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7月24日は「薬害記念日」

2023年07月29日(土)

公論9月号は「繰り返される薬害」で書いた。

治療と補償と薬害の教育、が急がれると思う。

7月24日を「薬害の日」に定め啓発して欲しい。

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月刊公論2023年9月号 

・ 

繰り返される「薬害」

急がれる治療・補償・教育   →こちら



7月24日は「薬害記念日」


 2023年7月24日は歴史に刻まれる日となった。東京では新型コロナワクチン後遺症患者会の、大阪ではワクチン死亡遺族の記者会見が行われ、各メデイアが広く報じた日であった。新型コロナワクチンを接種してまもなく著しい体調不良に陥り、通学や通勤が不能となり1年以上、社会生活から脱落した当事者たちが顔出しで語った日であった。


また、ワクチン接種後2日後に急死した遺族が顔出しで経緯や国への想いを語った。それまで国は、ワクチン後遺症の存在を正式に認めていなかった。  専門家の推計によると新型コロナワクチン関連死亡は、わが国に数万人いるという。厚労省の統計では2000人余が登録され100人強が認定されている。また健康被害の届け出は約8千件あるも半数しか認定されていない。専門家によるとワクチン後遺症はに苦しんでいる人は十万人単位でいるのではという。


これだけの規模の被害者がいるならば、副反応という言葉ではなく「薬害」である。それもホロコーストを超える人類史上最悪の「薬害」。その薬害の存在が報道されたのが7月24日である。  奇しくも28年前の7月24日は薬害エイズの存在が当時19歳の川田龍平氏が顔を出して語ることにより薬害として認定された日でもあった。その意味で7月24日は薬害記念日である。



読めない「誓いの碑」  


厚労省の入り口左側に黒い碑がある。これは薬害エイズを機に建てられた「誓いの碑」というものだ。しかし黒地に黒字なので近寄っても読みにくい。「薬害を繰り返しません。厚生労働省」という趣旨の文言が記されている。毎年、1回、厚労大臣がこの碑の前で会見するそうだが極めて短時間で形式的なパフォーマンスだという。  


本来、厚労省は国民の健康を守るための行政の中枢である。しかし厚労省が主導して自国民を殺したり甚大な健康被害を広げている。まさにあり得ない状況が現在進行形で放置されている。政治の意思決定下にあるとはいえ、厚労省には現場からのバッドニュースが集約されるので接種の中止や修正を指示する義務がある。しかしそれを怠っている。この碑に書かれた誓いを完全に無視している。


筆者は7月24日の会見後に被害者や遺族とこの碑の前に集まり溜息をついた。厚労省職員は日々どんな気持ちでこの碑を眺めているのだろうか。読めるようにたとえば白字に塗り替えるべきだ。また「繰り返しません」と言いながらも繰り返している(現在進行形)ので、「新型コロナワクチン」という文言も加えるべきだ。「誓いの碑」が泣いている。



HPVワクチン裁判の現状  


コロナが5類になりコロナ以外のワクチンの宣伝が盛んになっている。帯状疱疹ワクチン、肺炎球菌ワクチン、子宮頸がんワクチンなどなど。特に子宮頸がんウイルス(HPV)ワクチンの被害者の報道は完全に埋没している。筆者は数年前、HPVワクチン被害者の少女2人を診察した。自己免疫性脳炎は明白であるが、ワクチン接種との因果関係はいまだ法廷闘争中である。  


HPVワクチン薬害訴訟は2016年7月に全国4地裁で、国とワクチンメーカ2社(MSDとGSK)に対し提訴された。原告数は約120人。コロナ禍を経て、昨年12月から公開法廷による裁判が再開され、今年5月から専門家証人尋問がスタートした。原告側が要請した専門家証人は6人。これまでに池田修一医師、横田俊平医師、高嶋博医師の3人の主尋問が終わった。今後、被告側から反対尋問が行われる。


負けるはずがない裁判であるが世界的なメガファーマーが相手なので結果がどうなるのか気がかりだ。本人尋問や、被告側の証人尋問も続くので今後3年程度かかりそうだという。薬害裁判は提訴から10年かかるそうだが、その10年もの間、薬害当事者の生活はどうなるのか。被害者の深い苦悩を想うと、司法にはこうした薬害裁判の迅速化を強く求めたい。



