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認知症大収容時代の到来
2024年12月10日(火)
認知症の人々は、アレで殺されたり、
生き残った人は施設に入れられたり。
介護職員が大幅に不足してるのにね。
特養の駒場宛で施設長をしている坂野さんという方が、
介護保険改悪に対して政治家に 働きかけをしています。
介護保険をなんとしても守るための活動。
板野さんからのメッセージを紹介します。
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さてさて今日は '要介護度'について。
介護保険制度って 耳慣れない言葉の オンパレードで、最初は難しいですね。
外来でご家族に聞いても 「要介護度? えっと...よくわかりません。」 という方が結構います。
【すごく基本な知識】
要介護度は、 軽い方から 要支援1 ⇒ 支援2 その上に要介護があり 要介護1から5まで。 今日はこの中でも 介護2と介護3の境目に フォーカスをあてて お話をしてみますね。
介護度について よくわかっていない家族も 意識せざるをえない時。 それは... 一人暮らしが そろそろ限界では? と考えはじめる時期です。
「ケアマネが、 3以上じゃないと 施設に入れないって言うから。」 こんな風に使われます。 それでは 一人暮らしができる介護2は まだまだ'軽症'なのか? ・
現場のリアルを知る人は ブンブンブンっと 首を振るに違いありません。 介護2の定義は こんな感じ。
===
立ち上がりや歩行、 入浴・排泄・着替えに 一部
または多くの介助が 必要な状態
===
介護3では、 ほぼ同じ内容で '全面的な介助'が必要。 声をかけたり 手助けをすれば、 なんとか出来ますよ。 これが介護2。 裏を返すと... 声をかけたり 手助けがなければ... 一人ではうまく出来ない! これが介護2です。
もの忘れ症状があるので 声を1回かけておわりでは ありません。 同じことを 何度も何度も聞かれますし。 トイレで便がうまくふけず よごれた手を壁で拭いたり。 近くの家族や介護サービスで うまくいっているかはともかく 何とか...とにかく...暮らしている。 暮らさざるをえない。 それが介護2です。
介護1・2の方の暮らしを どれだけ上手に サポートできるかによって、 その先に進むかどうかも決まる。 ある意味では 一番重要な分岐点にいるのが この段階の方だとも言えます。
できないことを 代わりに全て やってあげましょうではなく。 ご本人がやれることを どうしたら無理なくできるか? そんな視点でサポートしていく。 一緒にやっていく。 これが自立支援という 考え方ですよね。
これをね、 5つある数字の中では 小さい方だし。 軽症でしょ? 国はそんな雑な考えで 介護保険から外そうと しています。 軽症なんだから、 地域のボランティアとか そういうので よきようにやっておいて。
軽症なんだから 安い価格でいいよね。 その結果、当然ながら 受け皿となる総合事業は さっぱり広がらず。 受け皿もないのに 強行突破で 介護保険から外す? 早ければ 2027年度の改定で そうなってしまうかも。
どう思いますか。 300万人以上いると言う 介護家族の離職が いっそう進むことは 間違いありません。
そんな事態は許さない! そう思った方にお願いです。
/ 特養(駒場宛)施設長である 坂野 悠己さんの、 X, インスタをフォローして 下さい! \
XのURL ↓ [link]https://x.com/yuki_sakano
インスタのURL ↓
[link]https://www.instagram.com/yuki_sakano/
坂野さんは、 このような改正に反対する 政治家への活動をしています。 この活動を大きくするには、 沢山のフォロワーがいた方が 効果的なので。 かいご噺という Youtubeチャンネルでも、 近いうちにこの問題を 取り上げるようですので、 ぜひぜひ。 ↓
[link] https://www.youtube.com/channel/UCvd8gGYXFXgz-zqEszL_hXA
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続いて、敬愛する大熊由紀子さんのメルマガより転載。・
ーーーーーーーーーーーーーーー
◆◇「認知症政策が、政府がかわってもゆるぎないものに」
ってどういうこと?
