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訃報は誰のものか

2025年01月28日(火)

死は誰のものなのなのか?

訃報は報じられるべきか?

それは人の自由ではないか。

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小説家・童門冬二さん 1年後の公表、

死は誰のものか 自分のものと考えたい...

誰に知らせようが好きにさせてよ、と言いたい

夕刊フジ  長尾和宏 →こちら



僕はたくさん医学関連の本を書いていますが、一冊ほど『安楽死特区』という死がテーマの小説も書いています。


小説を書くのは、実用書を書くのとは使う脳の場所が違うようです。どの登場人物にどんな台詞を言わせるか...ジグソーパズルのように作品を完成させていくため、執筆は楽しい分、大変な時間がかかりました。


歴史小説や評伝となれば、もっと大変なことでしょう。実在した人物とその時代背景を丁寧に調べ上げ、そのうえでキャラクター設定をし、史実と想像の世界を行ったりきたりの執筆作業。無論、面白くないといけないですし。


この人の歴史小説は面白かった。天命の大飢饉など幾度の困難を乗り越えながら米沢藩を再建した上杉鷹山。南北朝時代、後醍醐天皇の忠臣として、数々の闘いに勝利した楠木正成――偉人の生き方を描き続けた小説家の童門冬二さんの訃報が届きました。享年96歳。死因は、がんとの発表です。  


童門さんが亡くなられたのは昨年、2024年の1月13日で、今回、死から1年後に公表をしたとのこと。なぜ1年間伏せていたのか、誰の意思だったのか、その詳細は明らかにされていませんが、大いに共感します。ご家族ではなく、ご本人の希望だったのではないでしょうか。  


以前この連載で書いた、NHKのお化け番組『できるかな』の高見のっぽさん(享年88)の死も、8カ月間伏せられて、ご本人の誕生日に発表されました。これは、のっぽさんが「自分の死を半年以上は伏せてほしい」と生前に希望していたことがわかっています。  


死を伏せる、ということ。ご家族や関係者に「なんで教えてくれなかったの?」と怒る人もいるかもしれません。でもね、知ったこっちゃないんですよ。いつ発表したっていいし、何ならずっと黙っていてもいいんじゃないか。  ・

この議論を展開すると、「死は誰のものなのか?」という問題にぶつかります。本人のものなのか?家族のものなのか?著名人や政治家であれば社会のものなのか? という問いも出てくるでしょう。  


僕は勝手な人間なので「死は自分のもの」だと考えたい。生の延長に死があるのですから、どこで死のうが、誰に知らせようが好きにさせてよ、と言いたい。  


もちろん、家族の意思で周囲に知らせないということもできます。最近は密葬、家族葬ばかりです。「そういえば、最近〇〇さん見ないけど?」と誰かに訊かれても、黙って微笑むだけでいい。僕も家族に、「もう生前葬はやったから、誰にも知らせないでおいて」とお願いしています。  


作者が亡くなってもその作品は色褪せません。童門さんの魂は、歴史小説の中に生き続けます。



ーーーーーーーーーーー



死は誰のものか?


本人?

家族?

社会?



その優先順位は、人によって違うでしょう。


それは自由であっていいはず。


選べることがなによりも大切だと思います。




夕刊フジは1月31日で廃刊にります。


だからこの連載も、あと2回、となります。


この連載は、まさに「終末期」です。





PS)

僕自身は、まずこのブログをしっかり閉じてから、

消えたい、と密かに願っていますが、どうなるか?


映画の公開もあるので、あと1年、まだまだ頑張りたいなあ。



今夕のサンデー毎日デジタルの配信と。

今夜のニコニコ長尾チャンネルでの配信。



もしも。両方を観ていただいた方がいれば、

本当にご苦労様でした。

ありがとうございました。




ただ今、午前0時すぎ。


フジテレビの記者会見は、7時間目に入った。(CM無し)


ワクチン死や後遺症の記者会見も、これと同じように、

全ての記者が納得するまで、トコトンやるべきでは?


