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診療ガイドラインと製薬会社

2019年07月11日(木)

医療=薬、となってしまった理由は極めて単純。
診療ガイドラインによる医療が標準、になった。
医学会と製薬会社のお金のやり取り、の結果だ。
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【プレスリリース201907】製薬企業から医師への謝礼等の提供の実態
https://bit.ly/2LbqIpn


診療ガイドラインを作っている医師は沢山のお金をもらっている。
利益相反なし、でななく、「利益相反しかない」のが医学会だ。



【製薬会社の講演・原稿料謝礼 一部の理事に集中 調査結果】
 米国医師会雑誌「JAMA」内科版に掲載(毎日新聞)

【薬審議委員に製薬マネー 医師ら6割 講演料など(東京新聞)】
いずれも、ワセダクロニクルのマネーデータベース『製薬会社と医師』
http://db.wasedachronicle.org/ をもとに、取材を深めたものです。

【週刊東洋経済】
ワセダクロニクルの協力のもと6月1日号で「クスリの大罪」を特集。
製薬会社と医師の深すぎる関係/医師に物言えぬ薬剤師/メディアと製薬会社との蜜月
の3つ「罪」をあげています。


ワセダクロニクル編集長の渡辺周さんが朝日新聞を飛び出すきっかけになった

2015年の調査報道によるスクープは以下を。
★医師に謝礼1000万円超184人/製薬会社、講演料など 2015.4.1朝日新聞 1面
http://www.yuki-enishi.com/kusuri/kusuri-21-1.pdf
★推奨薬決める医師重視/講演依頼し謝金/競争激しい分野高額に 3面
http://www.yuki-enishi.com/kusuri/kusuri-21-2.pdf
★講演会 薬名繰り返す/講師の医師 製薬会社から謝礼 39面
http://www.yuki-enishi.com/kusuri/kusuri-21-3.pdf
 
 

開業医は権威に弱い。
医学部教授による洗脳は頭に沁みつき、なかなか取れない。

その意味では、洗脳セミナーに行っていない年配医師のほうが安全?



PS)

減薬が仕事になってしまった私の日常は異常だと思う。

薬を止めることで健康になる、なんて医療を、誰がどう変革する?

それは政治の世界と全く同じで、決して容易ではない。

エライ医者に嫌われる仕事をする医者が増えるしかない。

あるいは市民が週刊誌を読んで勉強して賢くなるしかない。


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この記事へのコメント

 「薬はなるだけ飲まないほうがいい」ということを知らない人が多い。日本人は薬信仰が強く、薬漬けの人もいる。
 私の同級生は健康診断の結果、(自覚症状がないのに)血圧の薬を飲んでいたが、65歳の時に脳梗塞で倒れた。血圧の薬を飲んでいなかったら脳梗塞で倒れることはなかったかもしれないと思う。服薬で高血圧によるリスクは低下したかもしれないが、低血圧による脳梗塞のリスクが増したのではないか。

Posted by 古希まえ男性 at 2019年07月12日 08:28 | 返信

唐突で極端な物言いかも知れませんが、病院が処方する薬物への依存イコール、
違法薬物依存と心理的な根っこは同じではないかと思うことがあります。
勿論、生命を脅かす癌細胞を消滅させる為にですとか、心臓病を患う方には不可欠な薬
ですとか、生きる為には必須な薬があるとは思いますし、全ての薬を否定するつもりは
ありません。けれども、人間には自ずと自然治癒力がある筈です。
安易なところでは、「眠れない」とかの症状がきっかけとなって、身体に強く作用する薬を
服薬する人もあります。
生活スタイルが安定していて、穏やかな胸中で過ごすことができている人は、自分を
「病気かもしれない」とは余り思わないでしょう。体調や血圧に一喜一憂し、身体のどこかが
痛むような気がする...と絶えず心配性な状態でいる現代人が如何に多いことでしょうか。
心の安定のために必要不可欠な『愛情』が足りていない世相、世の中の薄っぺらな人間関係
のせいで、どこかに寄り掛かりたい時にも拠り所のないという殺伐とした社会が背景にあるため
意識しないまま、「薬」依存という状態に陥っていくのではないかと思います。
病院が処方する薬であれ、『依存』している事自体が『病気』な状態なのかも知れません。

Posted by もも at 2019年07月13日 09:26 | 返信

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