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アルコール依存症への12ステッププログラム By三浦春馬

2020年11月09日(月)

現代ビジネスのこの記事は秀逸である。→こちら

アルコール依存症への12ステップは

春馬さんが残してくれたプレゼントだ。

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2020年10月27日に、故・三浦春馬さんの追悼映像としてミュージカル「キンキーブーツ」での三浦さんのパフォーマンスを収めた

「Kinky Boots Haruma Miura Tribute movie」がキンキーブーツ・ジャパン公式YouTubeチャンネルで公開された。


芸能人が「クスリとセックス」に溺れるまでの全真相  動画は関係者のインタビューとドラァグクイーンのローラ役で歌い踊る三浦さんのパフォーマンスが20分強に収められているが、「キンキーブーツ」の舞台を見逃した私はこの追悼動画をみて「えっ!」っと思わず叫び声をあげるほど驚いてしまった。  なんと動画の終盤19分17秒あたりで「みんな12ステップのプログラムは聞いたことがあるわよね?」と、三浦春馬さんの口から「12ステッププログラム」というセリフが飛び出したからである。 欧米では有名な「12ステッププログラム」  「キンキーブーツ」のあらすじはみなさんもご存知かと思うが、経営破綻に追い込まれていた老舗の靴工場「プライス&サイモン」を継ぐことになった二代目社長チャーリー(小池徹平)は、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラ(三浦春馬)からヒントを得て、ドラァグクイーンのためのブーツ「キンキーブーツ」をつくる決意をする。  


工場の従業員の反発や様々な困難を乗り越えミラノの品評会で大成功を収めるというものだが、このクライマックスシーンでチャーリーを演じる小池徹平さんが「みなさんにプライス&サイモンの成功の秘訣を皆さんに教えようと思います」と語る。  するとローラを演じる三浦春馬さんが「みんな12ステップのプログラムは聞いたことがあるわよね? でも12ステップでできることは6ステップでできるの」と語りかけ、この6ステップを歌で伝えるというくだりになっている。  では、この「12ステッププログラム」とは何か?   1935年に株の仲買人であったビルと外科医のボブという二人のアルコール依存症者によって作られた依存症回復プログラムである。  それまで様々な医療機関でも見捨てられていたアルコール依存症者が、このプログラムで回復を果たしたということで、12ステッププログラムは当時ロックフェラーなどにも称賛された。  ベースとなっているのは精神科医であり心理学者であるユングの「人知を超えた偉大なる力への目覚め」という考えであり、「この目覚めを得た人はアルコール依存から解放されている」とユングがビルに伝えたことから生み出された。  


私なりの解釈でこのメソッドを簡単に説明すると、「依存症者は自分の狭い視野で人生を取り仕切ろうと必死にあがきストレスが溜まり、そのストレスをなんとかしようとアルコールに依存する。この悪循環から抜け出すためには、利己的に生きるのではなく、同じ問題に苦しむ誰かを助けるという利他的に生きていくべきだ。常にその視点で物事を眺めていけば、例え自分の思い通りの結果が得られなくとも、人知を超えた偉大な力(ハイヤーパワー)が良い方に導いてくれる。自分の小さな考えで思い悩むのではなく、広い視野で長い目で結果を見てみると、ハイヤーパワーの導きは必ずうまくいくのだ」というもので、この考えに目覚め、その目覚めを維持するために文字通り12の段階を踏んでいくのである。  


この85年前に作られた12ステッププログラムは1939年に「アルコホーリクス・アノニマス」という本にまとめられたことから世界中に広まり、アルコールだけでなく様々な依存症を抱える当事者とその家族が回復を果たした。  今ではこの12ステッププログラムは150ヵ国以上に広まり、アルコール依存症以外の依存症に向けた12ステップや「機能不全の家庭で育った人の12ステップ」や「感情や情緒的な問題から回復する12ステップ」など様々なものがある。  この12ステップを用いて共に同じ問題から回復を目指す人たちが集まり自助グループを形成している。  


日本にはまだ誕生していないが諸外国では「社会不安を抱えた人の12ステップ」や「自殺予防の12ステップ」など200種類以上が生み出されていて、この12ステップがいかに身近にあり社会問題や生きづらさの解消に根付いているかわかる。  私がアメリカにたびたび依存症の研修に行っていた頃も「こちらでは12(トゥエルブ)ステップのことは小学生でも知っている」と何度も言われた。  それだけ欧米では12ステップは知られており、ブロードウェイなどで演じられた「キンキーブーツ」のセリフにさらりと「みんな12ステップのプログラムは聞いたことがあるわよね?」というセリフが入れられても、誰も違和感を抱かなかったのではと推測する。


