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多くの病院は赤字です
2025年03月13日(木)
意外に思われるかもしれないけど。
多くの病院が赤字かギリギリです。
いい事と受け止める人もいるけど。
病院が次々と消える「住みたい街ランキング1位」吉祥寺
都心周辺で「病院破綻」の現実 AERA →こちら
吉祥寺でも減少、だから
あとは、推して知るべし。
当たり前だけど、
経営が成り立たないから病院が減る。
儲からないから、質も低下する。
結果、閉院せざるを得ない。
コロナバブルも終了したしね。
多くの大学病院や公的病院も、再び、赤字転落。
ということは、医療業界は大不況に突入している。
介護業界はもっと大変な状況になりつつある。
M&Aの嵐だ。
僕のところにも「買いませんか?」というDMが届く。
しばらくはこの流れは止まらないだろう。
しかし、どんな時代になっても、医療や介護が無くなることはない。
人口減少社会。
高齢者数もまもなく頭打ちに。
そして、貧困の進行。
要は、ベッド数が多すぎるのね。
国際的にも世界一。
だったら減らせばいい。
極端な話、ゼロ、でもいいんじゃない?
北海道の夕張は財政破綻と市民病院廃院で市民が幸せになった、
という話もあるけど、医療が患者を不幸にしてる部分が大きい。
死守すべきは、
1)救急医療
2)そのための搬送システム(見直し必要)
3)皆保険制度(医療も介護も)
4)保険料と個人割合の引き下げは必ず
5)サービスの質
酷い病院は酷い。
酷い施設は酷い。
でも、よい病院や施設もある。
自然淘汰は仕方がない。
しかし、悪貨が良貨を駆逐しないための、仕組みが必要だ。
昨日、こんな時代の「医者選び」の本を書いていた。
6月のライブあたりに世に出たらいいなあ。
PS)
その前に、2冊は出ます。
絶望しながらも、トボトボと爪痕だけでも残そうとしております。
桜が待ち遠しいね。

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