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豊田市講演、ありがとうございました!
2025年02月24日(月)
今日(昨日)は、愛知県豊田市で講演した。
250人の市民に2時間半、平穏死の話をした。
久々にコロナやワクチン以外の話、だった。
以下、昨日発行した「まぐまぐのメルマガ」から一部を転載する。
@@@@@@@@@@@@@@
大寒波がこの3連休も日本列島にとどまるとか? 僕が暮らす兵庫県の太平洋側も、昨日は小雪がちらついていました。 でも青空が見えてきて、かすむ空は一歩ずつ春の気配。海辺の散歩に出かけました。
土曜日だというのに、人の気配はない。海鳥が行きかう風景を、1時間ほどひとりで眺めていました。海を見つめるというのは、人間のメンタルにとってとても良い効果を得られることは、きっと皆さんも経験があることでしょう。 喧噪のない場所で、聞こえるのは海鳥の声たちと、波の音。 こうした自然現象から生まれる音には、「1/fのゆらぎ」という超音波が含まれていることは、皆さんもご存じでしょう。
適度な規則性と不規則性を持ち合わせたゆらぎのことです。 人間とは不思議なもので、あまりにも規則正しすぎるリズムや音には、どこか窮屈なものを感じて心からリラックスができないようです。 だからといってあまりにも不規則なものにもまた、不安を感じてしまう。さように人間の五感とは敏感で繊細なのですね。 海のほかにも、川のせせらぎや、ろうそくの炎のゆらぎ、あるいは木目などからも、この「1/fのゆらぎ」が発せられているといいます。
「1/fのゆらぎ」 は、人間の耳には聞こえませんが、脳に届きます。そして、リラックス状態の脳波「α(アルファ)波」を出やすくしてくれるそうです。 なぜ人は、1/fのゆらぎに心地よさを感じるのか、この研究はもう何十年も前から研究されていますけれど、未だすべては解明されていないようですね。ある研究によれば、神経細胞、ニューロンが発信する電気パルスの間隔が、この1/fのゆらぎと同じらしいのだとか。
つまり、波の音や川のせせらぎ、炎のゆらぎに接したとき、我々は生体リズムと同じ波動を感じている。違和感がない。自分の内部のリズムと外部のリズムが共鳴することで、精神バランスが安定するということです。 日本語には、「波長が合う」という表現がありますが、まさに、1/fの揺らぎとは、私たちの内側と外側の波長が合ったときに他なりません。
もしかすると人間と人間の相性が合う/合わないというのも、体内のリズムが合うかどうかの違いなのかもしれませんね。 僕も昨日の海辺のウォーキングで、1/fのゆらぎをしっかり受け止めてリラックスすることができました。これは、スポーツジムにある歩行マシンでは、絶対に味わうことのできない心地よさです。
やはり、外を歩くことが大事。ウォーキング+1/fのゆらぎ、どんな睡眠薬よりも効果的だと思います。あらゆる病気の予防は歩行と食事、もちろん、認知症予防にもつながります。 長尾和宏新刊『歩く人はボケない』(PHP新書)が、おかげさまで大好評です。新書なので手軽に読めます。 ↓ ↓ ↓ ↓
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そして今日(2月23日)は、そんな穏やかな気持ちで愛知県豊田市に講演会に伺いました。 主催してくださったのは、医師会でも自治体でもなく、豊田市で農家をしながら、民宿も営んでいるというご夫婦です。
以下が、その夫婦が営んでいる、〈農家民宿ちんちゃん亭〉 https://tinchantei.eyado.net/
ぬくもりの伝わるあたたかいホームページ。このページをちょっと見るだけで、ご夫婦のやさしさと、考え方がわかりますよね。この民宿で出す手造りのお料理はすべて人工調味料不使用で、とことんオーガニックにこだわっているとのこと。 会場は、名古屋からJRで岡崎、そこから愛環線というローカル鉄道に乗り換えた小さな駅のそば。
駅まで地元の看護師さんが迎えに来てくれていました。初めて訪れる上郷町。駅に降り立ったのは、僕だけ。ロータリーに出ても、誰も人はいない......。こんな場所で、僕のことを知っている人なんておるんかな? 50~60名来てくれたら、御の字だけど。
だけど、会場に伺ってびっくり。なんと、250名もの人が集まってくださった。わざわざ遠くから来てくださった、安心する仲間の顔もある。嬉しかった。遠くまで、本当にありがとうございます! 今日は、若い女性が多かった。看護師さんや、福祉関係の人も多いと教えてもらう。
だから、「平穏死」のお話といっても、自分のことというより、親のこととして皆さんが受け止めるだろう。終末期のお話は、高齢者なのか、それとも子供世代かによって、お話しする内容も若干変えている。 なんかこの感じが、とても懐かしい。気が付けば久しぶりの、ワクチン関連のテーマ以外での市民講演会だったと思います。
