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市ヶ谷のマザー・テレサ
2010年03月16日(火)
在宅医療に携わる人間なら、彼女を知らないとモグリと言われるかもしれません。在宅医療の主役は訪問看護師さんです。医師は何もできません。死亡診断書を書くだけです。
今夜のNHK「プロフェッショナル」は訪問看護師の秋山さんのドキュメントでした。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/100316/index.html
看護の原点は訪問看護です。これは医療の原点といってもいいと私は思います。
全員がここまで頑張ることもないのですが、とにかくお手本になる看護師さんです。
心から尊敬しています。
どんなときでも、命は輝く
~訪問看護師・秋山正子~
終末期のがんや神経難病、老衰。重い病などを抱えながらも、退院して自宅で暮らしたいという人々を支える、訪問看護師のパイオニア的存在、秋山正子(59)。20年近く新宿区市ヶ谷の周辺で、150名もの在宅療養の人々を回り続けている。人々を希望で照らすその姿から、「市ヶ谷のマザー・テレサ」と呼ばれる。
秋山の仕事は、病院に出向いての退院調整から、個別の事情に合わせた療養支援、そして人生の最期を家で迎えようという人々のみとりや、家族の心のケアと幅広い。家での療養では、医師や看護師が24時間常駐している病院とは違い、容態の急変への対応や家族の介護疲れなど、さまざまな困難が伴う。秋山は、あらゆる手立てを駆使して、利用者を支える。家を訪ねた時に相手とする何気ない会話ひとつひとつにも、訪問看護師としてのプロの技が光る。
秋山が最も大切にするのは、自宅で療養する人々が、今、生きている喜びを味わえること。人は、どんな困難の中にあっても、今この瞬間を輝き、喜ぶことができると秋山は信じる。
番組では、さまざまな人々の人生と向きあう、秋山の日々に密着する。進行した胃がんを抱えながら、残された日々を家で暮らしたいと願う一人暮らしの男性。老衰の父親と、それを支える娘。都会の片隅で繰り広げられる、きずなのドラマを描いていく。(NHKホームページ 「プロフェッショナル 仕事の流儀」より)
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この記事へのコメント
先生ゴメンナサイ!今日はめったにない「何もする事の無い」日でして、日がな1日好きにPCを覗いてます。で、また来てしまいました!
実は今私の愛読某ブログにこの番組の感動コメントを見つけて、私は見れなかったのでNHKで調べて再放送の日時をあっちに書き込んだところです。そしたら先生のこの記事のアップ!なんというシンクロ!
18日午前2時45分から3時35分再放送あるそうです。つまりは今日の真夜中ですね。
ついでに「出屋敷のファーザーカズ」もいることをあちらに書き込んじゃいました。嬉しがりの出屋敷人でホントスイマセン。
Posted by チズ at 2010年03月17日 03:05 | 返信
チズさん
実は市ヶ谷だけでなく、私のところにも
「出屋敷のマザーテレサ」も「センタープールのマザーテレサ」もいます。
あまり言うと恥ずかしがるので言いません。
マザーテレサたちは、黙って、善行を重ねています。
もっとも善行とは思っていないようにも見えます。
とにかく看護師さんには頭が上がりません。
Posted by 和 at 2010年03月18日 02:37 | 返信
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