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薗潤先生、薗はじめ先生の近況報告は相変わらずパワフルで、大きな元気を頂戴します。またある病院の医師は全国の空港を喫煙調査の目的ですべて訪れました。地方空港には、待合室に普通に灰皿が置いてあるところもずいぶんあるそうです。宮崎空港がヒドイとか。

私は精神疾患を有する患者さんの禁煙治療について問題提起しました。実際、私のクリニックでは禁煙外来受診者の半数近くが精神疾患を持っています。統合失調患者さんは案外上手くいくことが多いのですが、うつ病患者さんへの禁煙治療には精神科医と連携するなど細心の注意が必要です。

慎重投与するのは当然として、チャンピクスという飲み薬が有効か否かはまだ定まっていません。私は、本人の意欲とニコチン依存度で禁煙補助薬を使うかどうか判断しています。無理だと思ったら諦めることもあります。しかしダメモトでやってみて成功した事例もあります。

今日は２人の若き薬剤師さんをこの勉強会にお連れしました。薬剤師さんこそ、禁煙支援に相応しいと思うからです。一緒に勉強して、自殺予防と禁煙治療に一緒に取り組んで行きたいものです。驚くくらい禁煙活動に熱心な市民の方も沢山おられます。医療職よ何をしているんだ！といった感じがします。在宅医療もタバコ対策も多職種連携の時代です。

参加者全員で西宮北口の禁煙スペイン料理「Vale」で美味しい昼食を頂きました。名誉会長の瀬尾先生もお元気にみえられて、拙書「禁煙で人生を変えよう―騙されている日本の喫煙者―」の出版を御報告いたしました。

集合写真

会議の様子

スペイン料理「Vale」

瀬尾先生と