そうでした、僕は、コロナ禍の前は、毎週末ごとに、平穏死・尊厳死のお話をするために、全国各地を飛び回っていたんだっけ......。東京と大阪を一日二往復することもときどきあった。
行き過ぎた延命治療を善と思っている人たちに、平穏死の概念を広めたかった。同じ思いでいた、『大往生したければ医療とかかわるな』の中村仁一先生は2021年に、『「平穏死」のすすめ』の石飛幸三先生も、昨年(2024年)に鬼籍に入られた。
だからもう、このテーマで講演ができる医者は、もしかしたら僕しかいないのかもしれないな......そう思ったら、身が引き締まりました。
コロナ禍になって、そんな講演会はもちろん全部中止に。もちろん僕もそれどころではなかった。そのあいだに、リモート講演が大流行。当時の僕は、昼休みのわずかな時間に、必死のパッチで「コロナチャンネル」をYOUTUBEで始めた(僕はもう、YOUTUBEはブラックリストに載っているため、YOUTUBE配信はでkない)。
そのYOUTUBEを見て僕のことを知ってくれて、今日の講演会に来てくださった人も大勢いることでしょう......コロナ禍のおかげで、便利になった側面は確かにある。ZOOMだとか、ウェビナーだとか、ハイブリッドだとか、コロナがなければ絶対にやっていない。 だけど今日は、久しぶりに数百人の市民向けのリアル講演。
主催者の農家ちんちゃん亭の鈴木さんは、お父様を昨年穏やかに看取った経験もあって、僕を呼んでくれたのだという。僕のことを知ってくれたきっかけは、コロナだった人たちが、僕がコロナ前からずっとしている終末期のお話を聞きにきてくださる。
出会いとは、本当に不思議なものです。そんなご縁のありがたさを噛みしめながら今日は、ワクチンのお話はあまりせずに、わかりやすく、日本の終末期をめぐる状況をスライドを時折使いつつ、立ったままで2時間以上お話をしました。 お薬の話も、少ししました。高血圧のお薬も、コレステロールのお薬も、継続し続けるうちにメリットよりもデメリットが上回るから「やめどき」が存在するのだ、というお話など。
だけど、最後の最後まで必要なお薬もあるんですよ、というお話なども。今日のお話を聞いて、僕が、「医療否定論者」でないことはわかってくれたんじゃないかな。
何事も、中庸に。
そして、「やめどき」があるということ。
そして、絶食の効能についてもお話をしました。先ほど、ウォーキング+1/fのゆらぎについて書きましたが、そこにプラスをして、ときどき絶食をするのも体調を整えることに効果的です。
最近若い人のあいだでは、ファスティングっていうのでしたっけ? しかし僕が提唱しているのは、決してダイエット目的ではありません(だけど結果的に痩せます、当たり前ですが)。だけど高齢者にとっての絶食は、減量よりもオートファジーの活性化がいちばんの目的になります。
オートファジーとは?
細胞内の主要な分解系であり、不要なタンパク質や細胞内小器官(小胞体、ミトコンドリアなど)を分解することで健康を維持している。 そのため、オートファジーはがんや神経変性疾患、心不全など、様々な疾患に対して抑制的に働くと考えられている。
オートファジーでは、隔離膜と呼ばれる扁平な膜が現れ、分解基質を取り囲みながら伸張し、端が閉じることでオートファゴソームを形成する。分解酵素に富んだリソソームがオートファゴソームと融合することで、内容物を分解する。 (大阪大学HPより)
このオートファジーの仕組みを明らかにして2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞したのが、東京工業大学(現・東京科学大学)栄誉教授の大隅良典(おおすみ・よしのり)先生です。そう、我が師匠・大村智先生の翌年のこと。
このとき日本人は、2年連続でノーベル生理学・医学賞を授賞ていたのですね(もうそんなことは金輪際あり得ないような気もします) オートファジーとは「自ら(Auto)」を「食べる(Phagy)」という意味です。人間の生命活動に必要なタンパク質。
我々の体内では1日におよそ200 gのタンパク質が作られています。だけど、どんなにがんばっても、 我々が日々接種できるタンパク質は70 gほどです(肉の量ではありません。タンパク質の量です)。 では、食事で足りない分は、一体どこから調達しているのでしょう? その秘密が、オートファジーにありました。
我々の体内にある細胞が、自らの細胞質成分(合成したタンパク質など)を食べて分解することで、アミノ酸を得る機能によって、生命活動を維持していたのです。これを、細胞内のリサイクルシステムとも呼びます。 では、なぜ絶食なの?
