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真の保守とはー西尾幹二さんを悼むー
2024年11月15日(金)
評論家の西尾幹二さんが亡くなられた。
お会いしたことはないけどショックだ。
真の保守とはなにか、ずっと考えてる。
評論家・西尾幹二さん 「ネトウヨ」に伝えたい〝真の保守〟
「人間を知らなければ、さらには現実を知らなければ...」
夕刊フジ 長尾和宏 →こちら
自民党の歴史的大敗となった衆議院選挙が終わりました。これから日本はどこへ向かおうとしているのか、真の独立国になることはできるのだろうか......国民の誰もが不安を抱えていることでしょう。
僕は今まで「私こそ保守本流だ!」というジャーナリストに何人か会ってきました。しかし話を伺うと、ネットで仕入れたような反中・反韓ネタを熱く語るばかり。そしてアンチ石破話。
安倍総理の面影を追ってさえいれば、「保守本流」ということなのか? きっとこの人なら、「真の保守とは、そんな単純なことではない」と答えてくれたはずです。
ドイツ思想研究者で、保守派の評論家として知られた西尾幹二さんが11月1日に都内の病院で死去されました。享年89。死因は、老衰との発表です。ある知人から、こんな質問を受けました。
「長尾先生の本を読んでいると、老衰というのは、家で叶うものかと思っていましたが、病院で老衰と死亡診断されることも最近は増えてきたのでしょうか?」
確かに、病院では何らかの病名(心不全や多臓器不全や肺炎等)を死因として特定せねばならぬという空気がほんの10年前までは色濃くありました。しかし今や、病院も老衰死と診断することに、抵抗がなくなりつつあるようです。
厚労省の死亡診断書(死体検案書)記入マニュアルでは、老衰とは「高齢者で他に記載すべき死亡の原因がない、いわゆる自然死の場合のみ」と定義されています。
食事を受け付けなくなり、一日のほとんどを、ウトウトと寝て過ごすようになったら無理に輸液をすることは、かえって本人を苦しめます。ご家族も心の準備が必要な段階です。自然死(平穏死)とは、すなわち「枯れる」こと。しかし病院の多くは「患者に何もしないで見守る」ということがむずかしい。
ですから、もしも病院で最期を迎えたいけれど平穏死を望むというのなら、「この病院では老衰で亡くなる人はいますか」と医師に尋ねるのも手かもしれません。
平穏死された西尾さんですが、日本の未来を憂いて、心は平穏というわけにはいかなかったはず。せめて米大統領選を見届けてから旅立ってほしかったと思います。
田原総一朗氏は、Xでこんな追悼の言葉を書かれていました。
:
「西尾幹二さんは保守だが、右にも左にもぶれずこの国をよくしたいと思っていて僕も尊敬していた」。
2019年の文春オンラインで西尾さんは、こんな発言も。
「人間を知らなければ、さらには現実を知らなければ、保守という態度は取れないでしょうね」
この国をよくしたい。そのためには人間を知り、現実を知ること――いわゆる「ネトウヨ」の皆さんに、お伝えしたい言葉です。
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これは、医学的な解説を書かないといけないコラムなので、
「保守」に関する言及があまりできずに申し訳ありません。
日本はいつになったら独立国になれるのだろう。
生稲さんが、外務政務官?
2年前、NHKテレビで彼女とご一緒したことがある。
石破さんはどんなつもりで彼女を起用したのだろうか。
独立国になる意思がゼロどころかマイナス100%とおぼしき人事。
永田町や兵庫県庁のことは、よく分からないことばかり。
僕は、保守の論客と呼ばれたい。
日本人の良さと優しさと優秀さと伝統を後世に伝えていきたい。
そのために、なにをすればいいのか。
ただいま、思案中です。
PS
沢山の書き込み、ありがとうございます。
皆様のたくさんの温かい言葉で、腹の虫が収まりました。
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