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「死神」と批判されても

2024年11月25日(月)

数年前に、スイスのこの医師と会った。

当時は「なんか異様な雰囲気」、だけ。

でもいつか自分がそうなるような予感。


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「死神」と批判されても――

 750人以上の安楽死を手助けしたスイスの医師

 強い信念と重たい負担  →こちら



この記事はすぐに削除されるかもしれないので、

早めに読んでおいたほうがいいかもしれない。



この医師がいいとか悪いとか、一言では言えない。


絶対に言えない。



でも、100%分かっているのは、天国に旅立だれた

ご本人は彼女に深く感謝しているだろう、ということ。



第三者や専門家は好きなことを言う。



でも、本人は間違いなくそれを強く望んでいた。


その望みを医師として叶えてあげた・・・


それも法律にもとづいて。


ただそれだけ。


奇しくも彼女は僕と同じ年。


僕もいつか彼女と同じような道を歩むようになるのか。


それとも、

意気地なしの僕は、中途半端な評論家として人生を閉じるのか。



今はまったく分からない。


本当に分からない。


ただ言えることは、批判を受けても着実に思考を深めること。


それしかできない。


そのために、10月末で、尊厳死協会を辞めた。



ワクチン問題も安楽死問題も、とっても大切な問題なのに、

正面から向き合う医師はほとんどいない。というか僕一人?



いや、もう二人いた。


大久保被告と山本被告。


両医師とも今は、刑務所にいる。


僕は今日の朝、その一人である大久保被告を見る。


大阪高裁の法廷で。



裁判の詳細を20時からの長尾チャンネルで皆様にお伝えする。


袴田事件と同様に懲役18年のうちの6年は冤罪の可能性が大きい。



安楽死するためスイスに渡るも直前で安楽死をやめて

日本に帰ってこられた「くらんけ」さんをゲストに迎えて。



安楽死に関心がある人はご覧ください。




PS)

繰り返しになるけども、

今日僕は、大阪高裁でこの記事の中にある

安楽死を直前で止めて帰国した女性と直接お会いする。



ニコニコ長尾チャンネルは、メデイアが扱わない

けども、大切な情報に特化して、報じていきます。



ニコニコ生放送長尾チャンネル →こちら





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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

今晩は。
「尊厳死の法制化」を目指したいという玉木雄一郎氏の言葉をどうお考えでしょうか?
「高齢者医療、特に終末期医療の見直しをしたいとか、戦争で血を流す事を国民に求める玉木氏。
こういう人が、政権を取ったらどうなるのか?
日本には、病気でもないのに「死にたい」「早く安楽死したい」と願ってる若者が、少なくないです。
2006年12月1日に政治資金規正法が改悪されてからは、外資系企業からの政治献金を受け取れる様になり、日本人が納めた税金を外国人へ横流しが、横行する様になりました。
わざと死にたくなる社会を作っているのは、支配する側と支配される側に分ける為という情報も有ります。
誰が権力を手にするかで、安楽死の範囲は、広くなったりもすると思います。
ビルダーバーグ倶楽部では、地球の人口を2050年迄に40億人削減すると言っています。
奴隷を管理するには、数が多過ぎるからだそうです。
将来的にには、マイクロチップを入れて人工衛星で監視&管理するという計画です。
人の生き死にをコントロール出来る様になった為、新たな悩みも発生します。
家庭が、崩壊し、福祉が貧弱な社会では、安楽死を求める声が、高まるのでしょう。

Posted by 三毛猫 at 2024年11月25日 01:17 | 返信

私は、父と母の介護をしました。一人っ子だったので仕方なかった。「介護離職は許しませんよ」と後になって、看護婦長上がりのケアマネジャーに言われた。でも親の介護をして得るものは多かった。コウノメソッドなんか10年以上前から知ってた。
ケアマネジメント学会の会場の丸善ジュンク堂書店で富士出版の「パーキンソン氏病」にアリセプトとメマリーを服用させるとせ譫妄状態が起きると載っていたので、長尾先生に直ぐメールしました。アリセプトだけでも起きると。介護保険が、始まった時には私は50歳くりだったのか、鍼灸師会のお偉いさんが厚労省に「鍼灸師は健康保険に医師として入る事になってるから介護保険にははいらないようにして!」と圧力をかけたので、自民党員の鍼灸師だけが介護保険ではたらけるそうです。総理大臣は自民党でも、兵庫県知事は維新の会、宝塚市長は、立憲民主党なのに、ケアマネジャーは自民党員なんです。
自分の親の介護をしろよと言いたい。「死にたい!」という人に「そのような苦しみがあっても、あなたが生きていると言う事、あなたが仰ることが正しいことが、私の生きがいです。どうか苦しくても長生きしてください」というのも真実だと思いますし、苦しでいる方が死にたいと仰るなら、願いを聞いて差し上げたい」とも思うのも真実だと思います。
母の下の世話をしますと、私自身が他人に下の世話をしてくれるのは、耐えられない。その時は、富士山麓の樹海ででも死にたいです。

Posted by にゃんにゃん at 2024年11月25日 01:42 | 返信

安楽死の話
日本人の方が他の国にいってお亡くなりになる話が頭に残っています。
日本、本国でなくなることができず、確か亡くなってもたったか…
勘違いされては困るけど、みなができるわけではありません。
ちゃんと医師などと話し合いきめるのだそうです。
せめてちゃんと向き合い話し合う国民であってほしいです。
なんでもかんでも安楽死はだめではなくて…と。

Posted by よっちゃん at 2024年11月25日 09:42 | 返信

安楽死協会を立ち上げてください。応援します!

