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生活保護生活者のほうが、年金生活者の2倍以上裕福という現実
2010年02月27日(土)
深夜のNHKで尼崎選出の代議士、田中康夫衆議員議員の予算委員会質疑を拝見しました。日本の生活保護受給者は130万人いて3兆円の国家予算が使われているそうです。生活保護年収が年金生活者の2倍以上ある現実は、私も現場の人間として大いに矛盾を感じます。誰も言わないことを質問してくれて大変嬉しかったです。しかしJAL問題も含めてちゃんと聞いていないし、答えられない鳩山総理と前原大臣には絶望しました。
全国の福祉事務所の職員1万5千人の人件費も国の膨大な負担となっています。生活保護制度に関わるケースワーカーや民生委員の人件費も考慮すべきです。真っ当に働くものが報われる世間にしなければこの国は潰れます。
家族という形態が崩壊し、おひとりさまの老後が普通となった現代、もはや100年安心年金なぞ机上の空論だとバレています。田中氏の提唱するベーシックインカム構想の方が現在の年金制度よりずっと現実的だと思いました。田中氏はJAL問題にも切り込みましたが時間不足でした。たとえ同じ与党内でももっと真剣に議論すべきだと素人ながら思いました。
切磋琢磨が必要な、難局にあります。
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この記事へのコメント
「生活保護」・・・
私の亡き祖母は20年間寝たきりで死ぬまで生活保護受給者でした。
また叔父も67歳まで土方(ドカタ)をしていたら末期の食道がん。
首切り後収入が途絶え
治療費もなく生活保護を受け、無償にて寿命が尽きるまで医療をうけていました。
国内でも派遣切りに遭った若者が餓死する始末。
一方、自宅近所の暴力団員は皆生活保護を受給しながら高級外車に乗り贅沢三昧。
考えさせられますね。
Posted by kawasaki at 2010年02月27日 12:36 | 返信
kawasakiさま コメントありがとうございます。
強いものが弱いものを助けるのを「友愛」と呼ぶのでしょうか。
尼崎にも恵まれない弱者が沢山います。
しかし考えられないほど豊かな生活保護者も少しいます。
一方、月2万円の年金で慎ましく生活しいている人もいます。
彼らはお金がないので病院にかかれません。
生活保護者は無料なので自由にかかれます。
矛盾を感じます。
生活保護者の増加が地方自治体の財政逼迫に拍車をかけています。
やはり知恵を絞る時だとおもいます。
Posted by 和 at 2010年02月27日 04:12 | 返信
アーッ!
やってますねぇ、18時からTBSの報道特集「闇に消える生活保護費」
支給日は賭博場が満員。(怒)
Posted by kawasaki at 2010年02月27日 06:32 | 返信
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