このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com

感染者と重症者と死亡者の重症化因子の多変量解析を急げ!

2020年08月10日(月)

感染者数なんてどうでもいいし、氷山の一角を垣間見ているだけ。
それより感染者と重症者数と死者の年齢、基礎疾患、経過などの
分析をして、重症化を防ぐ具体的方策をしっかり報じるべきでは。
2つの応援
クリックお願いします!
   →   人気ブログランキングへ    →   にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
 
 


今の情報
現在感染者数
14,953
(前日比 +713)
新規感染者数
1,444
(前日比 -124)
累計感染者数
48,907


 
そして、死亡者数は、1048人、である。


指定感染症ということは、一人残らず国が情報を把握しているとうこと。

これまで、48907人の日本人が感染している。(実際はその何十倍だろうが)


この4万9千人と、重症者と死亡者全員の

1 年齢と性別
2 基礎疾患すべてとその程度
3 血液型(ABO)
4 喫煙状況(加熱式たばこも)
5 BMI(高度肥満の割合)
6 感染判明までの期間
7 重症化までの期間
8 死亡までの時間
9 抗体陽性率(キット別のIgG)
10 治癒後の血液PCR


をデータベース化し分析を急ぐべき時だと思うけどね。
1~8はすぐにできる。

9と10は経時的変化を調べればいい。


それにより、真の重症化リスクのオッズ比、が出る。
多変量解析して重症化のファクトを浮き彫りにする。


それに基づいて対策を立てればいいだけ。
なんでそんな簡単なことをしないのか???

不思議で仕方がない。

毎日、○○人出ました! とか
○○でクラスター発生! なんて報道をしても意味が無い。

ステイホーム症候群とシャムズを増やすだけ。
日本経済をズタズタにして、日本を殺すだけ。


それではなく、「重症化因子」を知らしめるのが国の仕事だと思う。
なんのために、国立○○研究所があるのか、と思ってしまう。

もしも私が国の責任者であれば、「すぐにやれ!」と命じるけどね。


わが県の知事は、「一人でも感染者を出した店は営業停止にする!」
と脅しているようだが、コロナと食中毒を完全に間違えている(悲)


もう市中感染なので、感染は当たり前。
PCR陽性者を犯罪者扱いするメンタリテイーはタチが悪いね。(アホ)


いくら問診しても診察しても、感染の有無は絶対に分からない。
かといって、PCR検査も偽陰性が多く、あまり頼りにならない。

それよりも、「全員が自分が感染者だと思って行動する」につきる。
それができれば、どこに行っても構わないと思う。

三密と換気とマスク、だけでいい。
こちらのほうが、「全員毎日PCR」よりもずーっと、優先する。


抗体と血液PCRのフォローで、二度感染しないか、持続感染するのかが分かる。
こうした「感染後のサーベイランス」も、もしかしたら、やっていないの???

だったら何故、行政検査(税金)でPCRをやっているのかな?
サッパリ理解できないことばかり。


難しいですか?

もしそうなら、来週のコロナチャンネルで分かり易く解説するね。


今日は、梅村議員から電話を頂いた。
維新の会の厚労委員会で話をしてくれと。

以下、梅村議員の今日のFBの投稿だ。
これは、一般市民向けの文章である。

---------------


★指定感染症か5類感染症か?
 
先週から、参議院厚生労働委員会で質問に立ち続けていますが、6月12日(金)には、新型コロナウイルス感染症を現在の「指定感染症」のままで扱い続ける方が良いのか、季節性インフルエンザと同様の5類感染症にした方が良いのかについて、質疑・議論を行いました。一瞬、「それは指定感染症のままにしておいた方が、国民を守るのには有用だろう」と思われる方が多いかと思いますが、私は「そうとも限らないだろう」という立場です。もっと言えば「頃合いを見て、可能なら5類感染症にした方が医療現場では多くの患者さんを守れるのでは?」と考えることもあります。少し難しいテーマですが、その議論の一端をご紹介します。
 
⚫️現在の新型コロナウイルス感染症(指定感染症)は「全数報告対象」の疾患です。つまり「疑似症患者=疑い患者」も含めて、患者さんを診た医師は、一例残らず保健所等を通じて役所に報告しないといけないことになっています。しかし現実は、新型コロナウイルス感染症患者さんを診た医師は、長時間保健所に電話をかけ続けて、やっとの思いでPCR検査までたどり着いて、PCR検査陽性となった患者さんだけが「届け出」となっています。要するに、現状では「全数報告対象」には程遠い状況です。
 
⚫️そして現状では、新型コロナウイルス感染症の重症患者さんは主に感染症指定医療機関に入院して治療を受けています。患者数が多くなりすぎると、すべての患者さんを「隔離目的」で感染症指定医療機関で受け入れることは無理で、最終的には、感染症指定医療機関に入院するのは「緊急を要する重症患者」という判断になるかと思います。つまり現状でも入院の目的は「隔離」というよりも「重症対応」となっています。
 
⚫️秋になると、5類感染症である季節性インフルエンザが流行する可能性があります。季節性インフルエンザは「全数報告対象」ではなく「定点報告対象」です。ですので一例残らずの報告義務はありません。仮に季節インフルエンザ患者さんが約1000万人、新型コロナウイルス感染症患者さんが約3万人、発症したとすると、大雑把な表現になりますが約1000万人(5類感染症)+3万人(指定感染症)=約1003万人の指定感染症または指定感染症疑似症患者さんが医療機関に押し寄せることになります(両者の症状は似ています。対応としては念のため指定感染症を想定する必要があります)。
(1)季節性インフルエンザ→その場で検査→陽性判明してもすべての報告義務なし。→治療スタート。
(2)新型コロナウイルス感染症→保健所を通じての接触者外来やPCR検査センター等での検査→陽性判明したら疑い含めて報告義務+行政の介入。
この2つの両方のパターンに医療機関は同時に対応してはいけないので、かなりの混乱になることが想像されます。
 
