列島を股に翔ける長尾先生には、「台風」がお似合いですね。

23日。国連で16歳の少女グレタ・トゥンベリが演説。
「私たちは絶滅の始まりにあるというのに、あなた(おとな)が話すのは、お金や永続的な経済成長のことばかり。私たちを裏切る道を選べば許さない！」

8日午前11時。気象庁緊急会見。
「夜になって、台風15号接近とともに世界が変わる！」
国は、内閣改造・就任祝宴に大忙し。災害対策本部設置せず。
県は、市町村からの報告待ち。災害対策本部設置せず。

半世紀前とくらべても、「異常気象」は常態化し、凶暴化している。
もともと「災害列島」であったが、規模も頻度も明らかに変化している。
局所的、その都度対処の繰り返しは、すでに限界を突破してしまった。
「国民の生命・財産を守る」ためには、自衛隊を解体し、
防災省や方面別拠点・部隊を編成すべき時は、今をおいてない。
九州豪雨では、5人乗り救援ボートに「旭日旗」を縛りつけていた馬鹿がいたが、
アヘにそんたくするのもいい加減にしてほしい。

19日。東京地裁は、「東電経営者無罪」判決。
「国の地震長期予測は信頼できない」から大津波予測もない。
福島原発の「責任」はだれにも問えないというわけだ。
あの戦争も、昭和天皇、大本営、歴代内閣に「責任」はなかった。
このクニの「無責任体制」は、いつまで続くのだろうか。
東京オリンピック招致に当たり、国のトップが世界を欺いたまま来年を迎える。
「2020東京」は、襲うかもしれない巨大災害、首都圏機能マヒに耐えられるだろうか。

サウジでは、日本以上のアメリカ製防空体制にあるにもかかわらず、10機20万円のドローン兵器を迎撃することができなかった。
最新鋭戦闘機もイージスも要らない。そろそろ「国民」は目を覚ます時か。