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麻薬患者は入所お断りという施設
2010年04月11日(日)
ようやく非がん患者さんにも麻薬の使用が認められました。欧米から数十年は遅れていますが、言ってもしかたがありません。困るのは、麻薬患者は入所お断り、という施設があることです。
麻薬という言葉に日本人は相当強いアレルギーがあります。あれは「死ぬ前の薬」、「中毒になる」などの偏見があります。「それだけは止めて!」と言われることもシバシバです。その説得には、30分以上かけます。
私はそういう施設の真意が理解できません。要するに施設側も介護職員も市民並みにアレルギーがあるのでしょう。医師や看護師のみならず、介護関係者の「麻薬への偏見」も除いていかなくてはなりません。
緩和医療普及の第一歩は、麻薬への偏見を追い払うことから始まります。
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この記事へのコメント
私は医療関係者ではありませんが、看取りの方で麻薬を在宅医の指示で看護師さんが適時使っていただいていました。
施設は駄目なのは知りませんでした。
麻薬の仕様により痛みがかなり楽になられてからを少しですが実際に見ています。
患者様の気持ちや痛み、精神的な苦痛をなんとしてでも軽減して差し上げたいものです。
私にも何かできることがあるのでしょうか。
Posted by 山崎裕子 at 2010年04月11日 11:16 | 返信
山崎さま
そのような施設もある。というだけの話です。
麻薬への偏見があります。
しかし上手く使える医師が少ないのも現実。
Posted by 和 at 2010年04月12日 11:28 | 返信
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