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当然大赤字のNPO法人を救えるのは寄付控除?
―これは簡単で本当に国のためになる政策です―
2010年03月07日(日)
欧米の患者会やボランテイア組織は潤沢な資金で運営されています。アメリカのⅠ型糖尿病患者会は年間200億円の予算を持っています。それは金持ちは寄付するという習慣があることだけではなく、寄付控除という税制上の工夫があるからです。一方、日本のNPO法人は大赤字で、慢性ピーピー状態です。どうすれば上手くいくのでしょうか?
簡単です。大赤字のNPO法人を救えるのは法人や個人のNPO法人への寄付控除を認めることです。これは本当に国のためになる政策です。市民の素晴らしい活動に感銘した司会者2人は、日本ホスピス在宅ケア研究会として声明文を出すことを思わず提案しました。会の終了後には「そんなこと言っても財務省が絶対うんと言わないよ」という意見も頂きました。
夜、梅村議員と会うなり、さっそくこの寄付控除についてお願いしました。すると「マニフェストにちゃんと入ってますよ」とのお答えでした。これから国会で検討されるそうです。控除を認めるとしてもどの範囲までにするかに工夫が要ります。特定の宗教団体の金集めに利用される恐れがあるからです。
世の中には、真っ白や真っ黒は稀です。大半は、薄いグレーの中で生きています。薄いグレーのどこに線を引くのかが政治の役割です。年間50~100万円を限度として優良NPO法人には寄付控除を認めるべきです。これは国益にかないます。ふるさと納税と同じくらいのハードルだと私は思います。
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