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西宮に介護ボランテイアの会、「つどい場さくらちゃん」という変わった名前の団体があります。丸尾多重子さんという方を慕って自然と介護者が集まって形成されている会です。
「介護者を癒したい」というコンセプトです。介護保険制度には無いものがここには沢山あります。介護者を含めて北海道旅行したり、数百人規模の「かいご学会」を主宰したり、みのもんたさんに呼ばれてテレビで介護について語ったり。いつも自然体でいる「丸ちゃん」が多くの人に知られるようになりました。私自身も沢山のご縁を得ながら毎日過ごしています。

昨日は彼女の弟子にあたる女性が来られました。その名はなんと「こざくらちゃん」と言います。週１回、数時間、ご自宅で食事会を含めた自然発生的なデイケアのような会をしています。２、３０人も参加されるそうです。食事メニューを見て驚きました。なんと美味しそうな、暖かなメニューでしょうか。丸尾さんのつどい場でも時々ご飯を恵んで頂きますが、お米の美味しいこと。こんな食事を提供してデイケアをして相談にのって、１日たった５００円です。大赤字です。うーん、考えさせられます。

彼女の夫も手伝い、娘さんがこのチラシを作成してくれるそうです。一家総出でボランテイアに取り組んでいます。本人たちはいたって自然体。こちらはお金が心配です。と、思っていたところに日本在宅ホスピス在宅ケア理事長の大頭先生からメールが来ました。「３月７日の在宅ホスピス・実践シンポの司会をしなさい」との命です。テーマは「医療・介護で活動する市民」で、演者には吹田の小澤さん、そして丸尾さんらの名前が書かれていました。またシンクロニシテイです。明日の、ヘルパーさん対象の講演のスライド原稿を深夜まで作成し、寝不足ですが、丸ちゃんの顔を思い出して元気を出します。