「薬害」の授業を必修に  


スモン、サリドマイド、薬害エイズ、そして現在進行形のコロナワクチンと、近代医学の歴史は薬害の繰り返しと言い換えることもできる。幸いにも被害に遭わなかった人は忘れたり関心が薄れるが、当事者の苦しみは生涯続く。「くすりはリスク」と言われるが、商業主義が優先する結果、リスクの部分は意図的に過小評価されたり歪められる傾向が続く。


残念ながら、医学部ではこうした薬害の歴史の教育はほぼ無い。医学・看護教育に「薬害」を必修にしない限り、今後も新たな薬害は繰り返されるのだろう。  


今回の新型コロナワクチン健康被害を機に今年になって、ごく一部の高校や文系の大学で、当事者が教壇に立ち「薬害」の特別授業が行われた。筆者もオンラインで話をした。生徒たちの関心は非常に高く、いろんな質問が飛び出してインパクトのある授業となった。文科省は、「薬害」という教育プログラムを中学、高校、大学の授業でも必須カリキュラムとして組み込むべきだ。医学・看護教育においては急務である。


薬害の代償はあまりにも大きい。特に今回の過ちは国家の将来に関わる極めて重大なものだ。当たり前だが外交防衛や経済活性化は国民の健康が土台になる。このままでは我が国は「自滅」の一途となる。その意味でも「薬害コロナワクチン」の実態解明、治療法開発、保障体制の確立が急がれる。国家にとって最優先課題なので「国立薬害研究センター」の設立を提案する。



ーーーーーーーーーーーー




PS)

暑いね。


異状だね。


世界的な課題だね。


コロナよりも温暖化対策と猛暑・異常気象対策だよね。


これこそ国連みたいな国際規模で取り組むべき課題だ。




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この記事へのコメント

地球が。ものすごく怒っているようにさえ感じます。
暑い。ものすごく暑い。
何かを警告されているかのよう。
暑くても思考を止めずに生きたい。
救急隊員さんは暑くて思考が止まったか?
国からの指導なのか?
集合住宅の1室の住人がコロナに罹患。
沢山の回数をうち、癌が再発の方。
体力落ちていらっしゃるのに、自宅に帰され再び救急車要請。
対象者を歩けるからと言って廊下を歩かせ、救急車まで行かせて、救急車に乗せてから、
対象者をビニールに入れた。
理解に苦しむ。
そして、30分近くしても受け入れ先なく、歩いて部屋に戻らされた。救急車は帰って行った。
そしてそして、体調更に悪化。
訪問看護師を要請し状態を再度確認して頂き、酸素飽和度低く、咳もひどいとの事で、
看護師さんがとある病院に受け入れ要請をかけ、決めて下さった。
ご本人はどれだけ、ご不安だったことか。
そして、また同じ救急隊員か???
また患者を歩かせて、救急車へ。
理解が出来ない私は、ただただ廊下の窓を開け放った。
高齢者の多い集合住宅。田舎町で起きた本当の話しです。
大丈夫か日本。
暑すぎて思考が止まらないよう気を付け、自分の命、他者の命も守ろうと思いました。
長尾先生今日もありがとうございます。

Posted by 轟 瞳 at 2023年07月29日 01:34 | 返信

こんにちは。

 いま、『乳幼児ワクチンと発達障害』(臼田篤伸 著、緑風出版)を
読み始めています。臼田さんによると、発達障害の原因は、乳幼児への
ワクチン乱用だと。ふむふむ、と読んでいる最中です。

 本のなかで引用されているテンペニー博士によると、“ウイルスや
ウイルスの断片が脳内ミクログリアや退行性神経変性の誘発部に吸収
されると、引き続いて接種される全てのワクチンは脳内のダメージを
強力に拡大させてゆく”。なるほどねぇ。

