chads score)
・40%は無症状で検出は難しい
・長時間型心電図で検出可能(保険適応)
・心房性不整脈やBNPの急上昇(100以上)がハイリスク
・長期間持続は心房繊維化と相関(アブレーション後の再発が多い)
・発症5年以内はアブレーション手術の適応
・左心房が5センチ以下
・心房細動の患者さんは脳梗塞よりも心不全が死因となる
・心不全に心房細動が合併したら予後が悪い(悪循環に陥る)
・重症心不全があってもカテーテル治療の対象で、予後は改善する
・心房細動があると認知症が発症しやすい
・国循では85歳までやる
心房細動と遺伝子
・心房細動ではナトリウムチャンネルの遺伝子異常が見つかっている
・家族歴を聴くことが重要(あれば国循に紹介する)
・20台で心房細動になる例、徐脈例が多い
・若年でペースメーカーになった家族が複数いる
・そんな家系がある
・心房細動があっても脳梗塞になるかどうか、遺伝子が関わっている
・アブレーション後の再発(2~3割)も遺伝子多型と関連している
・遺伝的素因のある人ほど、治療は難しいので入念にやる
・アブレーション後にQT延長やブルガダ症候群になることも(隣り合わせ)
循環器領域でのプレシジョンメデイションは、まだまだ研究中。
しかし人生100年、心房細動や心不全時代に遺伝子パネル医療が待たれる。
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この記事へのコメント
厚生労働省のサイトに介護離職を防ぐために、介護者のためのプラン作りをする、介護休暇の取り方などの説明があります。
近畿厚生局の方にこの講習をしてほしいです。
以前に厚労省研修を受けました。
介護者のためのプリグラムつくりに関して、ケアマネと会社の人事課さんと話をしました。
とてもよかったです。
私も、介護離職防止サイトの研修したいです。
Posted by 峯 通子 at 2019年06月27日 07:37 | 返信
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