キンキーブーツの「6ステップ」とは?  では12ステップはなぜここまで広まり受け入れられたのか? その偉大さはどこにあるのか?   ここではアルコールの12ステップをご紹介するが、依存症の種類によって変わるのはステップ1の「アルコールに対して無力であり」という部分だけで、ここが薬物になったりギャンブルになったり、「家族のギャンブルの問題」になったりするだけで他は同じ過程をたどる。 ----------


  1. 私たちはアルコールに対し無力であり、思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた。
  2. 自分を超えた大きな力が、私たちを健康な心に戻してくれると信じるようになった。
  3. 私たちの意志と生き方を、自分なりに理解した神の配慮にゆだねる決心をした。
  4. 恐れずに、徹底して、自分自身の棚卸しを行ない、それを表に作った。
  5. 神に対し、自分に対し、そしてもう一人の人に対して、自分の過ちの本質をありのままに認めた。
  6. こうした性格上の欠点全部を、神に取り除いてもらう準備がすべて整った。
  7. 私たちの短所を取り除いて下さいと、謙虚に神に求めた。
  8. 私たちが傷つけたすべての人の表を作り、その人たち全員に進んで埋め合わせをしようとする気持ちになった。
  9. その人たちやほかの人を傷つけない限り、機会あるたびに、その人たちに直接埋め合わせをした。
  10. 自分自身の棚卸しを続け、間違ったときは直ちにそれを認めた。
  11. 祈りと黙想を通して、自分なりに理解した神との意識的な触れ合いを深め、神の意志を知ることと、それを実践する力だけを求めた。
  12. これらのステップを経た結果、私たちは霊的に目覚め、このメッセージをアルコホーリクに伝え、そして私たちのすべてのことにこの原理を実行しようと努力した。



このように12のステップは、ここに書かれているプロセス通りにひとつずつ与えられた課題を上っていくのだが、読んだだけではよくわからない。  そこでスポンサーと呼ばれるこのプログラムの経験者が、スポンシーと呼ばれるまだ経験していない仲間にマンツーマンでやり方をレクチャーし伝えていくのだ。  しかしそれは依存症者にとって決して楽なことではない。  例えば「棚卸し」と呼ばれるステップ4、5では、自分の自我による間違った考えや、頑固さによって自分と他人を傷つけ台無しにしてしまった過去を振り返り、紙に書きだし、何が問題だったのかを真摯にそして謙虚に振り返る。  しかもそれを他の誰か信頼している仲間に打ち明けながら検討しなくてはならないのだ。自分が墓場まで持っていきたい過去を、他人に話さなくてはならないという行為は依存症者に限らず恐ろしいものではないだろうか。  また「埋め合わせ」と呼ばれるステップ8、9では、そのかつての失敗により傷つけた人たちに直接謝りに行かなくてはならないのである。どれだけ勇気のいることか想像して頂けるであろうか。  けれどもそれらの困難を乗り越えていくと、新しい生き方を覚え、自分の自我に凝り固まった人生がいかに生きづらかったかを身をもって体験するのである。  


12ステップは「神」という言葉が多く表記されているので、宗教のように思われがちだが宗教ではない。  もちろん何か宗教を持っている人は自分の信仰する神を当てはめても良いのだが、この神の部分に「絶対的な知恵と、愛情を持ち、常に良い方に導いてくれる力」を想像すればよいのである。  12ステップは実は決して目新しい考えではない。むしろ太古から言われている真理と言える。それゆえ多くの成功者が同じようなことを言っており、例えばスティーブ・ジョブスはかの有名なスタンフォード大学のスピーチでこのように述べている。  「未来に先回りして、点と点を繋げることはできない。君たちにできるのは、過去を振り返って繋げることだけなんだ。だから点と点がいつか何らかの形で繋がると信じなければならない。自分の根性、運命、カルマ、何でもいいから、とにかく信じるのです。歩む道のどこかで点と点が繋がると信じれば、自信を持って思うままに生きることができます。たとえ人と違う道を歩んでも、信じることが全てを変えてくれるのです」  