◆ 認知症施策推進基本計画が「閣議決定」を待つことになった理由について 4日のえにしメールで、 「オレンジプラン」が、「毒入り新オレンジ」に変った経験をふまえで、 と書きましたところ、 「その事情を知りたいです」というメールをいくつもいただきました。
えにしの頭脳(&実践家)の高木俊介・浅川澄一・上野秀樹さんたちが登場する えにしのHPの認知症の部屋
http://www.yuki-enishi.com/ninchi/ninchi-00.html
の以下のサイトをご覧ください。
○白雪姫の毒リンゴ、知らぬが仏の毒みかん
~新オレンジプランと認知症大収容時代の到来
http://www.yuki-enishi.com/ninchi/ninchi-35.pdf
認知症の人の身になって厚生官僚が立案した「オレンジプラン」が 精神病院の利益を第一にした政策に変容してていくいきさつが 描かれてています。 マスメディアがそのことにきがつかなかったという残念ないきさつも。
◆◇ケア先進国デンマークと日本のギャップ~リフトをめぐる今昔物語
◆ 愛媛県立医療技術大学の窪田静さんから いま、とても大事な論文を送っていただきましたのでか 「福祉用具の部屋」
http://www.yuki-enishi.com/yogu/yogu-00.html にアップしました。
直接飛ぶには、以下をクリックしてくださいませ。。 https://www.nomuraholdings.com/jp/sustainability/sustainable/hca/data/healthcare_208.pdf
◆◇福祉用具に恋して52年
◆ 同じ「福祉用具の部屋に、ゆきめが 日本生活支援工学会の講演「福祉用具法の30年」で お話しした講演の録画がアップしてあります。
最近のパワボ技術はビックリで、以下をクリックすると
http://www.yuki-enishi.com/yogu/yogu-12.mp4
「はじめまして」に始まる声まできこえてきますw(゜o゜)w
ーーーーーーーーーーー
僕は認知症になっても、その辺で野良犬のように
ウロウロして過ごしたいなあ、と、思っている。
でも寝たきりになったら、安楽死希望、だったりして。
でも、たぶん、この国では無理なのでオランダに行くかな。
でも、オランダは外国人を受け入れていないから無理やね。
だったら、淀川に入水自殺かな。
間違っても誰かに手伝ってもらったら、
その人が後で逮捕されるのでやめとこ
やっぱり、精神病院か特養に無理やり放り込まれるのかなあ。
考えても仕方がない一方、元気なうちから意思表示し
考えておかないと、えらい目に遭うような気もするし。
抵抗して自宅療養しても、ドンファンみたいに
美人に殺されたりするかもしれないしねえ。
それでも仕方がないかあ・・・・
PS)
今日は、大勢でダンスの練習だった。
隣で、NHKドラマの練習をしていた。
映画は、順調に進んでいる。
三合目あたりかな。
明日(今日)も、5時起きで6時集合。
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この記事へのコメント
介護の記事はみたかったので嬉しいです。高齢者時代避けて通れない問題。
認知症がありもしないこと、またあっても小さいことを大きく膨らましたり
捏造して、悪口を周囲に話して家族が辛い思いをすることもあります。
そのことをテーマにした記事も読みたいです。
今度もまた介護、認知症記事を見れることを期待したいです。
それから、今の物価高に次ぐ物価高で、世知辛い世の中。また3月に値上げラッシュ。
前回の記事で動画のことを仰っていますが、高齢者、
またはスマホをあまり使わない人は契約データー量が少なく動画が厳しい人は意外といます。
動画はデーター量がかなりかかります。
Wi-Fiがあれば大丈夫ですが、それがわかってない人もいます。
動画なんて誰でもみれると思ってると思いますが、
データー契約料ではテキスト(文字)は大丈夫でも、長時間の動画をみるほどの契約をしていない