今日は終日、穏やかな顔で過ごしたが、

内心は怒りに燃え狂いながら過ごした。



救いは、終始穏やかな児玉慎一郎先生。


児玉先生は医師の鏡である。









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この記事へのコメント

7時間もアホらしくて聞いてません
これで目眩ししているのでは勘繰ってしまう。
他にもっと大切なことを放送するべき。
これが今の日本かと思うと残念。
死とは。。私も自分のと考えたいですね。。でもそれをさせてくれないのが身内では。。

Posted by よっちゃん at 2025年01月28日 06:54 | 返信

長尾先生に感謝
 コロナが始まって6年、先生がきっかけで世界の情勢を知ることができた。

 百田尚樹さんのご母堂が昨日亡くなった。つい数日前まではお元気だったという。
御年98歳、ということは昭和2年?生まれですか。
 長尾先生はまだまだ先の話でしょうが、私を含め身近な仲間はいつお迎えが来てもいい年齢になりました。
 先生は生死と向き合ってこられたから、死ということが人一倍心の中に刻まれているのでしょうね。
 「死とは誰のものなのか」、そんな難しいテーマ考えたこともありません。
 いつか自分も死ぬのですが、明日かも知れないし、もうちょっと先かも知れませんが、死とは何なんでしょう。
 全て片付けてからぽっくり死にたいものです。
 ワクチンによる超過死亡50万人、少子化で日本の人口減る一方、67万人しか生まれなかった。30年後、考えたら恐ろしい。
 産業も様変わりするでしょう。
 新聞読者もいなくなる。夕刊フジも各紙も夕刊の廃刊が始まっている。
 日本の企業はどうしたら人口が増えるのか、考えるべきです。
 外国人を入れる?日本人少なくなっては日本国ではない。
 投資家ジムロジャーズは「日本人は子供を産んでない、なのに移民は嫌いだという、どうするつもりなのでしょう」と言った。
 自民党はつぶすしかありませんね。

Posted by ひさしぶり at 2025年01月28日 10:54 | 返信

お葬式は、本人と家族が執り行うものなんでしょうね。
私の父は「葬式は出さないで欲しい」と言っていたし、日記にもそのように書いてありました。
でも父が寒い冬に風邪をひいて、医者が土曜、日曜とスキーに行ってしまったので、熱が下がらず、一晩中呻いていたので、医者の家族と相談して救急病院に入院しました。
結局父が一番嫌がっていた、いろいろなチューブに繋がれた状態で、一向に良くならず、最後に見舞いに行った時看護婦さんに「つらそうなのでお医者さんにみてもらいたい」と言っても「だいじょうぶですよ~」と歌うように言われて帰宅したら、別の看護婦から「お父さん死んでんよ!何分で来れんの?」と怒鳴られて心臓がバクバクするような気持ちで車を運転して行きました。
「何分で来れんの?」と何故聞いたのかと思ったら、到着した時だけ心臓マッサージをしてくれていました。葬儀屋に電話したら、夜中過ぎなのにすぐ来てくれて、父の遺骸を抱いて家の中に入れてくれました。
葬儀屋さんが死亡手続きをしてくれて、あくる日焼き場でお骨壺に入れて家に帰りました。
葬式は出さないで欲しいと言われていましたけれど、証券会社や相続手続きでややこしい思いをしたので、お骨にしてから葬式を出すことにして、家に神主さんに来てもらって小さいながらお葬式を出しました。
父の亡骸を見せなくて、お骨壺に入っていたので私は良かったと思いますし、後に近所のホテルでささやかながら会食を催しまた。もらったお香典が多かったのに、ちょっと安すぎたかなと後悔しました。母は、やっぱり疲労困憊で、二回目の帯状疱疹が顔面神経に出ました。
病院では「MRSAに罹患した」と言っていたのでMRSAで死んだと思っていましたけれど、「痛くない死に方」の映画でそのお父さんの死に方が父とそっくりだったので、「もしかしたらPOCD慢性閉そく性肺疾患だったのかもしれない」と思いました。
父方の本家の長男も亡くなった時は自分達兄弟だけで葬式を出しました。香典だけは送りました。亡くなった従兄の奥さんが後で神戸の山海望とかいうレストランで食事を奢ってくれました。たまたまその会食に、用事があって来れなかった従姉が僻んでいましたけれどどうなったかは知らないです(笑)。私達の世代はそれでよかったと思います。でもコロナとかワクチンに関するニュースとか知識はもっと緊密に連絡した方が良かったとは思いました。

