武漢から帰国した日本人のなかに4人の
無症状感染者がいる、という事実報道。→こちら

私はとても興味を持った。


・水際作戦はもう意味がない。

・どこに感染者がいるかは誰も分からない。

・感染者は相当数いるが、正確にカウントできない。


現在、コロナウイルス検査には以下の4条件が必須だ。
１）37.5度以上
２）咳や痰など
３）レントゲンで肺炎
４）武漢との関連性

いまだに「武漢縛り」があることに注意が必要だ。

症状だけで、インフルや風邪との区別はつかない。

早く、簡易キッドの開発普及が急がれる。
それには政治の力（法的整備）も必要だ。


4条件を満たす人は、保健所に電話をすべき。
いきなり医療機関に行っても何の意味もない。


しかし、4条件を満たす人はわずかだろう。
今後は、4条件を満たさない感染者が圧倒的多数になるはず。

帰国した日本人感染者17人に対して、無症状者が4人もいた！


ところで4人の無症状感染者に関して２つの私見を述べたい。

１）ウイルスの危険性は、そんなに高くないのでは
　　インフルエンザとそう変わらないのではないか
　　つまりパニックになる必要はなく正しく恐れよ

２）もう一つは、4人の感染者の今後を徹底的に監視する
　　ウイルスは排出量はどれくらい？どう変化するの？
　　ウイルスの抗原量や抗体量の推移を知ることができる
　

4人の無症状感染者にはたいへん申しわけないが
上記の１）２）を徹底的に調べて欲しい。（もうやっているだろうが）


肺炎発症者の経過ばかりばかり目が行っているが、
同時に無症状者も熱い目で追いかけるべきである。



私は、4人の無症状感染者がいると聞いた瞬間、
「この問題の先が見えたなあ」とちょっと安堵。

新型コロナウイルスは、そんなに怖くない。


インフルやしつこい風邪と大きな差異はないのでは。
インフルで死ぬ人は、もっとたくさんいる。

とはいえ、インフルと同様に感染拡大の阻止には
これからでもて打てる手がいくらでもあると思う。


アメリカ政府は非常事態宣言をした。
諸外国もかなり厳重な処置を取った。


一方、日本はかなりゆるいなあ。
しかし、このままではいけない。

自国民の不安を軽減するためには、感染者の増加が
ピークを超えて減衰する証拠を見せないといけない。

そのためにやるべきことは、マスクや手洗いよりも、
「渡航や移動の制限」を政治力で制限することでは。


政治がしっかり機能すべき時。

武漢の騒動を日本で起こすべきではない。

私には10年前の新型インフル騒動がデジャブに映る。

興味のある方は、本ブログの右の「検索」欄に、
「新型インフル」と入力してみて欲しい。

沢山の記事が出てくるが、なんらかの参考になるのでは。

歴史は繰り返す。




PS)

今日は医療用麻薬の指定講習会の後、
いくつかの勉強会と大学の新年会だ。

明日、東京で尊厳死協会の会議のあと
厚労省の閣僚との意見交換会がある。

新幹線での日帰り。
様子を報告します。

今日から2月。
頑張ろう！