そういう人がいる可能性も考えてもらえたらと思い文章にしました。
世間は物価高で一般市民は色々な節約をしています。データー量契約は少な目にしてる人が
いるかもしれない、そんな風に気が付いたらまた何かかわるかもしれません。
Posted by 今回の記事にまってました!です。 at 2024年12月09日 06:09 | 返信
ジムでは、サウナのあと、水風呂に飛び込む。
家では、風呂上がりに、シャワーで水を浴びる。体温を閉じ込めるのだ。
ごれぞ、ヒートショック健康法なり。
Posted by ヒートショック健康法 at 2024年12月09日 08:54 | 返信
病気で入院するにしても、介護保険を利用するにしても連絡可能な親族が2人以上求められることが多いです。
この点が現在一番の問題点であり改善を希望します。
対策としては、①連帯保証人に代え入院保証金等を提出出来るようにする ②AIが本人の意思を合理的範囲内で代行出来る様にする ③死後事務委任の健全な後始末業者を行政が監督育成する
以上早急なる三点の整備を希望します。
Posted by iwao at 2024年12月09日 09:59 | 返信
和宏先生へ。
今晩は、夜分に失礼致します。
坂野さんのx早速フォローさせて頂きました。
朝夕はかなり冷え込みますね。
冬は日が短いのが玉に瑕ですが、空気が澄み切っているところは大好きです。
映画のお仕事で朝もお早いとのこと、和宏先生始めとしてスタッフ様や出演者の皆様の健康を祈りますね。
ご多忙中の様ですが、健康に気をつけて頑張って下さい。応援しております。
Posted by あん at 2024年12月10日 01:16 | 返信
完全おひとり様で認知症スコア10点、要介護3でも介護保険でヘルパーによる生活介助、デイケア、ショートステイを組み合わせながら本人の希望通り自宅暮らしができている身内が居ます。キーパーソンの私が海外在住でもそれが可能なのは介護保険のおかげ、とても感謝しています。
要介護2までを保険から外す事になったら、施設に入らざるを得なくなる人が大幅に増えるでしょう。坂野さんのx、フォローします。
長尾先生はもし認知症になっても自宅を希望されるのですか。住む地域やご近所さん、住居形態によっては可能?
淀川に飛び込まなくても先生だったら誰かが助けてくれそうな気がするのですが。世の中そんな甘くない?
居住国ではプライバシーが無いですが、人が勝手に訪ねて来て色々世話を焼くので孤独死はほとんど聞かないです。だから高齢者施設は極めて少ないけどなんとかなってます。
でも最大の違いは呆ける人が極めて少ないということ。
何故なのか身近で認知症になった人を見たことがありません。もう28年くらい住んでるんですが。
老人の割合が少ないということもありますが、長生きな人は居て、100歳近い人も。それでも呆けてない。
ある程度不便な生活のほうが呆けにくいのか。
Posted by Yoko Oda Thapa at 2024年12月10日 05:34 | 返信
先生、毎日、更新を有難う御座います。
昔、先生、インドに行くと仰っていましたよね。
皆んな、ピンピンコロリと逝きたいんですが
なかなか、上手くいきません。
でも
やはり
ピンピンコロリと逝きたいものですね。
Posted by 匿名 at 2024年12月10日 07:59 | 返信
今晩は。
寒くなりましたね。
認知症、怖いですね、何が怖いか?って言うと、子供達に迷惑をかけるから。
「今日は、楽しかった」と言って寝て、そのまま目が覚めないのが理想。
入院は、怖い。何故か?と言うと、食べれなくなったら、毎日2リットルの点滴をされて、苦しんで死なないといけないから。
心不全で入院したお婆ちゃんが、点滴をされて、苦しんで死んだ。
食べれなくなったら、大好きな炊き込みミルクティー等を少し飲んで、眠る様に花の様に枯れたい。
癌には、なりたくない。
ならない為には、海藻食べて、ヨウ素を取って、甲状腺を大事にして、ミトコンドリアを大事にする。
レモン汁(ビタミンC、クエン酸)飲んで、水素水飲んだら、お腹の調子がいい。