といえば、たとえば1日何も食べないと、肝臓の体積は約7割に縮小するといいます。絶食により、肝臓では生命を維持するためオートファジーのスイッチが入るのです。 僕は今日の講演会で、こんな質問をしました。 「人間、水だけで...つまり、食べないでもどれくらいの期間、生きられると思いますか?」
1日間? 3日間? 1週間? あるいは、1カ月? ......
その答えは、ぜひ今度、僕の講演会で聴きにきてください! おっとその前に、僕のライブに遊びに来てください!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長尾和宏ライブツアー「長尾です」
〇6月8日(日) コットンクラブ丸の内 18時開演
〇6月28日(土) ビルボードライブ大阪 18時開演
〇6月29日(日)栄 ロジック名古屋 17時開演
~50年を、歌で駆け抜けます! 是非お越しください~
@@@@@@@@@@@@@@
まあ、こんな感じで楽しく講演をさせて頂きました。
イベルやワクチンやDSの話をしなかったのは久々だ。
毎週日曜日に発行している「まぐまぐのメルマガ」にこんな話も書く。
上の文章はメルマガの一部で、主題は「誤嚥性肺炎の誤解」です。
昨年、1位を受賞したこのメルマガに興味のある方は、
是非とも登録してください!! →こちら
お世話になった豊田市の有志のみなさま。
ありがとうございました!
楽しかったです!
実は、来週も愛知県で終末期医療の講演をします。
名古屋市の隣の稲沢市。→こちら
キャパは500人! (今日は250人でした)
無料ですが、事前に申し込みが必要とのことです。
続けて来られる方もおられるだろうから、少し違う話をします。
2週連続、愛知県の皆様、よろしくお願い申し上げます!!
PS)
今夜の長尾チャンネルのゲストは、元公安警察の勝丸円覚氏
テーマは「中国人スパイの闇」
日本は世界一のスパイ天国。
国内に10数万人いると言われています。
監視社会が進む中、一般市民にも必要な情報です。
是非、ご覧ください。
予習したい方は、彼の著書「中国人スパイ秘密工作最前線」で→こちら
寒い夜は、僕のXのスペースを子守歌にしてください。

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この記事へのコメント
>今やぅとTVでも一箇所ですが財務省解体デモがされたそうですね。
たまにニュースなんかみてると、地方のニュースは地方中心だし地元密着の内容で、
19時は1日の目立ったニュースのみで決められた枠で優先順位を感じています。大きなニュースのまとめみたいな印象です。
時間帯によっても違うので、たまに違う時間のみたりすると意外なニュースを知ったりあります。
テレビ局同時に複数みれないですし、
デモニュースをしたニュース番組がどこか、どの時間なのか少し気になります。
オートファジーよく言われていますね。こういう記事沢山みたいですね。
そうなんです。こういったことは先生にしかできないです。平穏死、尊厳死のこと。
お役目でしょうか。
先生にしかできないことを中心に活動されて、継承していく後輩ができるといいですよね。
Posted by 今回の記事はすがすがしいですね at 2025年02月24日 12:55 | 返信
今晩は。
過日の当欄で甲南医療センターの専攻医26歳が、約208時間という極度の過重労働の末に自死した事を知りました。
不思議な事に、運営法人「甲南会」と同センターの院長2人について、神戸地検は、不起訴とし、その理由は、明かしませんでした。
高島晨伍医師が、亡くなった事に対し、〝具英成(グ・ヨンソン)院長や直属の管理者が、監督していなかった事を正当化している事“を遺憾に思います。
去年4月から、医師の働き方改革(メインは労働時間と管理)が始まりました。
医師(特に研修医や専攻医)は、長時間病院に滞在し、当直以外でも、深夜まで働くのが当たり前の風潮です。
「医師の長時間労働は当たり前」という風潮の中で、「自己研鑽(じこけんさん)」というシステムが作り出された事により、多くの病院管理者は、いかに労働時間を(見た目上)短くするか?どうすれば労働時間制限をすり抜けられるか?という部分に力が注がれる様になったのは、残念に思います。
結果「病院は、医師の長時間労働を黙認」という状態になりました。
高島医師の遺族に対して、具院長は「完璧主義だったから自殺した」と言ったとの事でした。
具院長は、「検察庁には、事実に基づく充分な捜査を経て正しい判断をして頂いたと認識している」と言っています。
これを単なる個人の勤勉さで片付け、管理責任の有る立場の者達を不起訴処分として、無罪放免とした神戸地検の判断は、更なる若い医師達の過労死を作る事が予測されます。
私の住んでいるド田舎の病院は、例の謎の注射以降、患者でごった返しています。
それまでは、主治医の紹介状無しで新患を受け入れていた市民病院も紹介状無しでは、診なくなりました。
平穏死とは程遠い若き専攻医の死を悼みます。
Posted by 三毛猫 at 2025年02月24日 02:08 | 返信
オートファジー(自食)は、すばら5しい!
