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 丁度、夕暮れ時に、山の中腹に一行は止まりました。すると街に向かって、彼は演説を始めました。１０年前にハワイで見た素晴らしい夕焼け以来の感動的な夕焼けです。演説はちっと遠すぎてスタッフ以外、眼下の民家や誰にも聞こえていていないでしょう。そして最後に夕日に向かって青春映画のように皆で何度も意味もなく叫びました。「馬鹿やろう！」と。みんなで大笑い。
　その後、市街地を練り歩き、最後は駅前での街頭演説。彼の生い立ち、お父さん、お母さんの苦労話を聞いているうち涙が止まらなくなりました。ここまで来るともはや政策やマニフェストではない。どんな人なのか、この１点に尽きると思います。彼のような純粋で真面目な人こそ国政に行って欲しい。心からそう思いました。