水素吸入とかDENBAとかいいけど、利用し易い値段になればいいのに。
Posted by 三毛猫 at 2024年12月10日 11:39 | 返信
かずくん、お疲れ様です。
ちょっと雑用にまみれてました。(まだたくさん残っているけれど)
ダンスシーンも撮られたのですね。映像が残るのは、確かに練習はもっとされた方が安心して挑めたかも…。
MVや舞台演劇などのダンスシーンを観るのは、かなり好きなんだと感じています。話聞かなくていいし(笑)
見ること自体が大好きで、絵画とかデッサンもやっていたから観察自体が結構好きですね〜。おかげで知能検査などでは空間をくるくる図形を回せる様になって(これは基本的に男性の方が上手だと思います。女性の方が言語的な偏りが大きいのだとは感じている。あくまで基本的ですが)、絵を観るのも踊りを観るのも、人を含む生き物を観察するのも、自分から能動的に感じる力が広がります。
一見時間の無駄なこと、絵を描いたりデッサンも退屈なこともあるし、歌うことも楽器を演奏することもそうなんだろうし、踊ることも運動することも、ひとつひとつの積み重ねはいつもちょっとずつカッコ悪くて、でもいつかそれが凄いカッコ良さに繋がるんですよね。
それは高齢者になる前から、つまり子どもの時から同じで地続きで続いているなあ…と最近強く思います。
結構、十年先二十年先までやりたい事はあるので(笑)、意外と今から土台工事は始めています。
今は子どものお絵描き段階でしか無いのですけど、いつか綺麗な絵になれたら良いなあ…と希望を持ちながら。
結構〜、気が長い方なのかも知れません。本当に良いものに出会えたければ、目の前のかっこ悪い事に耐える力が必要なんだろうな…と言うのが、私の心情かも。
狙う時間軸が目の前ではなくて少し先延ばしするか、伝えて渡すか、「未来」の方は考えている。
だから、少し時間の概念がかずくんとは違っているのかも知れません(子ども達は、時間を学習して認知するので、個人差があるのは普通かと思う)
私の母は「趣味を大切にしなさい」と小さな頃から言っていて、お嬢様でも無いしむしろ家事主婦業では完璧過ぎる程出来る人間なので、小さな頃から不思議に思っていたのですけど、最近ようやく分かってきたかなあ…と思いました。
因みに母は「デイサービスに行って、手をふりふり遊ぶのはしない」と言っているし似合わないので、しないだろうし、行かなければいいなと思います。親戚にも認知症はほとんどいないのだけど、なったらなったでまあ良いのかな。と思う。
昔の伝統工芸の世界では、地道な手作業が高齢になると逆に匠の技になったりするから、上手く出来ていたんだなあ…と深く感銘を受けたり。。
文化や工藝などの表現って、年齢関係無く身体の五感を使って生きる喜びを感じて表現しているのかな、と最近本当に強く感じ入ります。
同時に歳を取ったなあって思うけれど(笑)
年とって動けなくなくなり食べられなくなり、感覚が徐々に鈍くなっていって、最後は何も感じる力を失う…
実はそれが、昔の人達が認識していた老衰と死であって、老化や死が「病気」の様に見え始めたのは本当は違うんじゃないかな…といろいろな視点から見て感じた事を振り返ると、そのように思います。
妊娠出産が病気では無いのと似ているし、風邪が病気でないのとも似ていますね。
この世は本当に多重構造だなあ…と実感します。
目の前の同じ時間、同じ空間を生きているはずなのに、深い所まで潜れる人、浅い所で止まる人、全く人それぞれなのだと思う。自分がどの深層まで潜って泳いでいけるか、それもまた客観視することが難しいのだけど、「かっこ悪い毎日」も含めて楽しんで生きて行きたいな〜と願っています(笑)
社会問題は問題として大切に情報を共有しながら、主旨を少し変えて書いてみました。
ダンスシーンも楽しみにしていますが、観るなと言われたら目を閉じますね(笑)
今日も、お疲れ様でした。
Posted by 白夢 at 2024年12月12日 02:22 | 返信
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