Posted by にゃんにゃん at 2025年01月28日 10:58 | 返信

訂正:間違えています。67万人ではなく、令和5年の出生数は約72.7万人です。

Posted by ひさしぶり at 2025年01月28日 11:06 | 返信

再度訂正:令和6年の出生数は約67万人(推定値)です。

Posted by ひさしぶり at 2025年01月28日 11:12 | 返信

「訃報」は、本人の事前の意思表示がなければ、遺族の自由でしょう。
「死はだれのものか」。できれば本人のものであってほしい。
「おのれの生」は、いかんともしがたいが、「おのれの死」には、なにかと執着があり、悩ましい。

いまや、「多死社会」。死んでも「火葬待ち1週間の時代」。
ゆっくり考えることしよう。

Posted by 匿名 at 2025年01月28日 12:44 | 返信

居住国ではフェイスブックが日本よりもずっと使用率が高いので、誰かの訃報も大抵fbに乗って拡散される。
その拡散のされ方たるや、ものすごくて、最初に家族か友人が個人の写真と一緒に死亡報告の記事をアップ。すると別の家族や知人、関係者などがその記事をシェアし、自分からのお悔やみ文章や故人の業績など書き加えたのをアップ。
シェアされる数と範囲は故人の社会的立場や交友関係によって異なるが、勤務先の無い家庭の主婦などの場合でも数件はシェアされるのが普通。
そしてシェア記事を含む各記事のコメント欄にお悔やみが書き込まれる。有名な人だと膨大な数にのぼるが絵文字のみのコメントも多い。

この国の場合、ごく近い身内を除き、もはや訃報は電話よりもfbで知る場合が多い。
私が死んだら多分夫がまず自分のfbにアップするだろう。続いて夫の姪や甥達がそれをシェアして拡散したり、違う写真を使った別の記事をアップしたり…
私は外国人だし夫の家族以外の交友関係も片手で数えられるくらいしか無いから、fbで私の訃報に触れたとしても誰?ってなる人も多いのでは。まあもう自分は居ないので後は誰がいつ訃報を知ってくれても別に気にならない。

でも日本に居る古くからの友人や同級生とかに知られるのってちょっと違う感じで、それはfb経由じゃなく、口コミになるだろうけど、知られずに済むのならそれがいいなと思ったりする。なんでなのかわからないけど。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2025年01月28日 01:52 | 返信

先生、こんにちは。
昨夜のニコニコ、今日録画で視聴できました。
ありがとうございます。
児玉先生の患者様はお幸せですね。
印象的だったのはワクチン後遺症の効果的な治療方法を確立して全国の困っている患者様を救いたいという真摯なお気持ちでした。
そうでなければ社会的意義がないというお言葉はとても深い博愛を感じます。
ビタミンDは有色人種は元々不足しやすい栄養素だということも初めて知りましたが、私もビタミンDを継続的に摂取して、風邪を拗らせなくなりました。
ビタミンDは単独摂取は吸収しにくく、他のビタミンやミネラルと一緒に摂るのが良いようですね。
でも酸化チタンやカラメル色素などの添加物が含まれているサプリメントは避けた方が良さそうです。
ビタミンDは女性特有の癌の予防にもなるという説もありますね。
死は誰のもの?他人が長生きしてくださいなんて言うのはおこがましいことですね。
また本人の自由にならないのが死だから、自死も含めて自然や神様の手の中にあるのかな、とも思います。
時には無情に見えますね。
もう1月もあと少し、私もトランプ大統領やケネディ氏に期待し過ぎました。
長尾先生が仰るように、日本は自国で舵を切れる要素がたくさんありますね。
私はフジテレビの会見全く観ていません。
7時間以上もの会見って異常ですしきっと不快になるから観たくないと思ってしまいました。
でも長尾先生のように全てを把握してから結論を導き出すのはとても正確な判断ができそうです。
これからも先生の見解を参考にさせてくださいね。