だれでも簡単にできる。「1日1日食」で、OKですよ。
「プラス間食」OKですよ。これで、「体内年令マイナス15歳」になりますよ。
体調が悪いときは、「96時間絶食絶水」がいい。
最初は「1日」から始める。
お試しあれ!
Posted by 匿名 at 2025年02月24日 09:31 | 返信
今夜24日のニコニコ動画ですよね?なんか25日のニコニコ動画かと勘違いしていました。
Posted by にゃんにゃん at 2025年02月24日 10:15 | 返信
長尾先生に感謝
コロナが始まって5年、長尾先生がきっかけで世界の情勢の本質が見えた。
いいお話ですね。
この講演会に集まられた方は幸せです。
この講演会を主宰された豊田市「農家民宿ちんちゃん亭」の鈴木さん、いい仕事しましたね。
自宅での大往生はなかなかできませんが、
寝たきりの父、母を家族で世話することができればそれにこしたことはないですが、簡単ではありません。
Posted by ひさしぶり at 2025年02月24日 11:09 | 返信
かずくん、こんにちは。
講演会お疲れ様でした。とても素敵な環境で講演できて良かったです。
寒い日々が続く中、暖かい気持ちで多くの方々に受け止めてもらってた事が伝わって来ます。
命を自分の手の中に引き寄せてきたら、その手綱を辿っていくと、やがて死も手のひらの中におさまる様にできていますね。
水分との関係は興味深いです。
私が小さな頃は公園の水飲み場で水分補給をする程度だったのですが、今はどこも自動販売機があるし、子どもは水筒を持たされているし、水分調整って飲め飲めの一方通行だなあ…とかずくんの話を聞いていて、最近気になっている事です。(熱中症対策には、十分な水分補給が必要だし、教育って難しいですね)
余談ですが地元では「かめかめ(噛め噛め)攻撃」というのがあって(笑)、永遠に食事を勧めるおばあちゃん攻撃の言葉を指しますが(まだリアルにいます)、実はこれ目上の人に言ってはいけない掟があります。
大変失礼にあたるらしいのですが、色々な意味で考えさせられます。
伝え聞いた情報を、自分のこととして下ろしていく過程が必要だと思うのですけど、そういえば病院も一応は点滴の有無は聞いて来ますね…。そしてまれに?なのですが、希望されない方もいます。
その中でとても印象に残っている方がいて、決して楽そうなプロセスに見えなかったのですが、何故か時々ご本人が母らしき方と二人夢に出て来て「大丈夫、大丈夫」と励ましてくれた(笑)のですが、旅立たれた直後も二人で着物を着て挨拶されて夢に出て来ていました。
あれなんだったのかなあ…。不思議〜。
海辺の散歩における、1/fのゆらぎも考えた事は無かったけれど、波の音の癒しとか、太陽や夕陽の反射するきらめきや風の音も含めて、なんとも言えない最高のリラックス効果がありますね。
子どもなんかも、遊具がなくても何時間でも過ぎせるし、自分が知っている防波堤には、若者が多く集まって座っていて(一人でも複数でも)ただ波の音を聞くと落ち着くから、という理由でいっぱい集まっているなあ…と、ふと思い出しました。
最高のセラピーだと多分地元の子はみんな知っているけれど、1/fのゆらぎの音という捉え方は面白いかも。
より自然に愛着が高まって、大切にしたいなあ…という気持ちになります。
こういう言葉は良いな、素敵な使い方だなあ…と感じます。
オートファジーも「自ら(Auto)」を「食べる(Phagy)」とあって、詳細はすっかり忘れてしまっていたけど、一応理解としては合っていたのだと(笑)知って、ホッとしました。
説明の方も、分かりやすく覚えておこうかなと思います。
メルマガが充実していたので、ついあれこれコメント多くなってしまったのですけど、自分の日常をさりげなく行動を変えてみて、少しづつ幸せに向かっていけたら良いのかな、なんて思います。
今日のニコ生の内容まで、入ってくる容量が無かったのですが、相変わらず「聞いて聞いて」攻撃もかわしながら(聞くけど)、リアルで聞けるところは聞きたいと思います(笑)
今日も、応援しています。
Posted by 白夢 at 2025年02月24日 02:43 | 返信