みなさんもこのような真理が語られているものを何度も目にしてきたことがあるはずだ。けれどもその真理の境地に至ることはなかなかできない。  人間誰しも自分の望み通りの結果が欲しいし、そうならなければやけくそにもなるし、誰かのせいにもしたくなる。自暴自棄になったり自己憐憫にも見舞われる。  自分の望みを手に入れた他人を見れば嫉妬し、憎み、自分は生涯手に入れられないのでは? と恐れや不安に見舞われ、小さな成功を手に入れれば今度はそれを失いたくないとますます心配になり握りしめる。  そんな悪循環から抜け出し、自分を信じて、他者と比較せず、自分の人生を歩けたらどんなに良いかと多くの人は思っていると思うが、なかなかそうはなれない。  ビルとボブの偉大さは、この真理の道にたった12のステップを踏むことで誰でも到達できてしまうやり方を提供したことだ。  


しかも無償で特許もとらず全世界に配った上に、このプログラムが永遠に誰かの金儲けの道具に用いられることなく、仲間同士の友情と愛情だけで広がるような仕組みづくりを考えだしたのである。  このプログラムと仕組みを作ったビルはのちに「タイム誌が選ぶ20世紀の100人」に選出され、このことを誇りに思う私のような12ステップグループメンバーは多い。  一見すると難解な12ステップをキンキーブーツでは、「12ステップでできることは6ステップでできる」としているのでこちらもご紹介したい。 ----------

1. 真実を追いかけること

2. 新しいことを学ぶこと

3. 自分を受け入れ、他人も受け入れること

4. 愛を輝かせること

5. 信念に従うこと

6. 自分が変われば、世界が変わる ----------  


つまり12ステップが真理への目覚めまでのやり方をレクチャーしたものであるのに対して、「キンキーブーツの6ステップ」は12ステップで得られた結果について表現している。  ご覧になってどう思われるだろうか?   「こんな生き方ができれば自分の人生はより良いものになるはずだ」と思われるのではないだろうか。実際、その通りであり私たち依存症者は、12ステップによってむしろ依存症になる前より人生がより良いものになったと実感している。  もちろん常にこのような境地にいられるわけではなく、嫌なことが続けばまた自我が大きく芽生え、恨み、恐れ、嫉妬、怒り、失望、自己憐憫という悪循環のループにはまるが、けれどもそこから抜け出す方法が、かつてなら「アルコール」「薬物」「ギャンブル」や「買い物」等でしかなかったものが、この12ステップに立ち返り、「棚卸し」や「埋め合わせ」といった健康的な方法で抜け出すことができるようになったのである。



"三代目ギャン妻"の12ステップ体験談 写真:現代ビジネス  

では私自身は12ステッププログラムがどのように影響したのか。  私は、祖父、父、夫がギャンブル依存症という三代目のギャンブラーの妻であり、しかもその上自分自身がギャンブルと買い物の依存症になってしまった。  その経緯については『三代目ギャン妻の物語』という本に書いたが、私の父はギャンブルの借金のため会社の金を横領し、母はそんな父を見限り離婚した。  離婚後は一人娘の私を連れて実家に戻ったが、その実家の父つまり私の祖父もまたギャンブル依存症者で1年365日パチンコに出かけ、それは99歳で亡くなる2週間前まで続いた。  


当然家は貧しく、周囲と比べてもみすぼらしい暮らしぶりだったが、母はそんな惨めさの中で「臥薪嘗胆」を胸に秘め、「娘に一発逆転してもらい世間を見返して欲しい!」とばかりに私に期待し過干渉で束縛してきた。私はそんな母に反抗し続けるという共依存の悪循環に陥っていた。  依存症に苦しみ、自助グループに繋がるも、なかなか依存が止まらなかった私は「もうダメ。この辛く苦しい生活から抜け出せるならなんでもする。だから誰か助けて!」という心境になり、12ステッププログラムを掴んだ。「自分だけでは止められない」とこの時初めて自覚できたのだ。  


初めて棚卸をした際には、母親への恨みのリストで紙面の大半を割いた。特に家があまりにも貧乏だったために抑圧されていた様々な事柄に対する恨みは、思い出すだけで疲れ切ってしまった。  例えば習い事を途中でやめさせられたり、中学の制服や学生カバンを買ってもらえず近所のもらい物ですまされたことなど「私は悪くない。母は貧乏を素直に認めればいいのに、私のせいにして様々な我慢をさせた」と憎しみの気持ちが噴き出していた。  特に私は若い頃、偏頭痛と生理痛がひどかったのだが、母が鎮痛剤を買ってくれなかったために、痛みにのたうちまわっていた。  そのことを棚卸表に書いたのだが当時のスポンサーが「そうか~、りこさんが子供の頃は様々な薬害が社会問題になっていたからお母さん心配してたのねきっと」と言ってくれた。この何気ない一言が私に大きな衝撃を与えた。  そんな視点で母親のことを考えたことがなく、むしろ「貧乏のためにケチりやがって! 私の身体なんかどうでもいいんだあいつは」と思っていたので、そういう見方もあるのか! と驚いてしまった。


