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訪問看護と居宅(ケアマネ)が赤字なのはJALと同じか
2010年02月16日(火)
訪問看護ステーションと居宅(ケアマネ)をあわせた直近半年間の決算を見て驚きました。想像以上の赤字でした。累積赤字に雪が降りつもるように赤字が重なっていきます。普通の会社なら倒産か撤退です。経営のケの字も知らない素人(=私)が運営しているのですから仕方ありません。当然の帰結です。世の中の訪問看護ステーションが減る理由がなんとなく実感できます。何もしないのが経済的に一番得をすると言われれば、複雑な気持ちになります。リハビリも同じです。
一般に介護の世界は採算が厳しいと言われています。しかし私はケアマネさんが一番厳しいと思います。土日・夜間返上で働いても収入は知れています。増える一方の累積赤字を見るとなんとなく赤字を垂れ流してきたJAL問題を思い出します。訪問看護ステーションは比較的優遇されている方ですが、経営努力を怠るとすぐに赤字転落です。
ケアマネさんは本当にキツイ仕事です。これでもこの職業に身を置く人々は、高い志と自己犠牲の精神を持っています。まあ、正確にいうと熱い人とそうでない人にハッキリ分かれていますが。何の世界もそうですね。自慢話になってしまいますが私の事業所のケアマネさん達はボランテイアでも本当によく働きます。こんな頑張っているケアマネさんや訪問看護師さんに、こうした経営実態をお知らせするのはとても辛いことです。
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