長尾先生、お疲れ様です。
1/fのゆらぎ、ですか。私が、たまたま、ネットで発見して、一番、癒される音だと感じたのは、
大変、綺麗な水質の、穏やかな川辺で、犬が、泳いでいる音です。
風が、そよぐ音。ポチャポチャと、犬が、懸命に、足を動かしている音。一生懸命、鼻で、息をしているフッフッフという音。近くに小さな滝が流れ、そよそよ、ざーざー、ぽちゃぽちゃー、などなどの音が混ざる。びっくりしたのは、それを、ちょっと、聴いただけで、体内のリンパ液だか、血液が、サ~っと、小川のせせらぎさのように、流れはじめるのを感じ、細胞が修復され、筋肉が弛緩するのを感じました。
その動画、ほとんどの人が見逃しているのか、視聴回数も、非常に少なかったのですが、私にとっては、非常に、美しいと思える動画だったんです。しかも、そのワンちゃん、泳いでいるところだけ見ると、精悍に見えるのですが、どうやら、長い間、劣悪なシェルターに閉じ込められていたせいで、後ろ足が動かなくなってしまった可哀そうなワンちゃんで、人生の最後に、長い間、待ち続けた、最高の人物の養子になれた子だったようなんです。ですが、本当に、泳ぐのが上手で、光り輝くような生命力を持った子で、本当に、素晴らしいと思いました。しかも、この私まで、癒してくれました。私が、トランプだったら、どんな子も、全員、救えるように、すべての伴侶動物達が、不慮の事故や災害など、いろんな事情で、彼らと一緒に暮らしていた人達の元を離れなければならなくなったような場合は、全額、国の負担で、サンクチュアリーを各地に設置し、生涯、幸せに暮らせるように、お世話をする人達も、公務員としてサポートできるように、仕組みを変えます。アメリカの場合、それには、元救助犬、元警察犬、元アーミーで働かされた子達も、含まれます。彼らには、そもそも、幸せに生きる権利があります。
Posted by 1/fのゆらぎ、確かに、最強かもしれません。平常時の防災無線乱用は禁止すべき! at 2025年02月24日 03:33 | 返信
愛知県でのご講演、主催者はご家族をお看取りされた、農家で民宿をやってる人、というのに驚きました。なかなかそういう風なご縁で出来る講演会って珍しいのでは。しかも当日多くのお世話人の方達がボランティアで集まってこられるなんて。なんて暖かい雰囲気。先生の講演ならではという感じがしました。
波動というものに去年から注目しています。量子力学は難しそうだし、高校の物理でも波動でつまずいているので苦手意識がありましたが、波動が精神や、身体の状態にも影響を与える事を知りました。人間の身体の細胞には水分が豊富なのでその水の波動が外からの波動に共鳴すると良い効果を生むらしいです。
私は頭の中で音楽が勝手に鳴ってる事が時々あるのですが、その1/fの波動の音を、例えばイライラしたりストレスを感じてる時に思い浮かべる事が出来たら、脳内にα波が出て、穏やかな気分になれるのでは、と思いました。
好きな音楽などはちょっと思い浮かべるだけですぐ鳴り出すので実際にYoutubeとかで聴かなくても脳内で聴けます。ただオートリピートになってしまうのがちょっと困る。
自分の理想は聴きたい時に聴けて、止めたい時に消せる事なので修行しないと、と思います。
Posted by Yoko Oda Thapa at 2025年02月24日 06:59 | 返信
既視感がすごいニュース。
道路から水噴き出し、一時冠水 老朽化で水道管破損 埼玉・所沢市
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5f9d243bc69b447fc9049b10ba12490948b42b3/comments
コメントに多くあったのが税金を教育・外国人支援からインフラ整備に使うべきという声。同感。水が使えなければ大変なことになるのに今も壁だの教育無償化どうのと国会や政治家が言ってる。今は冬だからいいが、真夏に起きたらどうするつもりなのか?トイレや洗浄に使えなければ、感染症や食中毒問題に発展する可能性が高まる。火事ニュースも多いが消火活動には水道を使うのではないか?