そのスポンサーの言葉が母の真実だったかどうかは分からない。けれども私はそう思うことで楽になれたし、何よりもその時初めて「物事は自分とは違う角度から見ることができて、どれも真実なのだ」ということを知ったのだ。  これはのちに私が民間団体を立ち上げるうえで非常に役立ち、今でもなんとか依存症を再発せずにストレスフルな代表役を務められているのは、「別の角度から見ている人にわかってもらえなくても仕方ない。」と思えるようになったからである。  さらに全ての恨み言を書きだしてみると「もう親から解放されてもいいよね」と思えた。40歳を過ぎているのに、自分のやりたいことや考えをいちいち親にわかってもらおうとすること自体がナンセンスであり、それこそが自分の共依存であると気がつけた。


また「埋め合わせ」のプログラムでは、小学校の時の友人に30年ぶりの謝罪をした。当時私はその友人を嫌ってなどいなかったのだが、彼女がいじめの対象になると、私は他の子と一緒になって彼女をいじめる側にまわった。  心の中で「こんなことやっちゃいけない」と思っていたが、かといって自分がいじめっ子に立ち向かう勇気もなく流されてしまった。そしてそんな自分を私は大人になっても嫌っていた。  30年ぶりに連絡をとり会いに行き「小学校の時いじわるして本当にごめんなさい」と謝罪すると、相手は驚き「気にしてないよ」と言ってくれた。  彼女が心の中でどう思っているのかは不明だが、とにかく今自分にできることはこの謝罪しかないのだ。「できる限りの努力をし、結果はどうあろうと受け入れる」埋め合わせはこんな新しい生き方を教えてくれた。


もちろん私の場合、母に対する反抗の数々を埋め合わせすることが一番大変な難関だったわけだが、このような「埋め合わせ」を可能な限りの対象者に行うと、不思議なことに頭の中でいつも自分を責めていた「お前は最低。何をやってもダメ。能なしでズルい奴」という自分へのツッコミが止んでいたのである。  そして自分ツッコミが止むと、依存症の啓発や対策の前進になりそうなことを「できるかどうかは分からないけどやってみよう!」と行動に移すようになった。  それまでは自分を罰したい気持ちが強く、自分を傷つけるような行動、つまり「悪い仲間と付き合う」「危険に近づく」「ダメと言われていることをやる」といったことはすぐやるが、自分にとって少しハードルの高い人との交渉事や、行動すべきことは手を出さないか、やってもうまくいかなければすぐにあきらめていた。そしてそれをすべて「周囲の理解がないせいだ」と自分を棚に上げていた。  


今のように、「同じ問題に苦しむ仲間の手助けをしていこう」という生き方をしようなどと1ミリも考えてもみなかった。  私は12ステップをつかめたことで「生まれてこなければよかった」「親に愛されない子供だった」「惨めでみすぼらしく汚らしい自分」といった自罰感情や自己憐憫の地獄からやっと抜け出すことができた。44歳の時である。  それから12年が経過し現在56歳となったが、あの12ステップで与えられた解放の喜び以上の経験はないし、これからもないと思っている。  だからこそ12ステップを伝え未来永劫広まるようにと、自分たちの名誉や利益を放棄したビルとボブさらには多くの先人たちへの感謝の念は忘れたことがない。そして日本ではなかなか理解されないこの12ステッププログラムの魅力を、同じ経験をした仲間とともに伝えていくことが自分の役割であり恩返しだと思っている。  今回「キンキーブーツ」のようなエンターテイメントの名作で、「12ステップ」の名がこの日本で広まったこと、これもハイヤーパワーの配慮ではないかと思っている。 そしてそれは周りの人に愛され、尊敬された三浦春馬さんの功績のお陰と感謝したい。 田中 紀子(「ギャンブル依存症問題を考える会」代表)


