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80歳のセミ・シニアプロゴルファー
2010年03月04日(木)
80歳の患者さんがいます。私が大腸がんを見つけて手術し、1年後に肝臓転移が見つかり、これも手術。さらにその1年後には肺転移が見つかりこれも手術。体中が傷だらけです。その後、5年間再発無く、現在は週2~3回のゴルフ場に通っておられます。冬の雨でも出かけます。ドライバーの飛距離は私以上。上手くいけば、今年あたりエージシュートを狙えそうな「セミ・シニアプロゴルファー」です。
「がん」は助かる人は助かります。当たり前ですね。特に大腸がんは大人しい「がん」なので、けっして諦めてはならない「がん」なのです。この患者さんは3回の手術を乗り越えましたが、世の中には5、6回もの手術を乗り越えた人もいます。この患者さんは完治と判定されます。なるほど医学は素晴らしく進歩しています。
この患者さんは御自身が闘病中に奥さんを亡くされました。現在は独居老人ですが、私より若い肉体を持っています。鍛えに鍛えています。ゴルフのスコアは85前後です。こんな老人も現実にいるのです。もし彼が本当にエージシュート(自分の年齢より少ないスコアでラウンドすること)を達成したら、必ず宴会を開くと約束しています。
この5年間、2週間毎に判で押したように通院しています。もしかしたら私より長生きするかもしれない、と感じるくらいの生命力です。こんなスゴイ患者さんもいるんだ!と教えてもらっています。
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