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第二波、第三波をどう防ぐ
2020年05月01日(金)
最近分かったことは、2月は第一波で
3月、4月は、第二波であったことだ。
GW後に落ち着いても第三波が心配だ。
3月、4月は、第二波であったことだ。
GW後に落ち着いても第三波が心配だ。
第一波は、武漢株だったとすれば、
現在は、欧州株(武漢発)の第二波らしい。
5月には一旦、収束傾向になるだろう。
でも北海道が心配だ。
どんどん増えている。
コロナは3万塩基と長いRNAウイルス(一本鎖)
なので、短時間に変異しやすいし変異している。
国立感染症研究所は、年間で25.9ケ所の
遺伝子変異が起きると予想している。
(平均14日に1ケ所)
変異と
・ワクチンの効果
・薬剤の効果、の関係は全く不明である。
すなわち、変異に備えることが大切だ。
感染者数と変異は相関する。
つまり、夏~秋以降の第三波、第四波に
備える部分がある。
日本は、第一波に対して「武漢縛り」で成功した。
しかしその裏では、第二波が入ってきてしまった。
渡航制限が遅すぎたことで現在の第二波を起こした。
同じ島国であるニュージーランドと雲泥の差である。
この第二波の教訓を、第三波に活かすべきである。
すなわち「鎖国的」な措置を1年は継続すべきだ。
海外への観光旅行などは全面禁止を維持すべきだ。
6月からは、国内の規制は段階的に緩和されるだろう。
しかしクラスター対策で封じ込めることは可能だろう。
その時に、米国の変異株が入ってきたら、どうなるか。
スペイン風邪では、第二波は第一波の5倍だったそうだ。
今が第二波とするならば、第三波に備えることは当然だ。
でも、第一波で練習はできている。
より迅速に備えることができるよ。
いいんじゃない。
仕事ならテレワークもあるし。
ハワイが遠くなった。(10年以上前)
ヨーロッパやNYは、さらに遠くなった。
しかし3~5年後に行ったときには、有難味があるかな。
PS)
コロナチャンネル #012
PCR検査はどこまで信じられるのか
https://youtu.be/KDj25OTdwcU
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この記事へのコメント
今回封じ込めに成功したNZや台湾は国民の多くが免疫がないため、長い目で見ると集団免疫方針のスウェーデンと比較してどうか?というのは注目したい所。
いずれにしても、人口の少ない国は管理がしやすく、方針が定まりやすいですね。
高温多湿気候のシンガポールで死亡率が低いことをみると、6~7月には一時収束するでしょうか?
問題は10月以後ですね。一番怖いのはインフルとの混合感染が高齢者施設で多発することですね。
10月までに、医療機関への早期アクセス、迅速検査、抗体検査、治療薬処方が迅速にできる体制を。
PCRドライブスルー検査は飛沫エアロゾルによる医療従事者の2次感染が心配になります。
ワクチンがない状態でも2類外しができるか?がカギでしょうね。
第3波は第2破よりも大きい波になるでしょう。今度こそ十分な備えをしないとダメでしょう。
日本の場合は季節性インフルと同じ対応ができれば、今回のような自粛は必要なくなると思いますが。
Posted by マッドネス at 2020年05月01日 10:52 | 返信
いつも拝見させて頂いております。
『つどいばさくらちゃん』で先生を知り、尊敬しております。
コロナチャンネル、とても納得しました。
全ての病院で先生のようなお考え、対応をして頂けるようになれば、
もっと落ち着いて過ごせるのではないかと思ったりします。
先生に寄り添って頂ければ、どれ程安心かと思います。
Posted by まさ at 2020年05月01日 01:01 | 返信
これまでのメール、匿名で失礼いたしました。
ネット上に掲載されるのかと勘違いしておりました。
応援しております。そして先生ご自身のお身体、心配しております。
くれぐれもお気をつけ下さい!
兵庫県にコロナ病院を!期待しております。
「大阪に足並みを揃えて」と言ってくれないかな?
Posted by 竹内 薫(まさ) at 2020年05月01日 01:19 | 返信
当面、「鎖国的」な措置・海外への観光旅行などは全面禁止!! に賛成です。
(アスリートやビジネスetc 必然な場合は許可)
今年、1月に新型ウィルスの脅威を感じた時に、即、思ったのは
「日本は鎖国すればいい、鎖国さえすれば...」と純粋に思いました。
経済とか同盟とか、何かとしがらみがあって無理なことは解りましたけど、でも
シンプルに考えれば道理です。
"武漢からの渡航禁止"措置が出た時に、他地域からの C国人は日本観光に来ていました。
そんな渦中に屋形船での新年会や C国人を乗せたタクシードライバーやら、感染が広まりました。
ダイヤモンドプリンセスからではなく、市中からのウィルス侵入が始まっていたのです。
クルーズ船対策と並行して、チャーター便対策に講じている時期に、海外旅行した日本人が
ヨーロッパ型ウィルスを背負って日本に帰国しました。中には医療資格者が居ました。
空港は怖いな、と思っていましたし、自らの外出を自粛し始めていたので、「旅行??こんな時期に?」
と釈然としない思いが募りました。「今じゃなくても」と思うのが普通でしょ。
人が動けば埃が舞うのです。海外の良さ・魅力は、もちろん理解できますが、今の時期だから
秩序を重んじる日本人社会の中に浸って、我が身を振り返りながら、日本らしさを味わうのも
おつな世界かなと思います。
Posted by もも at 2020年05月01日 09:55 | 返信
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