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和温療法の可能性
―鹿児島と尼崎―
2010年03月26日(金)
昨夜はもうひとつ、鹿児島大学循環器内科の鄭教授に「和温療法」の講義を受けました。「サウナのような場所に入り42度に体を温めると心不全が改善する」というお話でした。実は温めるだけではありません。和温の「和」とは文字どうり「なごむ」ことだそうです。私も自称「和」です。正面切ってそう言われるとなんだか恥ずかしくなりました。しかし、和温療法なら尼崎のソルトスタジオの方がずっと進んでいるのですが・・・
温めるといいのは古くから誰でも知っています。元来、日本人は世界で一番風呂が好きな民族です。もしかしたら世界一長寿なのは、和食もさることながら、風呂好きなのも影響しているかも知れません。和温療法施設は鹿児島に何十ケ所、全国にも数十ケ所あるそうです。
尼崎のソルトスタジオは、まさに和温療法そのものです。がん患者さんでのデータを当院で取りました。活性酸素系は改善傾向でした。42度といえば癌細胞が死滅する温度です。週2回温めるだけで効果があります。HSPの増加は3~4日続くからです。
何から何までクリニック横の「ソルトスタジオ尼崎」の方が進んでいるなーと感じながら、聞きました。鄭先生は心不全で研究されましたが。応用疾患はずっと広いと思います。大半の病気が対象になるのでしょう。いずれにせよ「マイルド温熱療法の可能性」を確信しました。
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この記事へのコメント
先生のブログを拝見して尼崎のソルトスタジオに行ってみようかとTELしましたら閉鎖しているようです。仕方がないので、中古の一人用サウナを買って試していますが素人が勝手にやっているものですから
正しいのか、効果があるのかわかりません。小生は66歳で昨年中咽頭癌、狭心症治療としてステント挿入を受けましたが挿入手術中に事故が発生して何度か意識を失ったり輸血を受けたりして現在多くの薬を処方されていますが、その副作用と思われる大量吐血が発生しました。現状はすごく元気ですが、また吐血が起きるかもしれないと主治医の先生には言われています。化学療法から抜け出せるのであればと考えて、和温療法まがいを自分でやっています。自費でも結構ですので、ご相談と、効果等の判断、その結果に基づく薬の取捨選択をお願いできますか。よろしくお願いします。
Posted by 内藤清二 at 2011年03月09日 09:56 | 返信
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