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映画「オッペンハイマー」を観た
2024年04月02日(火)
映画「オッペンハイマー」を観た。
長く、複雑で、難解で、深かった。
多くの人に観て欲しいけども・・
映画「オッペンハイマー」→こちら
原爆を発明した物理学者の物語。
落とされた日本側の映画や書籍はたくさんある。
でも、落とした側の映画は知らない。
この映画を「原爆を美化してけしからん」と評する人がいるらしい。
間違いだ。
完全な反核映画だし、反米映画である。
アカデミー賞を7部門で受賞。
欧米で大ヒット。
日本は最後の公開国。(3月29日から)
平日の昼間なのに満席だった。
多くの学生が観て頂き嬉しかった。
難解すぎて理解できない部分が多いだろう。
この映画は何人かで観て、観終わったあと、何時間も議論して欲しい。
凄い映画だった。
難解なのに全米で大ヒットの理由とは。→こちら
原爆について、そして政治について、勉強したい人は観て欲しい。
Xのスペースで1時間、感想を述べたので聴いて下さい。→こちら
PS)
昨夜のリチャードさん、まさに神回でしたね。
またお呼びします。
来週のゲストは、HPVワクチン訴訟原告の梅本さん親子。
今週は、4月6日に、茨城県守谷市で講演する。→こちら
なんとすでに150人以上の申し込みがある、という。
嬉しいので午前中は歌謡ショーもやっちゃいます。
まだお席はあるそうです。
茨城県の方、是非来てください。
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この記事へのコメント
オバマが広島に来た時「お空からなにか降ってきた」と間抜けなことを言い、被爆者が抱きしめられて泣いていた。なんとも「見たくない風景」だった。ヒロヒトが降伏直後広島に訪れた時「文学的あや」ととぼけたことを言ってケムに巻いた。国際法違反の原爆投下に対し、日本の政府も国民もアメリカ政府に抗議したことも賠償請求したこともない。さすればアジア諸国民から膨大な損害賠償を求められるからだ。
そうなのだ。戦争中のことはなかったことにしたい。戦争責任は「陛下に申し訳ない・国民総懺悔だ」で済ましてきた。そして今や「いつまで謝り続けるのだ・孫子に責任ないだろ・自虐史観は止めにしよう」(日本会議・維新・参政党・日本保守党)という極右勢力もうごめいている。ことほど左様になんとも世界に冠たる「ええ加減な民族性」なのである。
アメリカでは「戦時下の日本人強制収容」を謝罪し今でも最後の一人まで犠牲者に賠償し続けている。戦争犯罪に時効はない。ドイツも同様だ。北朝鮮ともきちんと交渉して国交回復し諸問題を一括解決すべきだ。戦後もう80年になるのだよ。
Posted by 匿名でごめん at 2024年04月02日 01:39 | 返信
ロシアでは今、「プーチ・ダモイ」(動員兵を返せ)の女性運動が広がっている。プーチンは耳を貸さないどころか潰しにかかり「カチューシャ」合唱運動で包囲しようとしている(4.2クロ現『プーチン戦争にあらがう銃後の女性たち』)。
日本の反枠デマ拡散派はなぜか全員「プーチンの代理人」。心の底からプーチンに媚びへつらう。「ブチャの惨劇はウクライナの自作自演」から始まったロシア対外情報機関の声明をそのまま繰り返す職業的インフルエンサー。そのデマをただおうむ返しするデマ拡散者たち。
日本の反枠デマ拡散派はなぜか全員「反DSの信奉者」。心の底からQアノンに媚びへつらう。「小林製薬サプリは悪くない・毒チンで死んだのだ」と断言する。なんでも「日本人大虐殺の反DS史観」から説明する。箸が転んでも「反DS」、なんでもかんでも「毒チン」のせい!
