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800万人もいるムズムズ足症候群
2010年03月09日(火)
ムズムズ足症候群とは寝ようとすると、足がムズムズして眠れなくなる病気です。レストレスレッグ症候群、夜間安静保持不能症候群とも言います。この病気の院内勉強会がありました。日本に約800万人もの患者さんがいます。これって糖尿病以上です。不眠症の患者さんの中には恐らくこの病気が沢山隠れているのでしょう。実は私自身、小学生時にこの病気でした。
小学生の頃、寝ようとすると足がムズムズして眠れませんでした。親が心配して深夜に町医者を叩き起こして診せにいったこともありました。町医者は眠い目をこすりながら、「なんともない」と言われたことを覚えています。2回ほど叩き起こした記憶があります。
いてもたってもいられないのです。足を動かせばちょっとマシになります。だから夜中足を動かす必要があり、夜がイヤでした。今思い出すと、この病気そのものです。統計では子供は比較的稀で中年から初老期の病気です。なぜか女性に多いのです。脳内の鉄の欠乏と関係していると言われています。
現在、この病気がやっと認知され特効薬も出ました。パーキンソン病につかうあるお薬が著効します。800万人もいる患者さんを適切に診断し、治療できたらいいと思いました。
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