 私自身が驚いたのが、学校で自閉症などが増えて、学級崩壊が起こって
いること。そっかぁ、教員の問題だけではないのかと、認識を新たに
しました。

 話は少し変わりますが、今回のCovid19ワクチンは、悪い奴の身代わりに
亡くなる方を出すためのものだとか。だから、治し方を拡散したり、
ワクチンに悪い印象を与えるような言動は、攻撃対象なのでしょう。
 地球上のン割の悪い奴を処分する話の対抗です。これが本当であれば、
Covid19ワクチンを勧めるのは、褒められた話じゃないなぁ。

では。

Posted by たまねこ53号 at 2023年07月29日 05:24 | 返信

この異常な暑さには私自身生き残れるのかと危機感があります。
我が家の第八車もガソリン車なので犯人の一人かなあと思います。
自動車学校の知能検査を受けてそのあとの実地テストの指導先生が「あんた若いし、知能検査も好成績だからハイブリッド車か電気のオートマチック車にしたらどうですか?」と言われました。
地球温暖化を考えるとオートマチックにした方が良いのですけど、猫のえさ代とパソコンの授業代に使ってしまってもうお金はありません。
困ったもんです。

Posted by にゃんにゃん at 2023年07月29日 07:09 | 返信

初めてコメントします。
今回の薬害記念日の論文よかったです。
厚労省の誓いの碑の文字が、黒地に黒文字とは、まさに連中の心の中のようではありませんか。無限サイクル、厚労省から製薬企業へ。米国も同様にFDAからファイザーへ。収入=生きる糧、だから無限サイクル。
残念なところがありました。それは、PSの文中の気候変動のこと。これも仕掛けられているのですよ。大きな嘘話には気を付けようではありませんか。特に恐怖話。世界的なニュースには裏があるってことですね。

Posted by sukai at 2023年07月29日 07:55 | 返信

空気のようにさりげなく応援しています💖暑いです。毎日自転車で暑くない?といろんな方々に心配されてます。夏場は外出前に真水のシャワーを浴びて体温を一回下げるようにしているので汗が出にくいですが、それでもポタポタ汗が出る。しかし暑い日も日本にいる東南アジア人の涼しげな顔をしている所を見ると私も負けたく無いと思います❤️所で、大切な事なのに薬害についてカリキュラムが無いとは知らなかったです。それでは惨劇は止まらないと思いました。かずくんは、現役時代、心を無くさないように一生懸命頑張っていたのかな?と思いました。優しさはお金で買えないので、とても貴重ですよね。🥰

Posted by 元会社員 女性 うさぎさん at 2023年07月29日 09:21 | 返信

先生こんにちは😃
昨日ニュース記事でコロナワクチン接種後死亡した14才の子が因果関係あると認められたそうです。
専門家によるワクチン接種の死亡事例に対する今後の見解については、
重大な症状で注意が必要医療関係者や本人は胸が痛いなどの症状に接種後は注意するようにとの発表です。
でも厚労省としては今まで通りワクチン接種は続けていく方向だそう。

、、、これって、医者や医療関係者が胸が痛いなどの症状を見落とすとワクチン接種後に国民が死亡しますよって言う厚労省からの注意換気になるのではないでしょうか?

要はワクチンが問題ではなく、ワクチン接種後に体調変化があった国民の
症状に気づけず正しい対処が出来なかった医療関係者が悪いと言う意味になるのでは。

厚労省はワクチン接種中止はしないけど、ワクチン接種後に重大な因果関係ありの死亡事例が出てるのだから接種する医療関係者はきちんと症状を観察しなければ業務上の過失になりますよ?と言う意味では。

少しずつワクチンハラスメントがあった消防が大問題ニュースになったり
環境が変わってきていて、前ならワクチン接種後に死亡しても放置だったのが最近、ワクチン接種後に死亡したら医療関係者裁かれますよって変わりそうですね。

時間の経過と共に責任の所在も変化していく。
仕方ないのかもしれませんが。
だんだんワクチン接種して死亡しても仕方ないと言う風潮がそれでは駄目だと変化してきている気がします。
先生良い1日を😊