Posted by namu at 2024年11月25日 11:16 | 返信

某特養で、母を中村仁一先生に看取っていただきました。
本当に穏やかな最期でした。
このような逝き方をするのは、限られた特養だけなので、夜間体制がないと無理のようです。
私も母のような逝き方をしたい。
でも、そのような体制を持っている特養だけです。
ほとんどは病院送りで点滴、または中心静脈栄養です。

安楽死と尊厳死は違うと、長尾先生は何かの本に書いておられました。
私も尊厳死をしたいです。
在宅死なら可能かも。
でも介護をする家族が私にはいません。

できれば長尾先生に看取ってほしいけど、それならそろそろ逝かないといけません(笑)

安楽死をさせた医師、罪が重すぎるような気がします。
執行猶予になるかなと思っていました。

Posted by 山田花子 at 2024年11月25日 11:52 | 返信

ケアマネジメント学会で、丸善ジュンク堂書店の売り場で河野和彦先生のご著作を初めてみたのは「ピック病」というフジメディカル出版の本でした。私の母は「西宮今津の協立病院脳神経外科には、患者さんが多すぎて、疲れるので行きたくない。私はもうすぐ死ぬからいいのよ」と言って行かなかったので、病名は分かりません。でもアリセプトとメマリーを飲んで、一晩せん妄状態だったので、この本に書いていることは本当だと分かりました。
母は年明けの一月23日だったか突然亡くなりました。救急病院で「大動脈解離による心タンポナーデ」と診断されました。
後で中坂義邦先生のご講義で室上性頻拍のある人にアリセプトを飲ますと,大動脈解離になると教えて頂きました。
結局、私が飲ませたアリセプト1mmgで大動脈解離になって心タンポナーデで死んだと分かりました。

Posted by にゃんにゃん at 2024年11月25日 02:08 | 返信

先生、取り組んでおられる映画製作ってやっぱり安楽死特区の映画化だったんですね。Kindle版購入して読んだのは確か2023年の正月でした。先生の著書の中でもこういう小説って初めて読んだのですけど、まるで映画を見ているように情景が次々と自分の脳裏に映し出され、またサスペンス的なところもあり、スリルも感じられる大変読み応えのある作品で、長尾先生ってやっぱりプロの小説家やったんやなと確信しました。で、その時ここのコメント欄にこれ映画化されたら良いのに、きっと論議を醸し出すでしょうと書いたのを憶えています。多分先生はその前から映画化について考えておられたのだろうと思いますが。

尊厳死協会を退任された事は衝撃でしたが、安楽死は尊厳死とはかなり意味が違う、というところは理解できますので、よく考えると腑に落ちるというか。先生これから安楽死について本腰入れて取り組まれるのでしょうね。世界中から人が集まる死についての国際会議、日本で開かれるの2025年でしたっけ? 先生きっと出席されるのだと思いますが、日本にとって極めて重大な出来事になりそうですね。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2024年11月26日 12:25 | 返信

昨日 大阪高裁に傍聴に行きました。
大久保医師の腰縄 涙を拭く姿を見て すごく心が痛くなりました。
判決後の裁判官の話をきいても 憲法13条と自己決定権しか頭に残らず...って感じで帰りました。
でも ニコ生ゲストのくらんけさんと長尾先生のやりとりを聞いて 裁判官の微妙なニュアンス、事件の背景がよくわかりました。
くらんけさんありがとうございました。
そして タイムリーにくらんけさんをゲストに呼んでいただいた長尾先生にも感謝です。懲役18年は長すぎると思います。

Posted by golden mami at 2024年11月26日 01:38 | 返信

昨日 大阪高裁に傍聴に行きました。
大久保医師の腰縄 涙を拭く姿を見て すごく心が痛くなりました。
判決後の裁判官の話をきいても 憲法13条と自己決定権しか頭に残らず...って感じで帰りました。
でも ニコ生ゲストのくらんけさんと長尾先生のやりとりを聞いて 裁判官の微妙なニュアンス、事件の背景がよくわかりました。
くらんけさんありがとうございました。
そして タイムリーにくらんけさんをゲストに呼んでいただいた長尾先生にも感謝です。懲役18年は長すぎると思います。

Posted by golden mami at 2024年11月26日 05:07 | 返信

和宏先生、今晩は。
コメント欄で三毛猫様が仰っている
>家庭が、崩壊し、福祉が貧弱な社会では、安楽死を求める声が、高まるのでしょう。
上記大きく私も同感です。要は上記両方の貧弱組に私は当てはまりますが本当に住みづらいです。
生あるもの必ず避けられない「死」というゴール。だからこそ「生」をいかに活かすか…この今生のこの身体でこの時代を生きるのは本当に一度きりだと私故人的に感じます。でも「生」は決して前を向いて頑張るだけでなく、喜怒哀楽、各々の人生に置かれた環境ステージで立ち止まり、振り返ることも必要だと感じます。
そして日本では完全に立ち遅れているのが「死」の教育ですね。本当に人間も他の動物も生を受けたら避けられないこと。恐らく和宏先生は、臨床現場で数限りない「ターミナル」を体験されたからこそ、65歳を機に、私たちに歌手に転向されて「ライブ」をされているのかなと想像しました。
生きることは、英語でLiveですものね。
和宏先生が書かれた「安楽死特区」を映画化されているとは、本当に私も楽しみにしてますし、絶対に何度も観ます。何だかんだ日が思い切り短くなり朝夕の冷え込みは秋を通り越して冬を感じます。
ご多忙そうですが、くれぐれも心身お大切に、温かい食事と良い睡眠を。応援していますね。

Posted by あん at 2024年11月26日 09:23 | 返信

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