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肺がんが多い理由
2010年04月14日(水)
尼崎に肺がんが多い理由に、昔のアスベストや大気汚染の影響と喫煙率があるのではないかと考えています。前者はいまは改善されました。後者(喫煙率)も下がっています。某高校の生徒の喫煙率をみても激減しています。このように喫煙率は年々低下しているのに、肺がんで亡くなる人は増えています。どうしてなのでしょうか?
今日のブログは、がん関連で3発です。以下、読売新聞からの引用です。
たばこは多くの発がん物質を含み、がんの原因の3分の1を占めるとされる。なかでも肺がんは、喫煙と強く関係しており、喫煙者の方が男性で4・4倍、女性で2・8倍なりやすい。
日本での肺がんによる死者は1960年に5000人余りだったのが、98年には5万人を超え、胃がんを抜いてがんの種類別死亡原因のワースト1になった。その後も増え続け、2008年は約6万7000人が肺がんで亡くなっている。
でも、たばこを吸う人は減っているのに、なぜ?
国立がん研究センターたばこ政策研究プロジェクトリーダーの望月友美子さんは、「がんは、正常細胞がゆっくりとがん化していく病気。このため、喫煙率低下の影響が表れるのには、時間がかかる」と説明する。
世界でいち早く、たばこによる健康被害に警鐘を鳴らし、1960年代半ばから消費量が減り始めた米国でも、肺がん死亡率が低下に転じたのは90年代に入ってから。約25年かかった。
日本人男性の喫煙率は60年代半ばから年々下がり、09年は39%にまで下がった。だが、たばこ消費量全体の伸びに歯止めがかかったのは90年代半ばになってから。「米国の例をあてはめると、日本で肺がん死亡率が減るには、あと10年かかる計算になる」と、望月さん。
日本人男性の喫煙率は、欧米先進国に比べると、まだまだ高いのも問題だ。20~50歳代では40%を超える。むしろ、たばこを自由に手に入れることができなかった戦後混乱期に青年期を迎えた1930年代後半生まれの人の肺がん死亡率は低い。
ちなみに、がんで亡くなる人が増えている最大の要因は、実は寿命が延びたことだ。高齢化の影響を排除した「年齢調整死亡率」でみた場合には、男性の肺がん死亡率は90年代後半から下がり始めている。ただし40年代生まれの患者が増えることで、再び上昇に転じるとの見方もある。
禁煙の効果は、個人レベルではもっと早く表れる。国際機関の研究では、禁煙後5~10年以内で肺がんの危険は減り、禁煙期間が長いほど危険度が下がる。大阪府立成人病センターがん相談支援センター所長の大島明さんは、「たばこの価格を継続して大幅に引き上げる、職場、公共の場所を禁煙化するなどの対策が重要だ」と訴える。
(利根川昌紀)
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この記事へのコメント
たばこを 吸わないからと 安心している場合ではないのですね。
先生は 温熱治療に ご興味ないですか?
昨今 間質性肺炎も 難病で 増えています。
その間質性肺炎さえも、元気回復させていた健康機器が 今年1月から 管理医療機器となり、その代理店をしています。
末期がん ガン難民でさえ、元気回復させている家庭用温熱治療機器です。
ドクターのサインがあれば、高額医療機器の免税控除製品です。
そのサインをしてくださるお医者様を 探しています。
京都におられるのですが、大阪からは 遠いので、近くのお医者様をさがしています。
温熱治療に ご興味あられますか?
ぜひ、説明させていただきたいです。
Posted by midorin at 2010年04月16日 02:14 | 返信
温熱療法ですか?
興味があるというか、毎日、実行しています。
うちの隣に「ソルトスタジオ」という、世界で初めての温熱療法施設が
できました。 http://www.salt-studio.jp/
42度のマイルド温熱療法です。
当院の患者さん約20名の協力いただき臨床治験をしました。
HSPが3日間上昇することはすでに分かっているので、昨年は、活性酸素について
イタリア性のフラス4という機械で、BAPとd-ROMという指標を測定しました。
改善しましかたが、あまりにも多忙なため、まだ学会発表できていませんが。
今日も、当院のがん患者さんが利用されました。
Posted by 和 at 2010年04月20日 11:52 | 返信
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