優先順位がつけられないのが我が国なのかと感じることが多い。
知らないだけなら申し訳ないが、政治家などに声をあげて早急に動くべき、全国の問題と声をあげる人が一人もいないのでは?
最近も国会中継があったがみてないが、まるでなかったことかのように他の話題ばかりなのが怖い。
Posted by コメントAI要約に注目! at 2025年02月24日 07:31 | 返信
先生、こんばんは。
1/fのゆらぎという言葉は初めて知りました。
たぶん私の好きな音はそれで、耳から脳を優しく撫でられているようで心地が良いから、リラックスタイムには必ずゆらぎと共に過ごしています。
アロマキャンドルも香りだけでなく炎を眺めているだけで癒やされますね。
動物や植物も1/fのゆらぎが好きだから、その音を聴いている時愛犬やお花とも一体感を感じます。
昔うさぎとも暮らしていたのですが、うさぎもゆらぎが好きでした。
きっと蛇やカエルや鳥も魚も…命あるもの全てそうですよね。
今日は夕暮れの空が本当に美しくてゆらいでいました。
何か心に決めた時で、それが正解な時や嬉しいことがあるといつも空が綺麗になります。
歩くことの芸術は自然の中にあるゆらぎを五感で味わうことにもあるから、外でなくてはなりませんね。
そして数字ではないものをただ感じることだから、それを1/fゆらぎと名付けたのは謎解きみたいで面白くもあります。
いつも本は気に入ると一気に読んでしまうのですが、先生がご紹介くださった本はとても気に入っているのに、ゆっくりゆっくりと読んでいます。
同じ箇所なのに読む時間によって印象や解釈が違ったりと、そういう点ももう一つのお気に入りの本に似ています。
良い本をご紹介してくださり、ありがとうございます。
Posted by カノン at 2025年02月25日 12:26 | 返信
すみません。長尾先生が「ヴィヴァン」と仰ったのに、私が「VIVANTでしょう?」なんて書き込んだのですけど、あと
でVIVANTを検索しましたら「ヴィヴァン」と書いてあるのです。
それでフランス語かなと思って調べたらVIVANT(e);vivēというフランス語でした。
意味は「生きている、生きている人に似た肖像画」という意味もあるみたいです。
なりすましという意味でしょうか?
昨夜は疲れました。あとで11時から「霧島聡」を見ました。なんでも「誰もいないと思ってプレハブ小屋に爆発を仕掛けたら、たまたまその日に誰か技術屋さんか会社員が宿泊していて1年半掛かる重傷を、負ったそうです。霧島さんは人に重傷を負わせたとショックを受けて、逃亡した」と説明されていました。でもその前の三菱重工爆破事件では3名か6名か殺傷されている事件があるので、警察に自首するとその事件の事も聞かれるので逃亡したのかもしれません。
とにかく地方の大人しい青少年が、それまで受験勉強ばかりさせられて、映画も見ないし、小説も読まない田舎の青年がいきなり大都会に出ていろいろな、難解な政治理論を聞かされて思いつめたんだと思います。
私の知っている人は「学生には優しかったけれど、労働者が過激な事件を起こしたら、物凄く厳しく扱われた」と言っていたけれど。関東地区は過激派が多かったから厳しかったのかもしれない。
私も私立大学の門の外の喫茶店で昼間の学生3人とコーヒーを飲んでいたのを高校時代の同窓生が見ていて「昼間の学生と不純異性交遊をやっとる」と彼に母親に文句を言いました。不純異性交遊というと20歳以下の少年少女ですのに。
同窓会で「あんたは夜間の法学部出ているけど弁護士免許でも取れたん?何の証拠があるの?」と聞いたけど、白目をむいているだけで何も言いませんでした。父親は土足で私の家の中に入って来るし、母親は女中さんみたいな人で大声で私の悪口を言うし。そのくせ私の引っ越した町に同じように引っ越して来ているので「死ぬまでこんなやつにつきあうのか」とうんざりします。子供達が幸せになれるような世の中になって欲しいです。高校時代の女友達が2~3名病気で亡くなっていることが分かりました。真面目に生きていたのに悔しいです。
Posted by にゃんにゃん at 2025年02月25日 04:11 | 返信
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