⚫️例えば、発熱した交通事故や心筋梗塞・脳梗塞等の患者さんが運ばれてきて季節性インフルエンザ検査をして「陰性」となったらその先、どうするのかという問題があります。あるいは季節性インフルエンザ検査で「陽性」となっても新型コロナウイルスが「陰性」である保証はありません。
 
⚫️新型コロナウイルス感染症の唾液によるPCR検査が保険適用となりましたが、新型コロナウイルス感染症が「指定感染症」である限り、これがどこの医療機関でも自由に行える検査にはなりません(厚労省の説明によると)。なぜなら「指定感染症」とは一例残らず役所に報告する疾患だからです。仮に「町のクリニックでもやっても良いですよ」と言われても町のクリニックは恐らくやらないと思います。「指定感染症」である新型コロナウイルス感染症患者さんが一人でも判明すると、その町のクリニックに保健所が乗り込んで来て、それはそれで大変な事になるからです(診療停止?)。でも、本当は「早期発見」「早期治療」をして、命を助けることを重点的に考えるのなら、出来るだけ多くの病院やクリニックで気軽に唾液によるPCR�
 ��査ができる方が良いのだと思います。
 
⚫️以上の話は、論点のほんの一部ですが、何となくお分かり頂ける点もあるかと思います。本年2月1日時点の判断で新型コロナウイルス感染症を「指定感染症(当時の判断は2類感染症相当)」としたことは間違いではないと思います。しかし病気の正体が明らかになるにつれて、何を最優先するのかと考えていけば、「隔離」「行政による管理」「一例残らずの把握」から、「早期発見」「早期治療」「多少報告が漏れても、患者さんが死なないようにする」に重点を移すべきではないかと感じています。それが「指定感染症」を外して「5類感染症(あるいはその程度)」の扱いにするのもひとつの手ではないかと考える理由です。

-----------------


昨日の記事への書き込み、ありがとうございまーす!
予想通り、意見がいろいろ分かれ、勉強になります。

100人位になれば、締め切りにするので、みんな書き込んでね。


暑いね。

今日も緊急往診が3件あった。
ALSの方の人生会議はまるでドラマだった。

明日も仕事だし。
私に休みは無い。



PS)
コロナチャンネル#113

ここまでわかった! コロナ後遺症になる人とは?
https://youtu.be/oM_AaWSMIxc















2つのランキングに参加しています。両方クリックお願い致します。皆様の応援が日々ブログを書く原動力になっています。

お一人、一日一票有効です。

人気ブログランキングへ ← 応援クリックお願い致します!

(ブログランキング)

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ ← こちらもぜひ応援クリックお願い致します!

(日本ブログ村)

※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

新宿区の開業医(栗原隆医師)は「2類のままでいたら医療崩壊を起こす」と言ってました。←ブログ内で私のコメントに答えてくれました。
そうでなくても、いま現状、PCR検査の結果、都道府県全てにおいて8割から9割は無症状と軽症者です。
毎日の死者数も0人か1人ですし、陽性者のうち重症者は0人です。
2020年8月8日のゲンダイの見出しには「コロナ死亡者5月からほぼ終息」と記されてました。
冬にインフルエンザと重なった時、小さな町医者から大学病院まで患者でパンクしてしまうと思います。
そうならない為にも、5類に下げたほうが良いと私も思っています。

Posted by えの at 2020年08月10日 02:19 | 返信

厚生労働省のホームページで年齢別の死亡者数が公開されています。
8/5時点では40歳未満5人、40代14人、50代36人、60代107人、70代275人、80歳以上569人です。ちなみに第二波出現直前の6/24では40歳未満5人、40代14人、50代32人、60代99人、70代263人、80歳以上548人です。この1ヶ月半くらいで50代6人、60代8人、70代12人、80歳以上21人の方が亡くなられましたが、決して若年者の死亡が増えたわけではありません。もう風邪以下の毒性でしょうか。
最近の感染者数の推移を見ると、そろそろピークを過ぎつつあるように見えます。このあたりの数字を見てもまだ二類感染症(結核並み!)を続けるのでしょうか。不思議と言いたいですが、認知症であれだけのことをしているわけですから不思議でも何でもありませんね。大迷惑の通常運転。

Posted by 広島の赤牛 at 2020年08月10日 11:54 | 返信

先生、お疲れ様です〜す。

コロナチャンネル、バックの風景いいですね〜夏ですね。どこでかなぁ〜
免疫の暴走って、膠原病とかも?

高齢者が感染すると重症じゃなくても、
治療期間2週間で陰性になったとして、歩けてた人が寝たきりになる可能性が。。。。
認知症が進むし、その後の介護が辛い!

Posted by rico at 2020年08月10日 02:59 | 返信

コメントする

                                               

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com


過去の日記一覧

安楽死特区

糖尿病と膵臓がん

病気の9割は歩くだけで治るPART2

男の孤独死

痛い在宅医

歩き方で人生が変わる

薬のやめどき

痛くない死に方

医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣

認知症は歩くだけで良くなる

がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

  • 長尾クリニック
  • Dr.和と一緒に仕事をしませんか?
  • 長尾クリニックメールマガジン まだまだ知らないDr.和情報がてんこもり!
  • にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ

  • 尼崎市の訪問看護ステーション

  • ケアマネセンターながお

  • 公益財団法人日本尊厳死協会