「mRNAワクチンを徹底的に批判する端緒」だった「184円で出来る不平等契約書情報開示国民運動」すら背を向け、「死ヌ死ヌ」と接種者をあざ笑うだけの「死神の代理人」たち。
「○○を死刑にしろ」と叫ぶだけでみずから刑事告発することもせず、人任せの「大口たたき」。「デモ隊の後ろから機動隊に石を投げる」挑発者たち。
Posted by (つづき)匿名でごめん at 2024年04月02日 08:39 | 返信
かずくん、お疲れ様です。
私は物理なんてものは分からないのですが(学生時代は数字を見ると涙が出る病でした。笑)、絵を描くことは好きなので、イメージとして捉える直感みたいなものは、有るかも知れません。
粒子の波と光で物質が出来ていて、重力によって固体が個体として安定し、混ざらないことを説くオッペンハイマーの話しに共感していました。
私の大好きな場所でも、抜ける様な澄んだ青空と白く伸びていく道と、青い草木以外に何もなくて、上下が逆さまになる様な感覚と、重力で地面にへばりついている様な身体性の中で、大きいのも小さいのも何一つ無関係で均一な生命の粒を感じてしまいます。
だから凄く目の色の綺麗な俳優さんが(アイルランドの別の映画でよく知ってる)語る言葉を、自分の友達の話のように聞いていた。
実は砂漠での実験も、本当は映像は非常に神々しく美しく、そこに物質と星を生み出した力の破片が煌めいていて、その時大勢の知能を持った小さな蟻たちが、せっせと飴玉を仰々しく運んでいる様に見えて仕方がありませんでした。
よくミニチュア展で、小さな人間達が実物大の世界の中で遊んでいる様な、本当にあんな風に人間が見えてしまった。
その時に、悪いのは技術ではなく、技術や科学を扱う人間側問題なんだ…と明確にそう感じた。
私は「未来」は現実には存在しない、と捉えているけれど、「理論」や「理屈」は言葉で未来を語ってしまう。
そして神の力を垣間見ていたオッペンハイマーが、その力に畏敬の念を抱いていたからこそ、『信仰』によって人が打ちのめされて改心するのでは無いか、十分期待していたのかな…とも思います。
原爆開発は、本当はナチスを倒す目的が動機だったんですね。
第二次世界大戦に於いて、彼が本当にこの世の中から消したかったのは、民族に向けられた「差別」と「言われなき侮辱の世界」でもあったのだと思う。
それが当時目指していた「平和」の意味だったのだと思います。
にも関わらず、ドイツの“降伏”に伴って、“諦めない”日本が飛び出して来て、ターゲットがすり替わった時に、何とも言えない気持ちになって、私は泣きました。
私はこの映画はとても好きです。現実のオッペンハイマーの写真も見ても、人柄が伝わって来るし罪も痛みも理解していた人なのだと感じます。
でも神の力で抑えられるのだと願ったら、人類は自分で自分達を罰する道具を、神から手渡されただけなのかな…と、ただそれだけを感じます。
変わるために生きないといけませんね。
また観に行けたら良いな〜と思います。(物理は分かりません笑)
養老孟司さんは、かずくんとの組み合わせが気になって、楽しみにしています♪
今日も、お疲れ様でした。
Posted by 白夢 at 2024年04月03日 12:51 | 返信
先生、こんばんは。
今日水曜日サービスデーでオッペンハイマーを観に行こうと思っていたのですが、昨夜から発熱してしまいました。
発熱と身体や頭の痛みがあり、備蓄しているお薬やサプリメントとカロナールで今日の夕方には楽になりました。
でも何だかまだフワフワしていて、また熱が上がるのかもしれません。
今日は先生が2回もスペースでお話ししてくださったので、ウトウトしながら聞いていました。
でもやっぱりあまり頭に入ってきませんでした^^;
そしてオッペンハイマーを観ていないのに、白夢さんのご感想の頭の良い蟻さんの実験や人種差別、ナチスが日本人にすり替わってしまった故の彼の苦悩など、熱のある頭に映像が浮かびまるで映画館に行ったみたいでした。
ありがとうございます。
今年の春は雨や寒い日が多く、家の近所ではまだ桜が少ししか咲いていません。
でも今家の中にたくさんいただき物の淡いピンクのトルコ桔梗を飾っていて、家の中でお花見しています。
早く治って映画観に行きたいです。
Posted by カノン at 2024年04月03日 09:59 | 返信
何年前でしたか、米山鍼灸院に弟子入りしていた頃ですから、昭和60年頃でした。
米山先生が奥様と一緒に観に行った映画の「アマデウス(モーツアルト)」を観てきたと言って興奮して話していました。
高そうなパンフレットも購入して、鍼灸院にもって来て「観たらどう」って勧めるんですよ。
令和6年の今現在「オッペンハイマー」を観てきたと仰っている長尾先生のお話を伺っていると、米山先生ご夫婦を思い出しました。PCで「心を忘れた科学、悲しいマラソン」を見てみると、なんと映画の構成が「アマデウス.モーツアルト」と敵役のサリエリと同じ敵対する主人公と言う設定が似ていると書いてあります。
う~ん、お金と暇があれば見に行くし、無ければそのうちテレビで見られるかもしれません。
米山先生ご夫婦を思い出して、懐かしく思いました。
Posted by にゃんにゃん at 2024年04月10日 07:22 | 返信
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