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「抗認知症薬の不都合な真実」本日発売

2020年01月08日(水)

「抗認知症薬の不都合な真実」が本日発売された。
東田勉氏との共著で、書籍というより冊子に近い。
何が不都合なのか気になる人は手に取って欲しい。
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「抗認知症薬の不都合な真実  
 エビデンス主義への疑問」 →こちら


500円と超安い!

というのは、たった28ページしかないから。

でも内容は結構濃いので、専門家向けの本である。

エビデンスを「捏造」した当事者は、このタイトルを
目にして、「ギョッ」として読むのではないのかなあ。

サブタイトルに「こうしてエビデンスはつくられた」とあるし。
そうエビデンスはお金さえあればいくらでも「造られる」のだ。


エビデンスという宗教

エビデンスという原理主義


まあ「エビデンス」という言葉の意味を知らない人が
「エビデンス」という言葉を振り回す、困った時代だ。

アホな人ほど「エビデンス」という言葉を多用する。
そんな人を、私は信用しない。怪しい、と直感する。



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ここには書けないことが沢山ある。

だから、オフレコで話すしかない。

本書の出版を記念して、3月28日(土)に
東京日比谷で講演会をすることになった。→こちら

ワセダクロニクル代表の渡辺周氏とのダブル講演だ。
私が主催なので、メデイアの方も一般の方も大歓迎。

大手メデイアはスポンサーが製薬会社なので来ない。
NHKもエライ肩書の人が大好きなので絶対に来ない。

共同通信系(いわゆる地方新聞)は来てくれる。
地方新聞によっては一面トップを飾ってくれる。



「薬害認知症」に苦しむ家族が聞いたら泣くやろね。
しかしこれ以上被害者を増やさないために僕はやる。


要は、製薬会社からたくさんお金を貰っている人達が
集まって「エビデンス」というものを造っているだけ。

怖すぎてこれ以上、ここには書けません。

今日はこれくらいにしときます。


PS)
昨日から研修医君が来てくれている。
普段の何倍も喋っていたので疲れた。











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この記事へのコメント

薬害認知症は、認知症という病名ができた以前から、存在したと思う。
有吉佐和子の「恍惚の人」が出版されたのが1972年、厚労省が「痴呆」はダメ、「認知症」と言い換えたのが2004年。

私の母の母はいわゆる「呆け」で、近所(関西)に住んでいた次女とその子供達が面倒看ていたが一家崩壊状態になった。
仕方なく関東在住の長女である私の母が引き取った。寝たきりに近い老女を関西から関東へ、寝台車で運ぶのに10数万円払った、と。

といっても、ウチには父の母が居たので、母の母は、当時「老人病院」と言われていた病院へ入院、年数は明確に覚えていないが5年くらいその病院で生き永らえた。
月に一度、その「老人病院」へバイクで面会に行っていた私の母は、帰宅後、いつも言っていた。
「あんなようけ、クスリ飲まさんとあかんのかな?」
(翻訳:あれほどたくさんのクスリを飲まさないといけないのだろうか?)
もう、38年ほど前の話です。

前述有吉佐和子の原作を読んでいないし読む気もないが、
「薬害痴呆症」には言及していないだろう、と勝手に思っている。
有吉女史は「人間関係」「家族の関係性」に主眼を置いている。
映画化されたものも「人間関係絡みのボケ症状に家族(特に嫁)が愛情を持って対応するとはどういうことなのか」
みたいな観点だったと記憶している。

当時からもうすでに、「日常生活に支障あるメンドくさい人」はクスリでおとなしくさせていた。
しかしサジ加減を間違うと陽性症状強くなり、陽性症状を抑えすぎると不動無表情固縮となり、その繰り返しだったのだ。
「メンドくさい人」にはクスリを飲ますよりも生活環境を整えることを優先すべきである、だが、それができない日本国である、ことも、今と同じ。

