ウイルスが勝手に人にうつるのではない。

人間がウイルスを人間に運んでいるだけ。

人間がいなければ、ウイルスは増えない。

無人島に1人ならうウイルスは広がらない。


人間とは、人と人の間、と書く。

まさにその「間」を空けることが大切だ。


しかし、空けられないのが人間の「性」

中村雅俊は「人はみな一人では生きてゆけないものだーから」。


ソーシャルデイスタンスは感染予防の原点である。

診察室でも、さすがに少し距離を置いている。

在宅患者さんにも、いつもよりは遠くから話す。


しかし
接客業は近い
電車は近い
学校も近い
病院は近い
4人病室も近い
介護施設も近い・・・


距離が近いところから感染が起きる。

だから、人との距離が一番需要だ。

自助努力でほぼ可能だ。

それができない時や密室時に
マスクが大切になってくる。

マスクはマイクロ飛沫をおこさないためで
密閉空間なら換気と空間除菌が大切だ。


ソーシャルデイスタンスと
マスクと手洗い、に尽きる。

あとは、免疫力。


それだけだ。

私は、
梨田さんのICU入院（鎮静がかかている）
と山梨県のゼロ歳児の感染がショックだ。


これらは、変異した悪性のコロナウイルスだろう。
ついに、タチが悪いウイルスに変異してきている。

皆さん、心して、外出してください。
余計な場所には行かないほうがいい。


自宅が一番安全だ。

家族が危険なら自宅内隔離すればいい。


しかし天気がいい昼間は、公園や河川敷を散歩すべき。
人との距離を意識して屋外を歩くことが、最も大切だ。

紫外線はウイルスを不活化させる。
適度な運動は免疫力を上昇させる。



PS)

厚労省から長尾クリニックに布マスク2枚が届いた。

職員110人に、2枚を使いまわしせよ、とのことか。

エイプリルフールのギャク？

間抜けすぎて言葉が出ない。

誰がどんな気持ちで決めて送ったんだろうか。

そのお金は困っている人に回すべきだと思う。


国は守ってくれない。

医療も守りきれない。

自分の命は自分で守るしかない。

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