官僚たちの答弁は、壊れたテープレコーダーのように、何を言われても既に文章になっていることを、繰り返すのみでした。会議終了後の名刺交換で、ある官僚からは「このままではいけない」という声も聞かれました。このような議論を重ねて、政策を作るそうです。

　４時半から、参議院の議長公邸の執務室に招待頂き、江田五月参議院議長と、約１時間、梅村聡参議院議員と３人で懇談しました。同じお話をしましたが、とても優しく聡明な方で、この問題をよくご存じでした。

　議員会館の中は、大病院の部長室のように部屋がズラーと並んでおり、７?８人の部屋を回りました。兵庫県の辻議員も財源の審議が終わったばかりで大変忙しそうで、汗をかきかき仕事をされていました。

　夜も議員と話し合い、色々教えて頂きましたが、印象としては、官僚が責任を取ることはなく、政権交代しない限りこの問題のある制度は、撤廃されないだろうなと、今まで以上に肌で感じました。山口県で選挙が行われていますが、この行方が今後を占うそうです。

　慌てて資料を作って行ったのですが、議論はまだまだ不十分で、これからも色々なアクションを起こしていくべきだと感じました。