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生保の切れ目が医療との縁の切れ目
―子供手当が間に合わない!―
2009年12月15日(火)
現在生活保護を受けている中年女性が受診されました。事務員として一生懸命働き、月給は10万円。そして生活保護費を6万円もらい一家3人の母子家庭はなんとか生きています。子供が二人います。大学生の子は夜12時までアルバイトをして自分の学費と少し家計を支えています。下の高校生は大学に行きたくても行けそうにありません。役所の担当者に「大学は贅沢だ」と言われたことを家族全員が気にしています。
この子供が18歳になれば母子家庭の特典が全部なくなり生活はさらに困窮し、当院に通院できなくなります。母子家庭でなくなるため、生保も打ち切られます。まさに生保の切れ目が医療との縁の切れ目です。
民主党の子供手当が待ちどおしいけども、実際貰えるときには子供が18歳になってしまい貰えないでしょうと、苦笑いして帰りました。毎日、朝から晩までお金の相談に終始します。医療費専門ファイナンシャルルプランナーがいればなー、なんて最近よく思います。
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