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「人工透析」二兆円利権

2019年09月05日(木)

プレミアム付き商品券なるものができて、関わらないといけないそうだ。
人間ドックやワクチンなど僅かだけど自費診療があるので、課税業者に。
だから患者さんに配る商品券の説明会に出席しなさいとの連絡があった。

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いやー、医者になって商品券を配るとは思わなかった。

でも、医者が患者さんに商品券を配っていいのかなあ?

でも国がやれと言っているのでやらないといけないのかなあ?

そもそも、プレミアム付き商品券ってなんなんや?



よう分からん書類に振り回されている。
ただでさえ忙しいのに、迷惑な話だね。

たぶん、10月からの消費税増税の余波なんだろう。

増税しておいて、商品券をバラマく、という政策。
よう分からんけど、批判をかわす目くらましか?


でもまさか、商品券を配るとは夢にも思わなかったぜ。
昔、新聞の勧誘時に野球のチケットを配っていたなあ。

ところで・・・


消費善1%で、約2兆円の税収に相当するという。

でも、2兆円と聞くと、どうしても透析産業を思い出してしまう。

「透析は儲かる」

これは医者仲間では有名な話で
何人かの透析経営者から聞いた。


「選択」9月号に、「人工透析二兆円利権」という記事がある。→こちら
この記事はとてもいい。つまり真実が語られているので必読。


腎移植を、なぜ勧めないのか。
非開始や中止の基準がなぜ無いのかが、よく分かる。

一度始めたら、10年、20年と続く。
年間500万円だから1人で1億円か。


これまで透析を離脱できるのではないか、という症例が何例かあった。

尿が1ℓ以上出て、血清クレアチニンは2~3程度。
少なくとも、週3回から2回や1回に減らすことを考えてもいいのでは。

患者さんにそうアドバイスしたら、透析医からひどく叱られた。
「透析は一生やるものです!」

「一度捕まえたら死ぬまで離さない」のが透析、だと知った。
透析だけは、アンタッチャブルの世界なのだ。

ところで、この「選択」の記事を読んだ毎日新聞の記者はどう思うのだろうか。
透析患者さんの尊厳死を殺人!と煽る良識派(?)メデイアのコメントを聞きたい。

いずれにせよ人工透析は、日本の医療界最大の闇である。
だから透析系の学会の講演に呼ばれた時、とても気を使う。

本当のことを言ったら殺されるのではないか、と。
なにせ、業界=医学会=政界が、完全に癒着しているし。

透析は、医療であると同時に、利権でもある。

患者さんは悩みながらも、仕方なくついていくしかない。
そうそう、透析患者会の会報に連載をさせて頂いている。→こちら


患者さんに罪はない。
変わるべきは医学会。

でも、それは難しそう。人間は欲に弱い。
近々、テレビで医療費の解説をするが、透析に関しては話しにくい。




PS)
天気が不安定。
それは世界中。

地球温暖化を本気で考えないと、地球が亡びる。
それは一人一人の「祈り」から始まる。

たかだか85億人しかいないこの地球。
腸内細菌100兆個に比べたら、僅かだ。














































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この記事へのコメント

透析患者にならないためには、腎臓が悪くなった最初の段階で薬を使わずに、休養を取って治すしかない。医者にかかると利尿剤や血圧の降圧剤を処方される(対症療法)。これは弱った腎臓を無理に働かせることなので、真面目に病院に通っていると腎臓は完全に悪くなる。すると透析患者にならざるを得ない。

Posted by 古希まえ男性 at 2019年09月05日 10:47 | 返信

blog記事読ませでもらいました。先日、慢性腎不全で重度貧血をお持ちの方が救急搬送され(訪問看護により)現在、透析治療をはじめておられます。容態は芳しくなく、80歳を超え苦しい毎日…。気管切開もされ、話も出来なくなりました。ただただ家族も大先生の言われるまま…。ケアマネにはなすすべもありません。

Posted by 匿名 at 2019年09月05日 10:56 | 返信

「選択2019年9月号」の記事は、真相そのものをついており、とてもよい記事だと思います。
今後は、患者さんが透析中止を希望したら看取りの医療までつなげてゆくのも医師の使命だと思いました。
それを怠り、私腹を肥やしている学会、製薬会社などに怒りを覚えます。
まずは腎移植。移植待ちができれば数年間は透析、最終段階は患者さん本人の意思で腎不全死=自然死が正しい方向性ではないでしょうか。維持透析中の患者さんの透析離脱の意思も尊重すべき時です。
今の医学会、こと透析医療は儲けることしか考えていない。
欧米並みの考え方を見習って患者さんのための医療を施して欲しいと思います。

Posted by 匿名 at 2019年09月17日 10:43 | 返信

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