Posted by かおなし at 2023年07月29日 09:44 | 返信

テレビでも朝日新聞でも「厚労省の専門家部会は新型コロナワクチン接種後に亡くなった健康な14歳の女性について、ワクチン接種と死野との因果関係を否定できないとした」と評価したと載っています。
「接種と死亡の因果関係「否定できず」2例目、コロナ厚労省14歳の女性との記事が載りました。徳島県警の依頼で徳島大学の研究チームによる論文とのこと。徳島大学の主田英之准教授の解剖によると(心臓や肺、肝臓等様々な臓器に炎症が起きていた」ファイザー社のmRNAワクチンの3回目を打って数日以内だった。
部会はこの報告も踏まえ、現時点ではワクチンの接種体制に影響を与えるほどの重大な懸念はないと判断。
主田さんは「どんな医薬品も完全に安全なものはない。mRNAと言う新しい技術が使われたコロナワクチンは従来のワクチンとはどう違うのかなど、今後の調べて行く必要がある」と話す。
厚労省によると、コロナワクチン接種後に死亡が報告されたのは、4月30日までに計2076人。(後藤一也、神宮司実玲、野口憲太)と朝日新聞にやっと載りました。他の方のコメントと重なっていると存じますが、一歩前進と思います。


 

Posted by にゃんにゃん at 2023年07月29日 11:48 | 返信

辛い話です。ただ今日も吉本の世界のニュースを語る番組で、あれだけアストラとファイザーの交差接種を「個人の意見」としながら押した橋下さんもでて笑いばかりで流してます。親も4回は確実でおそらく5回は打ってると思うが自分は今元気なせいか何度騙されてもテレビみて笑ってます。高齢だし楽しくテレビ見るほうが大事なのかなと、長年生きててもう分かってるはずだが考えないのかなと不思議にはなりますが黙って自室に引きこもります。ビッグモーターは許せなくても、保険会社の絡みは都知事もあって、街路樹切ってるのは東京だけでなく大阪も自転車道のためにバンバン切ってますし、イルミネーションを樹にまきつけてどの自治体も観光地はやってます。個人的にそう思ってしまう、感じてしまうだけは強調しますが、SDGsビジネスを促進して、本意を見ず、馬鹿やアホの言葉だけに反応してAIに言論削除や統制させる世の中も大概へんで、ワクチンって差別用語ですか?予防接種といえばいいのですか?なぜそんなことを伏字で言わないといけない世の中なのですか?に疑問を持たないのかと思います。今日の橋下さんのご意見は少子化はフランスに真鍋でした。なんでも若い子や弱者を広報の盾につかいながら本当の弱者を押し込めて弾圧して商業利益の盾には使う。都知事や毎回テレビでてくるインフルエンサーの責任は言及されない。ズルい、資本主義の一番の悪いところがコロナ禍から全面にでてると思います。世界経済会議で「独占的」に決めて大手1企業よりグローバルグループとして企業体としてスポンサーになるからでしょうか

Posted by 心の中の応援者 at 2023年07月29日 12:43 | 返信

昭和55年前後に鍼灸の国家試験があった時「カネミ油、痛い痛い病」とか公害問題も出た気がしましたが、あくまで公害問題で薬害問題は公にならなかったのですね。やはり製薬会社の力があるのでしょうか。

Posted by にゃんにゃん at 2023年07月29日 07:32 | 返信

長尾先生、いつもありがとうございます。
月間公論に掲載の記事に全く賛同します。
誓いの碑は、白字にして読めるようにすべきですね。
また、一刻も早く国として「ワクチン後遺症」の病態を認めて、
ワクチン後遺症の保険診療を認めるべきです。

Posted by 藤原一正 at 2023年07月29日 10:39 | 返信

子宮頸がんワクチンはどういう人がアレルギー反応がきつくて、どういう人はどうもないのか、理由がわかれば良いのにと思います。
昨日のテレビで男性の口の中の筋肉に癌ができて、何の癌か調べたら子宮頸がんのHPVであったと言っていました。
しかも男性の口蓋内の癌HPVはなぜか増えていると言っていました。ワクチンのせいかもしれません。
以前から子宮頸がんワクチンは女性だけの問題ではないと言われていましたが、若い女性にだけワクチン接種の義務があるようです。女性も男性も老いも若きも「安全な」HPVワクチンを打てばよいのかなあと思いました。

Posted by にゃんにゃん at 2023年08月01日 05:21 | 返信

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