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「死んでも入院しない」という急性虫垂炎の患者さん
2009年12月10日(木)
急性虫垂炎の患者さんがお腹を抱えながら入ってきました。エコーでも確認しましたが、いまにも破裂しそうです。病院への紹介を勧めましたが、年末の仕事場は忙しくとても入院できない、なんとか抗生剤で散らして欲しいと言われます。「破裂したらお腹を大きく開く手術になり、放置しておくと命に関わりますよ」と言っても、聞きいれません。それほど不景気なのです。また、日本人は責任感の強い人種です。
季節性ワクチンも新型ワクチンもそろそろ底をついてきました。打ちたいという患者さんと打ちたくないという患者さんに完全に分かれます。マスコミ報道の影響です。季節性は怖くないけど、新型は怖いと誤解している人も多いです。ワクチン接種に関しては「国産ですか?輸入ですか?」と必ず聞かれます。輸入ワクチンになった時点で接種希望者は激減すると予想します。その前に、どうやら新型インフルのピークは過ぎたようですから、ワクチンが大量に余るかもしれません。
我々には、いつどれだけワクチンが入荷するか一切知らせてもらえません。まさしく戦時中の配給制度と同じです。予約を取ることはできません。せめて希望の申し込みだけです。行政にはもっと正確な情報を流して頂きたいものです。
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