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11月15日(水)介護保険認定審査委員会に出ながら思ったこと

2008年11月15日(土)

 今日は、審査委員会の日。毎月、同じように審査しますが、来年から認定の仕方が変わるとのこと。医師意見書のウエイトが大きくなるとのこと。しかし、個人的にはゴルフのハンデイキャップを機械的に算出するように、介護度の認定も機械にやらせるのが最も公平だと思います。そしてこんな認定委員会開催にかかる膨大な費用を少しでも介護職員の給与アップに回せればと、認定作業をしながらいつも考えます。

  こんな具合ですから、認定の技術も少しも進歩しません。毎年2200億円の社会保障費削減政策が今でも続けられ、介護にも大きなしわ寄せがきています。病院を追い出された患者さんは施設か在宅に帰りますが、とても介護保険だけではやっていけない患者さんが多くいます。特にヘルパーステーションのケアマネが担当すると、ケアプランを自分の事業所のヘルパーで埋め尽くし、訪問看護を全く入れてくれず、在宅療養に大きな支障をきたす場合が多くあります。 

  与党は国民に2兆円のクーポン券を配るそうですが、そのお金を後期高齢者医療制度の年金からの天引きされる保険料(1.1兆円)や介護施設の充実(グループホーム)に使うべきだと思います。

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