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高齢のバス運転手に思う
2026年05月08日(金)
福島県で起きた北越高校の生徒達の交通事故。
21人の生徒が死傷するという大事故になった。
68歳のマイクロバス運転手が逮捕されたけど。
この事故で一人の高校生が亡くなられた。
とってもいい子だったみたい。
ご両親や周囲のお気持ちを考えた時、
かける言葉がまったく見つからない。
なんという無情。
謹んでご冥福をお祈り申し上げる。
一方、逮捕された68歳の男性運転手。
周囲の証言を聞くと、いい人だったみたい。
でも、最近、歩行が緩慢だったそうだから、
体調が悪いため不注意か居眠りだったのか。
それとも、一瞬の不注意だったのか。
ただの判断ミスで、速度の出し過ぎか。
命は助かったので、逮捕された。
逮捕理由は、業務上過失致死だと。
「容疑を認めた」と報道されている。
僕ももうすぐ68歳。
同じ年なので、この運転手に何が起きたかが気になる。
普段の移動で僕よりも年長の高齢の運転手の
バスに乗る時は、とっても、とっても、怖い。
今回は、白タクのようなプロのドライバーではなかった。
しかし仮にプロのドライバーであっても、高齢運転手は怖い。
自分自身が加齢に伴う運転技能の低下を自覚しているからだ。
世の中には認知機能テストをパスして
自家用車を運転している100寿者もいる。
しかし、不特定多数の命を預かる
プロの運転手は年齢制限が必要だ。
僕は、観光バス、市バス、今回のマイクロバスなどの
運転手は、65歳以下に限って欲しいと常々思っている。
これは年齢差別ではない。
というのも、それだけ重大な業務であるから、
年齢的な衰えを過大評価しないといけないから。
以前、民間の市バス会社(民間委託)の産業医をしていた。
定期健康診断の結果は、年齢に比例して病気の数が増えてくる。
65歳になったら、もはや健康診断の結果が正常な人はかなり稀。
生活習慣病だけでなく睡眠時無呼吸症候群が
強く疑われるも未受診の運転手も稀ではない。
運転を辞めさせたいけど、代わりがいない。
万一、重大事故が起きたらその責任の一端は僕にもある。
産業医としての判断に毎回、悩んでいた。
そんな経験があるから、高齢の運転手が怖いのだ。
ついでに言うならば、高齢のタクシー運転手も怖い。
阪神間には、80代のタクシー運転手も多いが、
タクシーの場合は選ぶことができる場合もある。
電車や飛行機の運転手に、65歳以上の人はいない。
そもそも、高齢の運転手は怖い。
自家用車を運転していてでもぶつかりそうになることはよくある。
だから普段、速度を出さないし、
高速道路もなるべく避けている。
自動車事故で被害者や加害者になりたくない。
僕は怖がりなのでそう思うけど、
あまり気にしない人が多すぎる。
それと、今回の事故の社会的責任はどこにあるのか?
白タクに頼んだ人は誰なんだろう。
バス会社? 校長先生? 顧問? それとも??
今回のような大きな事故を教訓にするためにも、
思い切った規制が必要だと思うので提案したい。
PS)
僕が65歳で町医者を引退したのも、
バス運転手と全く同じ理由、である。
自分の衰えは自分が一番分かる。
え?分からない?
そんな高齢医師がいるならば、自信過剰か病気か欲ボケか。
医業は、飛行機のパイロット同様、高度で危険な業務だと思う。
「ただそこに居るだけで有難い」という日野原先生は、例外だ。
名誉○○、ならいいけどね。
だけど僕は老害、と言われたくないので名誉も放棄した。

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