ーーーーーーーーーーーーーーー


日帰りの東京出張。仕方がない。

帰りの飛行場に向かう中から、電話が鳴りっぱなし。


日曜日の夕方から夜は毎週、緊急往診の連続で

まさに「右往左往」している。遣り甲斐がある。


深夜はアルコール依存症の患者さんから。

酔っぱらってかけてくるので覚えていない。


「死にたい」と言われるが、それを言って死ぬ人はまずいない。

しかし気になるので、色々話すが、どうせ忘れている。


入院はしない、話は聞かない、家族はいない・・・

12のステップを紹介はしたが、現実は難しい。


僕自身が1つのステップも踏めていない。

まあ、一生かかっても踏めないかもね。


PS)

コロナチャンネル #204


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この記事へのコメント

人はなぜ自殺するのかという問題に、長尾先生ほど熱心に研究するお医者さんもいないなあと、驚きます。
私自身も自殺願望は10%くらいありますけどね。
タバコやお酒の中毒症は、まず体からニコチンやアルコールを100%抜いて、精神的に自分を過大にも過小にも評価せず、等身大の自分を認めて、堅実に生活していくしかないと思います。
あんまり偉そうにいえないけれど、今なおコロナ不況だし、「お金を貸してくれ」という友だちが多いです。
むつかしい世相ですね。

Posted by にゃんにゃん at 2020年11月09日 01:23 | 返信

長尾先生、日帰り東京出張、お疲れさまです
12月4日の「年忘れ ひとり紅白歌合戦」楽しみにしています
でも、お歌の練習はいつするのだろうと、ふと、思った
音合わせも大変?
まあ、長尾先生のことだから、そんな心配など「大きなお世話」ですよね
それに比べて私はというと・・・
正直に告白します
実は500円を振り込んだつもりが出来ていなった
「ゆうちょ銀行 記号:14360 番号:20705811 特定非営利活動法人つどい場さくらちゃん
 送金時のメッセージ欄に、必ずメールアドレスを記入下さい」
が、どうも気になり郵便局の人と一緒にATMで振込をしました(当然、メールアドレスを記入は出来ず!)
その時はカードしか持ち合わせがなく、通帳記入はしていない
実はその時、ゆうちょの口座の残高は246円
ATMの画面に残高不足のエラーの表示があったかどうかは???(でも、色々と気になり郵便局の人と一緒にATMの操作をしたのになぁ~)
昨日、通帳記入したらエ~~~「送金」の文字が無い
慌てて、昨日、500円を振り込みました

実は私はアルコールは飲めません
私がアルコール飲むと他の事が疎かになってしまうし、アルコールを飲んですぐと車の運転が出来ないので、色々と支障だ出てきます(お酒が出る席でもウーロン茶かジュース)
だから、お正月にビンゴゲームでお酒の一升瓶(銘柄もの)が当たったけど煮物に使いました
アルコールが好き方にとっては失礼かと思いますが、アルコール依存症の方はただ、「酔っ払う」という行為が好きなのかなぁと、ふと、感じることがあります
「お酒を味合う」とは別物と感じるのは私だけでしょうか?
何か、勿体無いような気がして
手の込んだものほど「人の真心」も入っているような気がするので、お値段は張りますが、そういったものをいただく機会を時々でいいので、大切に出来たら思います。
また、どんな物でも「命」を人から人へ繋いで行く事と感じたりします
例え、魚一匹でも思います
だから、大切にしたい何かが生れるような・・・
私の考えが間違っているのかもしれません

Posted by ナオミ at 2020年11月09日 09:17 | 返信

芸能界なんて、私にはまったく縁のない世界ですけど、若い人が一躍スターになって巨額の収入を貰う人もいれば、あっという間に地獄に落とされる人もいる。昔は俳優座とか民芸と歌劇団で一から修行したと聞いています。アメリカでも「アクターズスタジオ」とかストラスバーグ演劇研究所なんてあって、マリリンモンローでもアクターズスタジオで一から勉強したらしい。松田優作もアメリカで演劇を勉強したとか聞いています。今の日本の芸能界は、地味な下積みの勉強ってないのかなんて私は知らないのですけど。鬱になったり、躁病になったり、自殺する人も多いのかもしれない。
作曲家の小室哲哉さんなんかは、売り出してもらったジャスラックに作曲権や色々な権利を握られて活躍しても収入はあまりないらしい。私もある本屋さんで「挿絵」とかスケッチを募集していたので、つい応募したら「あなたの挿絵は合格ですので採用します。しかし、創作の権利は全てわが社にあるということを認めて署名してください」と言ってきたので拒否しました。京都アニメの放火事件などを見るにつけ、現代の若者も生き難い時代だなあと思ってしまいます。

Posted by にゃんにゃん at 2020年11月10日 09:00 | 返信

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