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「5度のがんを生き延びる技術」
2024年11月06日(水)
「5度のがんを生き延びる技術」を読んだ。
高山知朗さんという患者さんが書かれた本。
いやー、壮絶な内容で現在闘病中の人向け。
高山さんは生きている。
40歳で最初のがんになり、53歳の現在までに
脳腫瘍、悪性リンパ腫、白血病、大腸がん、肺がんを乗り越えた。
奇跡だ。
生き延びるためにはなにが重要だったのか。
それは、不安や苦痛に負けない「折れないメンタル」なんだそう。
壮絶な内容ではあるが、患者さん自身の視点から
同じがん患者さんに向けて大切なアドバイスが満載だ。
・がんを乗り越えるシナリオを描く
・マインドフルネス瞑想で治療効果をアップ
・5年生存率2%でも生きている
・治療を否定したくなる気持ちとどう闘うか
・病気になる前と同じ自分はもう目指さない
・がんが教えてくれた幸せもある、などが書かれている。
昨今、抗がん剤否定、医療否定、がん放置療法などの
本が全盛である中、現代医療で奇跡が起きた人もいる。
高山さんもその一人。
高山さんのやり方が正しいのか、
医者との相性がいいのか、
単に運がいいのか、
たぶん、全部なんだろうけども、今、生きて本を書かれている。
「オーシャンブリッジ高山のブログ」も書かれている。
「5度のがんを生き延びる技術 がん闘病はメンタルが9割」
→こちら
現在、ベストセラー1位。
今、がん治療中の人はとても元気が出る本だと思う。
癌治療を受けたくないと思っている若年のがん患者にもお勧めの本だ。
一方僕のような老人は、正直な話、高山さんのように闘う意欲がない。
僕は怖がりだし、根性無しなので、抗がん剤は受けないつもり。
まあ、その時の体力やメンタルや
がんの種類や進展ぐあい、
によっても方針は大きく変わってくる。
本書を参考にしてください。
僕の書いた「がんは人生を2度生きられる」も参考にしてね。
「がんは運」だと、仲野徹先生が仰っている。
僕も膨大な臨床経験からそう思う。
PS)
昨日は、帰阪して、名倉バンドとリハーサルだった。
神戸ライブは、銀座とはまた違った音楽になりそうな予感。
プロのシンガー達も観にきてくれるそうなので、
頑張ってベストを尽くしたい、と少し緊張気味。
頑張っても下手は下手なんだけども、最善の努力はします。
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この記事へのコメント
すごい人ですね。
多分私には無理かなと。
抗がん剤ももう少し歳をとっていればしないかなと。
亡き父はガンを克服した一人かなと思っています。
胃がんに大腸と。91までいきましたので。
亡くなった理由は他ですから。
基本ポジティブだったのかと。
ガンは怖いですが受け入れて生きていけたらなと思います。
Posted by よっちゃん at 2024年11月06日 10:50 | 返信
高山さんのブログもあるのを知ったので覗いてみました。
イギリス、オランダをこの夏に旅行された記事を読んだところ、すっかりこの方の文章に魅了されてしまい、旧友との再会や懐かしい場所への家族を伴っての訪問の感動など、こちらまで旅に出たくなるようでした。
闘病の記事も暗い感じは全く無く、事実を淡々と、正確に記されていて、どうしたらこんなに冷静でいられるのか、と思いました。お名前そのままの、知的で朗らかな人なのでしょう。
がんサバイバーといえばあるYoutuberの女性のチャンネルをよく見ますが、この大腸がんサバイバーのKさんもよく旅行記をアップされ、とても魅力的です。知的な美人でもあります。その方が欧州の色んな地を訪問された時、ここは再訪出来ないかもしれないという一言にハッとし、いつも明るくエネルギー一杯のVlogの裏にそのような想いが常にあった事を知りました。
サバイバーの方々は、ご自分の日々、時間をすごく大切にし、やりたい事は先延ばしせずにすぐやるようにされてるのではと思いました。
Posted by Yoko Oda Thapa at 2024年11月06日 01:47 | 返信
マインドフルネス瞑想の言葉を初めて知ったのは、五木寛之さんの本、気の発見です。
気功家の方との対談集でなかなか難しい本でしたが今では月初めにワンクール遠隔気功を受けています。copdの持病持ちです
思い切って6年使用していた吸入器スピリーバをやめたら、影はそのままですが意外と体が軽くなりました。瞑想またやってみようかなと、コメント欄に載せないでくださいませませ
Posted by どんどこどん at 2024年11月06日 09:32 | 返信
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