大熊記者がアル中を装って精神病院へ入り「ルポ・精神病棟」を連載したのが1970年。そこにはすでに「ボケ老人」がたくさん収容されていたそうな。

薬害認知症は、薬害痴呆症の時代から、ず〜〜っとたくさんの被害者が存在する。

Posted by 匿名 at 2020年01月08日 01:46 | 返信

神奈川県で意味性認知症の母を介護する者です。
抗認知症薬の不都合な真実を2冊注文しました。
薬剤過敏性のため東京のクリニックの超少量処方で症状をコントロールしています。
若年性なので保健所で関わって頂いています。
家族会で過剰処方の悪化と思う事例を多聞します。
今日は横浜の丹野智文さんの講演に行けませんでした。
丹野さんは著書によるとアリセプト10mgメマリー20mgを飲んでいます。
過覚醒で夜中に何度も目が覚めるそうです。
周りに薬を減らせと言われるが、医師は減らさないそうです。

Posted by 男 at 2020年01月08日 06:48 | 返信

(追伸)宮城県福島県にコウノメソッド実践医はいません。

Posted by 男 at 2020年01月08日 08:47 | 返信

知り合いの専門職の方々に片っ端から配ろうと思ったら、早速アマゾンで品切れです。
ワンコイン税込495円(税別450円)なら更に嬉しかったです(笑)。

Posted by 男 at 2020年01月08日 11:17 | 返信

私の町の本屋さんに注文したのですけど「Amazonでしか購入できないそうです」と言われました。
淳久書店と、提携しているCAP書店と言う本屋ですけど。
何処かの製薬会社が、買い占めているんじゃないでしょうね。

Posted by 匿名 at 2020年01月09日 07:48 | 返信

早速読ませて頂きました。ありがとうございました。
思ったより穏便で抑制的に書いてあるので、普通の?お医者様方にも見せられる内容です。
逆に言えば、出版差し止め訴訟を起こされても負けないと思います。
この本の内容を承知の先生は既に少量処方をしているでしょうし、承知でない先生は自分から買わないと思います。
家族や専門職が買って先生に見せるしかないですが、どれだけ理解して実践してくださるかは未知数です。

Posted by 男 at 2020年01月09日 11:03 | 返信

抗認知症薬は今年か来年のあいだにジェネリックにすべて変わるので、先発品は製薬メイカーにとってはまもなく不良債権になるのではないか? PHSみたいにいずれ消滅していく運命かもしれない
医療費の大幅削減のために、財務省主導で一気にフランス化(保険適用外)に舵を切るかもしれない
そうなると認知症関連の学会幹部も自称認知症オピニオンリーダーも存亡の危機
そういう事情で、彼らのステイタスを維持するためにアデュカマブを早く通そうと躍起になっているのだが、そうとう高額だしこんな薬を安易に保険適用を認可するかは疑わしいですね。
つまりエビデンス医療というのはすべて利益誘導、カネ次第だということを一般市民は理解しましょう

Posted by マッドネス at 2020年01月10日 11:09 | 返信

ワセクロとのダブル講演はすごいですね
ワセダクロニクルといえば、今「隠された乳がんマネー」という連載をやっておりますね
認知症薬のエビデンスについては、この本でつまびらかにされてしまったのではと推察しております
認知症薬のエビデンスの真実が広く知れ渡るといいと思います。

Posted by 匿名 at 2020年01月10日 12:07 | 返信

「抗認知症薬の不都合な真実」読みました。抗認知症薬が75歳以下の治験ということは聞いていましたが、デイサービスを利用している人ではプラセボとの有意差が成り立たないから、デイサービスを利用していない人で治験を行って有意差があったため、新薬が承認された、ということが本当だとしたら~なんじゃそれ、そんなばかな~国は国民をばかにしているのか~って誰しも思うのでは?抗認知症薬飲まなくてもデイサービスに行けば同じ効果あるのなら、薬いらないってことですもんね。国は企業が金儲けすればたくさんの税金がはいってくるからと、企業と手を組んでこんな詐欺まがいのことをしているのでしょうか。詐欺が横行する世の中、国もしかり、なんでしょうか。こんな日本にがっかりです。心豊かで人の幸せを願える誇り高き日本を目指してゆきたいものです。

Posted by 遠い声 at 2020年01月11日 02:30 | 返信

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