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在宅医もいろいろ
2019年09月07日(土)
ひとくちに在宅医と言っても、やり方は実に様ざまだ。
特に研修も要件もテストも無いので勝手にやっている。
ラーメン屋と同じで様々な味があり、時には下痢する。
特に研修も要件もテストも無いので勝手にやっている。
ラーメン屋と同じで様々な味があり、時には下痢する。
余命数日の末期がんへの高カロリー輸液。
大学病院 絶対絶対やる
一般病院 やならい
療養病床 まちまち
ホスピス まちまち
果たして在宅は、年配医者はやらないが、
若い在宅医は、「やる」!。
訪問看護師を朝晩入れて点滴で溺れさす。
心不全、腹水、そして腸閉塞、で苦しむ。
そして深い持続的鎮静を好んでやる在宅医。
要は「平穏死」を知らない。
私の本など、読んでいない。
平穏死なんて老衰のことだと思っている。
そんな若き在宅医が増えて、嘆かわしい。
まさに、「痛い在宅医」であるのだが、
本人の自覚がないので、さらに「痛い」。
早く映画が公開され、多くの人に見て欲しい。
この映画で、何十万人もの平穏死が叶うはず。
PS)
今日は、第3回在宅救急医学会だ。→こちら
理事会が、なんと朝8時からある。
私も講演するが、実に多彩な演者が演者が登壇する。
この学会を設立して良かった!と思う!ことだろう。
その後は、雑誌の取材と学会の懇親会。
そして、新宿に移動して映画の打ち上げに。
監督さん俳優さんら、50人以上のだ大宴会。
昨日、京急鉄道事故のことをまったく知らずに、
「鉄道運転士」の映画のことを書いてしまった。
またもやシンクロニシテイー。
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この記事へのコメント
「救急車を呼ぶこと」
訪問看護をやっています
80歳を過ぎた男性のご家族に在宅医は
「今は元気そうにみえるけど
いつ亡くなるか わからない状態です
救急車は呼ばないでね…延命治療はしない
いけるうちは デイサービスに行きましょう」と言われたそうです
おうちで息が止まっていたら 在宅医の先生を呼べば 死亡診断書を書いてくださることは 確認できました
問題は デイサービスで息が止まっていたら どうなるのかをケアマネさんに聞いてみました
(このデイサービスは ケアマネさんの関連施設です)
息が止まっている状態ということで ご自宅に連れて帰るということはできますか?と尋ねたら
即答、救急搬送します…と答えられました
デイサービスの中には おうちに連れて帰りますと言ってくださるところもあります(かなり 詰め寄りました…)
先日、長尾先生の死の授業、台湾のように おうちの帰るという選択肢はないんでしょうか
そもそも 心肺停止状態であって 死亡ではないんですよね(よくテレビニュースで心肺停止状態ってやってます)
この方、デイサービスだったら心臓マッサージになってしまいます
運がよければ…という感じになってきました
Posted by 宮ちゃん at 2019年09月08日 07:29 | 返信
32歳、在宅医です。末期癌に高カロリー輸液をするという選択肢を今まで考えたことはほぼないです。苦痛緩和に必要かが全ての決定要因と考えています。
Posted by 匿名 at 2019年09月08日 07:56 | 返信
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