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採血性貧血
2010年04月06日(火)
珍しい病気を見つけて大学病院に紹介した患者さんから、「退院ました」との電話を頂きました。「先生、でも貧血になりました」とも言われました。どうやら「採血性貧血」のようです。
20年前、大学病院では朝6時から様々な負荷試験をやらされました。やられる方も大変ですが、やる方も大変です。いろんなお薬を飲ませて、30分、1時間、2時間、3時間と20mlずつ採血していきます。これだけでも採血量は100mlです。これを10回したら、採血量は1リットルに達し、確実に貧血になります。採血性貧血と勝手に命名しました。
この患者さんも同じような目にあったのかと想像しました。まあ大学病院とは基本的にそのようなところです。それでもついて行きたいと念じる人のみが受診するところです。大袈裟かもしれませんが、そのお陰で医学が発展してきたのも事実です。
患者さんにそう説明したら納得されました。さっそく造血剤を開始しました。
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