Posted by カノン at 2025年01月28日 06:20 | 返信

今晩は。
カメルーンのデュラ村のコーベナット氏のYouTubeが、生きる事がしんどい日本人達に支持されています。
コーベット氏は、死にたいと言う日本人に向けて話しかける。
ー生きることがしんどい日本人へー
私は考えた。
何故日本人が、将来や老後に不安を感じて死にたくなるのか?を・・・
それには、財務省の存在と切っては切れない関係が有る事を知った。
財務省は、重要な仕事を沢山し過ぎている為、業務の簡素化や他省への業務移転が必要なのだ。←解体
以下の動画を見れば、何故日本人が、死にたくなるのか?既に自衛官の数を遥かに超える支那人が、多く移り住んでいる。
支那の法律では、有事の際には、海外に居ても、武器を取り戦わなくてはならないし、有事でなくてもスパイ活動が、義務付けられている。
もし有事となればどうなるか?という重大な問題が、国民の目から隠されている。
中居正広氏のどーでもいい事ばかり、各局は、垂れ流している。
何を今更、TV局も芸能事務所も本業は、大昔から女衒だったではないか⁉︎
言論弾圧の現在、以下の動画は、消される可能性が極めて高い。
森永卓郎氏の命を削る様な執筆に感謝する。
ー〔森永卓郎〕※フジ・中居騒動どころじゃない!安倍さんは正体に気づいてしまった。「もう、自民党を潰してくれ・・・」500人以上が闇に消えた〝触れてはいけないタブー”命懸けで放つ(財務省解体の手法」とは?ー

たとえ、病気でも障害でも、安心して生きられる世の中であれば、健康な若い人達が、死にたいと思わなくなるはず。

Posted by 三毛猫 at 2025年01月28日 06:52 | 返信

今は人の死も事件も本人や被害者のためではなく株主と、インフルエンサーと話題つくりの昔の言葉で言ったらブンヤや工作員のためにあると感じてます。
局の問題でも、本当は誰もが異様だとは思ってると思います。本来なら警察の管轄。
そして法的にも事故にも示談して、対応によって不起訴ってあるのですし。
謹慎処分はあるべきだったかもしれないが、株や局の話なると、もう目的が完全に被害者は駒としか思えない。私の感じ方です。何度も似たようなことされるのは。交通事故死した祖母の保険や賠償額その半分、1/3もいってないと思います。コロナ禍の初期、宣言だすかのころ、総理会見中継、各知事の生中継で、それぞれ1時間くらいだったのに。ハゲタカってわかってるなら、離れてもらってプロバガンダ放送なら必要ないから、株かってCM以外にスポンサーの思うような商品売り込み、紹介、一部の偏向で惜しなら、離れてもらったほうがいいのでは。「企業価値」たかねるなら針小棒大で、これからも一方的に善の立場とりながら株主が、捜査や調査もなく口だしてくるのでしょう。それなら情報捜査ではないですか。
本当の本人が望む死って短くても幸せな思いで作って痛くなく楽に終わり土にかえって、別にそれはなくても仕方ないと思いますが。高価でなくても、後の人たちが、血縁関係なく昔の人だが「いたんだなと、その存在が無ではなく、在ったのだなと」お盆などに思い出してくれて手を合わせてくれたらと思うことでしょうか。無念残して怨念として残るのは生きてる間も苦しかったのなら嫌ですよね。怨念になってでも罰あたえたいような権力もあるけれど。
楽に痛くなく、長患いでかえって虐待されてるような思いを抱えずすむ土への帰り方ってなんだろうと思います。

Posted by 心の中の応援者 at 2025年01月28日 10:41 | 返信

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